【横手市から車で1時間】道の駅も!おすすめの日帰りドライブスポット7選

【横手市から車で1時間】道の駅も!おすすめの日帰りドライブスポット7選

自然・絶景

2024/08/09更新

横手市は秋田県の内陸部に位置し、岩手県と接しています。市内には、秋田県の沿岸部から岩手県沿岸部までの東西を結ぶ国道107号線と、秋田県南部から県庁所在地の秋田市までを結ぶ国道13号線が南北に通っています。また高速道路の秋田自動車道と、有料道路の湯沢横手道路が横手市で交わる道路網が整備された街で、山形県や岩手県方面へアクセスしやすいのが特徴です。横手市から1時間台の日帰りドライブで行けるエリアには、秋田県内の迫力ある大自然をはじめ、岩手県の歴史ある寺社や地元グルメが味わえる道の駅など、東北の魅力を感じられるスポットが数多く点在します。本記事では、横手市から車で1時間台の日帰りドライブで行ける、おでかけスポットや道の駅から、おすすめの7カ所を紹介します。

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秋田県

湯沢

湯沢エリアは、横手市より30分弱から1時間弱のドライブで到着します。秋田県南部の内陸に位置する、雪深いエリアです。日本三大霊場のひとつである川原毛(かわらげ)地獄や、滝そのものが温泉で、滝つぼや渓流が自然の露天風呂になっている川原毛大湯滝などが夏秋を代表する観光スポットになります。秋の宮や小安峡(おやすきょう)の山深い温泉地でも、自然が織り成す景観と、渓谷のせせらぎを耳にしながらの湯浴みを満喫できます。また冬の大イベントは、民族行事として古い歴史を持つ「犬っこまつり」です。

【湯沢】小安峡 大噴湯

湯けむり漂う渓谷美と迫力ある大噴湯

小安峡 大噴湯(おやすきょう だいふんとう)は、栗駒(くりこま)山麓の皆瀬川(みなせがわ)上流に広がる美しい景勝地です。約4kmに渡る深いV字谷が織りなす渓谷美が特徴で、新緑や紅葉の名所としても知られています。断崖の裂け目から轟音とともに湯けむりがあがる大噴湯はまさに圧巻です。遊歩道からは、迫力ある大噴湯の様子を間近に観察できます。
※冬期や川の増水時などは、大噴湯への遊歩道が通行止め。

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秋田・由利本荘

秋田・由利本荘(ゆりほんじょう)エリアは、横手市より1時間弱から1時間半のドライブで到着します。秋田県の南西部に位置し、日本海に位置するエリアです。秋田エリアは史跡が数多く残っていることも相まって、秋田城跡歴史資料館や秋田県立博物館などが点在。8月には、江戸時代から続く秋田竿灯(かんとう)まつりが行われ、街は賑わいます。由利本荘エリアは、映画のロケ地にもなった法体(ほったい)の滝や、約250点のハーブが栽培されているハーブワールドAKITAなどの観光スポットが点在。また由利本荘市から山形県酒田市までのエリアは、鳥海山・飛島(ちょうかいさん・とびしま)ジオパークに登録されている山と海の自然が豊かなところです。

【秋田・由利本荘】元滝伏流水

鳥海山が生み出す水の芸術

元滝伏流水(もとたきふくりゅうすい)は、「平成の名水百選」に選ばれた景勝地です。鳥海山の伏流水が岩肌一帯から絶え間なく噴き出す様子は、滝のようにも見えます。苔生した岩肌と白い水しぶきが作り出す美しいコントラストを一目見ようと、多くのカメラ愛好家が訪れる人気スポットです。この伏流水の水温は年間を通して約10度に保たれているため、夏には気温との温度差で発生した霧があたりを包み、清しげな雰囲気を演出。秋は周囲の紅葉と相まって、色鮮やかで芸術的な風景を望めます。

【秋田・由利本荘】鳥海山(秋田県)

東北の秀峰で四季折々の絶景を楽しむ

鳥海山は、秋田県と山形県にまたがる標高2236mの独立峰で、東北地方では2番目に高い山です。その秀麗な姿から「出羽(でわ)富士」とも呼ばれています。鳥海ブルーラインを車で走ると、5合目の鉾立(ほこだて)展望台へとアクセスが可能。この展望台からは、日本海や奈曽(なそ)渓谷を一望でき、春は新緑、秋には紅葉で色づく四季折々の美しい景色を望めます。

