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発信日:2024年05月30日
2024年07月03日(水)〜08月25日(日)
入場料:詳細は公式HPをご確認ください
人気シリーズが九州初上陸!
3月~6月に東京・国立科学博物館で開催されている「大哺乳類展3―わけてつなげて大行進」の巡回展が2024年7月3日~8月25日の期間に、福岡市博物館にやってきます。
本展は生物多様性研究の礎となる「分類」と「系統」がテーマ。現在6,500種以上存在するとされ、世界中の陸上、水中、地中、さらに空とさまざまな環境で生きる哺乳類を、見た目や内部の特徴、DNAなどをもとに分類し関係性をつなぎあわせることで浮かび上がるさまざまな「ふしぎ」に迫ります。
最大のみどころは、国立科学博物館が誇る剝製標本が約200点「大行進」するエリア。トラ、パンダ、オカピやアザラシに、小さなモモンガやモグラまで、自然界でも動物園でも見られない賑やかな「共演空間」をお楽しみください。アジアゾウの全身骨格や、シロナガスクジラの心臓の実物大レプリカなどにも注目です。
東京会場での「哺乳類大行進」の様子(撮影:山本倫子)
東京会場での「アジアゾウの全身交連骨格」の展示の様子(撮影:山本倫子)
※本展は2024年3月16日~6月16日まで東京・上野の国立科学博物館で開催された特別展「大哺乳類展3」の内容を一部再編成して巡回しています。
見どころ
・似ているけれど違う、似ていないけれど同じ!? 哺乳類の進化の不思議に迫る!
フクロモモンガは、一見似ているニホンモモンガやムササビとは全く別のグループに分けられます。一方、見た目も生態も全く異なるカバとイルカは実は同じグループ。こうした「見た目は似ているけれど本質は違う」や「見た目は似ていないけれど本質は同じ」の例を見ることは、哺乳類研究の魅力のひとつ。会場では、分類の手がかりとなる骨格や内臓などの貴重な標本も見比べながら、哺乳類の進化・多様化の不思議や適応の素晴らしさを楽しく学ぶことができます。
・大迫力の「哺乳類大行進」!
会場内の大ステージでは、国立科学博物館が誇る哺乳類の剝製標本が「大行進」!
陸と海の哺乳類あわせて約200点の標本が、本展のテーマに即して関係性の近いグループごとに行進する様子を楽しめます。
・クジラの心臓の大きさを体感!初公開の標本たちも登場!
国内では唯一となるキタゾウアザラシの剝製標本をはじめ、アジアゾウの全身交連骨格、赤ちゃんクロサイ、プーズー、キボシイワハイラックスの剝製標本などが初公開。分類の手がかりになった頭骨や骨盤骨、内臓も含め約30 点の標本がお披露目となります。本展で初公開となるこれらの標本に加え、カモシカの剥製標本など福岡会場で追加展示となる標本も登場します。そして、カナダのロイヤルオンタリオ博物館が所蔵する、現在地球上で最大の動物であるシロナガスクジラの心臓が、実物大レプリカになって登場! 圧巻のスケールをご体感ください。
大哺乳類展―わけてつなげて大行進【福岡市博物館】
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