【東京・おでかけ】疲れたあなたに! ぼーっとできる場所15選

【東京・おでかけ】疲れたあなたに! ぼーっとできる場所15選

自然・絶景

2024/03/01更新

「明日は休み!」だけど、話題のスポットや人混みは避けて、東京でぼーっとできる場所を探している……疲れているとき、癒やしを求めているときは、季節ごとの楽しみ方ができる自然スポットや、散策スポットを訪れたいものですね。東京と聞くと、雑踏する街を思い浮かべる方も少なくありません。しかし、実は東京は、大きな公園や美しい植物があふれる庭園といった屋外スポット、静かに過ごせる博物館やギャラリーなどの室内スポット、神社仏閣が多く点在する都市でもあります。今回は、そんな東京のぼーっとできる場所をご紹介! 「いつもの近所のカフェ」で済ませるのではなく、ちょっと足を運んでみませんか?

【千代田区】日比谷公園

日本初の西洋風公園は駅チカでアクセス良好!

地下鉄日比谷駅からすぐの「日比谷公園」は、1903(明治36)年に開園した日本初の西洋風公園です。首都東京にふさわしい、近代的な公園を目指して設計・造成されました。園内には、季節ごとに整備される花壇やゆっくりと腰掛けられるベンチが配置されているため、ぼーっと過ごすには最適! 天気の良い日はコーヒーを片手に、園内の散策を楽しむのもおすすめです。

【中央区】浜離宮恩賜庭園

国の特別名勝・特別史跡!徳川将軍家の庭園

11代将軍・徳川家斉(いえなり)の時代に、ほぼ現在の姿になったとされる庭園。徳川歴代将軍によって造園・改修が行われた園内は、潮の満ち引きを利用した「潮入の池」など国の特別名勝・特別史跡ならではの見どころが満載です。「中島の御茶屋」では、甘味がオーダーできます。庭園の風景を眺めながら抹茶や和菓子をいただく、優雅な時間を過ごしてみては?

【港区】有栖川宮記念公園

秋の紅葉はとくに美しい都会のオアシス

麻布台地の地形を象徴する、丘や渓谷のある変化に富んだ地形の公園。元は南部藩の下屋敷だった場所が、1896(明治29)年に有栖川宮家(ありすがわのみやけ)の御用地となり、のちに一般開放されたものです。都内屈指の自然豊かな公園は、四季の草花が織りなす風景のなかでも、秋の紅葉がとくに美しいといわれています。都会のオアシスで、季節の変わり目や鳥のさえずりを感じる時間をお過ごしください。

【港区】根津美術館

表参道の美術館には国宝や重要文化財も!

実業家・政治家の根津嘉一郎(ねづ かいちろう)が蒐集した日本と東洋の古美術作品を保存、展示する美術館。コレクションには国宝7件、重要文化財・美術品180件以上を含み(2021年12月末時点)、名品を厳選して紹介しています。「根津美術館」を訪れるなら、趣のある庭園散策もお忘れなく。自然景観を表現した庭で、四季の移ろいが堪能できます。

【港区】マクセル アクアパーク品川

音・光・映像でつくる幻想的な海の生き物の世界

「室内」の東京でぼーっとできる場所をお探しの方は、何度訪れても違った情景が待ち受ける水族館をチェック。品川駅から徒歩約2分の「マクセル アクアパーク品川」は、デジタルテクノロジーを駆使した演出で、海の生き物の魅力を伝える都市型水族館です。約350種2万点の生物が棲んでいます。プロジェクションマッピングと生き物の姿が融合した、幻想的な世界に没入できますよ。

【新宿区】明治神宮

そうだったの!? 「永遠の杜」はなんと人工林

明治天皇と昭憲(しょうけん)皇太后を祭神に祀る神社。初詣の参拝者数は日本一とにぎやかな一方、普段は大きく成長した杜(もり)と神気に包まれた厳かな空間が広がっています。深い森は、全国から献木された約10万本の木々を植栽した人工林ですが、時を経て自然の林相となる「永遠の杜」を目指して造成されたもの。内苑には、カフェや芝地といったリラックススペースもあります。

【台東区】上野恩賜公園

約54万平方メートルの公園は併設施設も充実!