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田沢湖・角舘

田沢湖・角舘(かくのだて)エリアは、横手市より1時間前後のドライブで到着します。秋田県の東部の中央部に位置し、岩手県との隣接するエリアです。8月に実施される「大曲(おおまがり)の花火 全国花火競技大会」は、全国的にも有名な夏の風物詩。田沢湖エリアは、日本で最も水深が深いカルデラ湖の田沢湖が有名です。田沢湖周辺の大自然を鏡写しにする瑠璃色の湖面は、息を吞むほどの美しさを誇ります。湖畔には、湖とのコントラストが神秘的な赤い鳥居の立つ御座石神社(ござのいしじんじゃ)や、アウトドアのアクティビティが楽しめるかたまえ山森林公園などが点在。田沢湖を一望する、田沢湖高原・乳頭(にゅうとう)温泉郷の湯めぐりもおすすめです。角館エリアは、「みちのくの小京都」と呼ばれ、黒板塀の武家屋敷や商家などによる町並みが残ります。桜や紅葉などの時期は、風情ある景観です。

【田沢湖・角舘】たつこ像

湖面に映える黄金色の乙女像

たつこ像は、日本一の水深を誇る田沢湖の岸の近くに立つ、黄金色のブロンズ像です。彫刻家の舟越保武(ふなこしやすたけ)により造られたこの像は、伝説の美少女といわれた「たつこ姫」をモデルにしており、田沢湖のシンボルとして知られています。瑠璃色の湖面を背景にした眺めは、地元の人々や多くの観光客を魅了します。

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岩手県

花巻・北上・遠野

花巻・北上・遠野(はなまき・きたかみ・とおの)エリアは、横手市より1時間弱から2時間弱のドライブで到着します。岩手県の中央部に位置する内陸のエリアです。花巻エリアは童話・詩の作家として知られる宮沢賢治の出身地であり、宮沢賢治記念館や宮沢賢治童話村などの観光スポットが多数点在します。北上エリアは、東北有数の屋外博物館であるみちのく民俗村や、約2kmにわたって桜並木を楽しめる北上展勝地(きたかみてんしょうち)、天照御祖(あまてらすみおや)神社などが有名です。遠野エリアは、カッパの伝承が伝わるカッパ淵や、農村体験ができる遠野ふるさと村など、里山の風景や自然の恵みを味わえるスポットが人気です。

【花巻・北上・遠野】道の駅 遠野風の丘

丘の上に立つ風車が目印の道の駅

道の駅 遠野風(とおのかぜ)の丘は、大きな風力発電の風車が立つ小高い丘の上にある道の駅です。展望デッキからは、遠野の田園風景や猿ヶ石川(さるがいしがわ)の景色を一望できます。併設のフードホールでは、遠野市民のソウルフードであるバケツジンギスカンを提供しており、小腹が空いたらドライブの途中で立ち寄るのもおすすめです。

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奥州・平泉・一関

奥州・平泉・一関(おうしゅう・ひらいずみ・いちのせき)エリアは、横手市より約1時間弱から1時間半のドライブで到着します。岩手県の南端に位置するエリアです。奥州エリアでは、白鳥舘遺跡(しろとりたていせき)や胆沢(いさわ)ダムなど、自然豊かなスポットが点在します。平泉エリアでは、中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)などの世界文化遺産「平泉」の寺院や、国指定の史跡などの歴史的な観光スポットが点在。一関エリアでは、昔ながらの酒づくりを紹介する世嬉の一酒(せきのいちさけ)の民俗文化博物館や、世界のガラス工芸品が並ぶサハラガラスパークなどの体験スポットがあります。

【奥州・平泉・一関】陸中一宮 駒形神社

勝負運を授かれるパワースポット

陸中一宮 駒形神社(りくちゅういちのみや こまがたじんじゃ)は、1500年もの歴史を誇る岩手県の中でも格式高い神社です。駒ケ岳(こまがたけ)を御神体とし、馬の守護神を祀ることから、勝負運や運命開拓のパワースポットとして知られています。毎年5月には子供騎馬武者行列が行われ、50頭の馬や有名な武将に扮した子どもたちが市内を巡行します。また、境内には鹽竃(しおがま)神社、山神社、水沢招魂社(みずさわしょうこんしゃ)があり、交通安全や必勝祈願、方位除けなどの多様な御利益が授かれます。

【奥州・平泉・一関】道の駅 厳美渓

一関の郷土料理と歴史知る道の駅

道の駅 厳美渓(げんびけい)は、国道342号沿いにある道の駅で、渓谷の名勝である厳美渓へのアクセスも良好な場所です。施設内のレストランでは、一関の郷土料理である餅料理を中心に、地元の味覚を堪能できます。そのほか、隣接する一関市博物館では、一関の歴史を紹介した資料を展示しており、一関の魅力にふれられるスポットです。

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まとめ

本記事では、横手市より車で1時間台の日帰りドライブで行けるおでかけスポットから、おすすめの7カ所を紹介しました。木々の緑が深く鮮やかになるこの季節には、名勝や道の駅、神社など、紹介してきたおでかけスポットへのドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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