観光エリアの上野に位置し、敷地内には美術館や博物館などのミュージアム、飲食店やショップのほか、運動施設まで併設する都立公園。ここは日本を代表する「桜の名所」としても知られますが、春以外の季節でも多くの植物であふれています。ひとりでぼーっとできる場所にするには十分の自然、施設設備がそろう日本で最初の都市公園です。

【墨田区】すみだリバーウォーク

ライトアップも見逃せない! 全長約160mの遊歩道

東京でぼーっとできる場所をお探しの方は、夜の「すみだリバーウォーク」を訪れてみてはいかがですか? 下町・浅草と東京スカイツリーなどがあるエリアを相互アクセスできる遊歩道は、夜風にあたりながら歩いたり隅田川の水面を眺めたりと過ごし方は自由! 遊歩道は日没後ライトアップされるので、その光景をご覧になるのもおすすめです。

【目黒区】目黒川

おしゃれなショップも立ち並ぶお花見スポット

約8kmに渡って流れ、やがて東京湾に合流する「目黒川」は、両岸が桜並木のお花見スポットでもあります。街の喧騒とは打って変わって、ゆったりした雰囲気が特徴の目黒川沿いエリア。周辺にはおしゃれなショップやカフェなどの飲食店、美術館・ギャラリーが点在するため、マイペースな時間を過ごしたい方にぴったりの場所です。

【世田谷区】等々力渓谷公園

大都会だとは思えない大自然を満喫しよう!

武蔵野台地が侵食され、その形を成した「等々力(とどろき)渓谷」。多摩川に合流する谷沢川(やざわがわ)に沿って設けられた遊歩道を進めば、そこはまるで別世界! 東京にいるとは思えないダイナミックな自然が広がります。また、園内では古墳時代末期~奈良時代にかけて構築された横穴古墳が見られるなど、自然の力だけでなく、この地域の地理や歴史も感じられます。
※2023年9月4日より全木調査を実施しているため、公園への立ち入りと、遊歩道の通行が数カ月程度できません。

【江戸川区】葛西臨海公園

公園面積ランキング第2位の海を臨む公園

都内有数の敷地面積を誇る「葛西臨海公園」は約78万平方メートルと、23区内にある公園では2番目の広さです。5つのゾーンで構成される園内にはバーベキュー広場や水族園、観覧車もあり、1日中過ごせるのが魅力! 売店やレストラン、休憩舎も完備されているので、のんびりと過ごしたい方にも絶好のスポットです。

【武蔵野市】井の頭恩賜公園

見事!浮世絵にも登場する池と桜の絶景

多様な植物が自生し、生き物が暮らす池や御殿山(ごてんやま)のある公園。住宅地に隣接する都市公園ながらも多くの自然が残る、癒やしスポットです。浮世絵にも描かれた「井の頭池」を囲うように植えられた約200本の桜は、春の満開を迎えると水面に映え、散った花びらで池を薄桃色に染めます。なんとも風情のある景色が見られる公園で、ひとりでぼーっとするなんて、贅沢な時間の使い方ですね。

【武蔵野市】井の頭自然文化園

リスを放し飼い!? 自然文化を身近に感じられる

1942(昭和17)年に開園した「井の頭自然文化園」は、動物園だけでなく彫刻館・資料館やミニ遊園地などを併設。多くの日本産動物を飼育するなかで「ニホンリス」を放し飼いする展示、野生の生き物が集まるしかけを施した「いきもの広場」を公開するなど、生き物をより身近に感じられる取り組みに力を入れています。日常生活から離れ、動物たちの姿にほっこりする時間をもってみませんか?

【町田市】町田薬師池公園 四季彩の社 薬師池(薬師池公園)

町田市の彩り豊かな公園で一息ついてみては?

薬師池(やくしいけ)は、地域に個性や魅力をもたらす「東京都指定名勝」「新東京百景」「日本の歴史公園100選」に選ばれる、町田市を代表する公園。“四季彩の杜(しきさいのもり)”という名にふさわしく、春夏秋冬の花々が訪れる人々の目を楽しませています。池のそばにある「やくし茶屋」では、お団子やあんみつといった昔ながらの甘味がいただけます。あまりのおいしさに、花より団子になるかもしれませんね。

【西多摩郡】秋川渓谷

都心から1時間ほどの景勝地でリフレッシュ!

あきる野市から樽原村(ひのはらむら)まで、約20kmに及ぶ清流「秋川渓谷」。都心から車で1~2時間ほどの場所にあるにも関わらず手つかずの美しい自然が残る景勝地は、コンクリートジャングルから抜け出し、ひとりでリフレッシュしたい方にぴったり! また、アユやヤマメなどの渓流釣り、バーベキューやキャンプなどアウトドアを楽しみたい方にも理想的なロケーションでしょう。

意外とたくさんある! ひとりでぼーっとできる場所・東京編

高層ビルや人混みのイメージが強い東京ですが、都心でも、ひとりでぼーっとできる場所がたくさんあることがわかりました。また、一歩足を延ばせば、季節ごとに表情が変わる大自然を満喫できる場所へたどり着きます。ぼーっとできる場所を東京から関東エリアまで広げて探せば、もっと自分好みのスポットが見つけられるかもしれませんね。なお、広い屋外スポット以外は、人出の多い土・日曜日・祝日を避けて平日に訪れたほうが、よりひとりでぼーっとできますよ!

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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