【四国】愛媛県のおすすめキャンプ場13選 周辺観光スポットもご紹介
2024/09/26
2023/08/31
愛媛観光の定番スポット・道後温泉は、『日本書紀』や『万葉集』にも登場する歴史ある温泉地で、日本最古の温泉ともいわれています。温泉街のシンボルは、国の重要文化財でありながら現役の公衆浴場でもある「道後温泉本館」。2023年現在、保存修理工事中ですが、一部の施設を使用して営業を継続しています。そして、2024年12月の工事完了に先立ち、2024年7月に全館営業再開の予定です。本館を中心とした道後温泉街には、多くの温泉宿をはじめ、食事処やカフェ、土産物店などの商業施設が立ち並び、歴史ある寺社や足湯などの立ち寄りスポットも豊富。徒歩で巡ることができるコンパクトな温泉街を浴衣で粋なお散歩デートするのもおすすめです。
この記事の目次
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温泉街のアクセス拠点で、路面電車の終着駅でもある「道後温泉駅」目の前の足湯広場「放生園」。道後観光のスタート地点として持ってこいのロケーションで、湯釜から絶え間なくあふれる道後温泉の源泉に足を浸しながら旅のプランを立てたり、予定をチェックしたりしたいものです。足湯の横にあるカラクリ時計は、1時間ごと(時期により30分ごと)に、時計の中から夏目漱石の小説『坊っちゃん』の登場人物が現れて、私たちの目や耳を楽しませてくれます。
放生園・足湯
道後温泉駅から道後温泉本館まで続くL字型のアーケードで、土産物店、食事処、カフェなど約60店舗が軒を連ねる道後のメインストリート。外湯をめぐる前後にぶらりと立ち寄って、愛媛の郷土料理を味わうもよし、名産品をゲットするのもよし、カフェでみかんスイーツをいただくのもよしで、それぞれの楽しみ方ができるオールマイティな商店街です。
道後ハイカラ通り
楼門へと一直線に続く135段の石段が有名な古社。石段を上った先にある鮮やかな朱塗りの社殿は、江戸時代初期に松平定長によって建て替えられたものです。社殿は日本に三社しかない整った八幡造りで、全体が国の重要文化財に指定されています。
伊佐爾波神社
道後温泉街のシンボルで、県内外はおろか、世界中からも観光客を集める日帰り入浴施設の「道後温泉本館」。明治27(1894)年に改築されてから、幾度も増改築を繰り返しており、そこここに、さまざまな時代の建築様式が見られる味わい深い建物になっています。2023年現在、保存修理工事を行いながら、一部施設を利用して営業を継続していますが、改築130周年を迎える2024年7月には、いよいよ全館で営業を再開する予定です。
道後温泉本館
道後随一のパワースポットで、SNS映え抜群のフォトジェニックスポットとしても有名なお寺です。恋愛成就のご利益があるといわれており、近年、多くの若者やカップルが祈願に訪れることでも知られています。仏堂の周りに数多く結び付けられた「お結び玉」は、縁結びのご利益があるとされることから、参拝者が願いを込めて奉納したもので、そのカラフルで可愛い様子が写真映えすると人気が急上昇! 参拝者が絶え間なく訪れる道後のマストスポットです。
圓満寺
面積約8.5ヘクタール、直径約350mのほぼ円形状で、14世紀前半から16世紀後半にかけて約250年間存続した湯築城の城跡。四季を通して美しい自然を楽しむことができ、桜の名所としても有名な公園です。ほかにも、湯築城に関する資料が展示される資料館や当時の様子を復元した武家屋敷、松山市街地が一望できる展望台、日本最古の湯釜など、見どころが豊富にあります。
道後公園(湯築城)
「ぎやまん」や「びいどろ」などと呼ばれる和ガラスを中心に、ガラス工芸品約300点を展示するミュージアム。館内は赤と黒を基調にしたモダンな造りで、間接照明に照らし出された美しいガラス工芸品の数々をゆっくり鑑賞できる大人な雰囲気の空間になっています。ヨーロピアンガーデンに面したエントランス周辺の美しい景観も要チェックポイントです。
道後ぎやまんガラスミュージアム
「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語を愛媛県の伝統工芸品などを使って演出した日帰り入浴施設。平成29(2017)年にオープンし、道後の新名所として大人気の施設になりました。館内には大浴場のほかに、日本唯一の皇室専用浴室の「又新殿」を再現した「特別浴室」や、「大広間休憩室」、趣向を凝らした5つの「個室休憩室」などもあり、4種類の入浴コースの中から好みのものを選んで入浴&休憩ができます。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
昭和28(1953)年にできた市民御用達の日帰り入浴施設。飛鳥乃湯泉に隣接しており、蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気の建物で、本館と同じ道後の「源泉掛け流し」の湯です。花崗岩の浴槽に道後温泉特有の湯釜が配され、シンプルながら情緒あふれる浴室でゆったりと湯あみが楽しめることから、本館や飛鳥乃湯泉と並ぶ人気の施設になっています。
高低差約20mの冠山の上に建つ足湯で、目の前に「道後温泉本館」や、道後の街並みを一望できる絶景スポットです。道後の源泉を引いた足湯に足を浸しながら、高台から本館の全体像を見下ろせるベストビュースポットでもあります。道後温泉本館は2023年10月末までは、画家・大竹伸朗氏の作品「熱景/NETSU-KEI」に覆われた保存修理工事中の姿を、2024年7月からは全館営業再開した姿を眺めることができます。
道後温泉 空の散歩道
665年に建設され、1360年余りの歴史を誇る「宝厳寺」は、伊予鉄道道後温泉駅から徒歩約7分の場所に位置しています。本堂と庫裏、並びに重要文化財であった木造一遍上人立像は2014年に起きた火災で焼失してしまいましたが、現在はチャリティーグッズなどを作り集まった寄付金により再建されています。また、嫉妬心や欲望などの雑念を紙に書いて水とともに洗い流す"捨莉紙"を体験することもできるため、道後温泉に訪れた際はあわせて立ち寄ってみましょう。
宝厳寺
歴史ある道後温泉街には、食事処やカフェ、土産物店、立ち寄りスポットが充実していて温泉以外にもお楽しみがいっぱい。もちろんデートの目的地としても最適な場所です。2024年7月には温泉街のシンボル「道後温泉本館」が全館で営業を再開する予定で、全国から多くの観光客が訪れることが予想されます。全館営業再開前のこの時期に、今しか見られない“道後”にふれてみるのもいいかもしれませんね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:Clay
放生園・足湯
JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで25分、終点下車すぐ
道後ハイカラ通り
[電車]JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで25分、終点下車すぐ
伊佐爾波神社
[電車]JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで約25分、終点下車徒歩約10分
道後温泉本館
[電車]JR松山駅から伊予鉄道松山市内電車道後温泉行きで約25分、終点下車徒歩約5分
圓満寺
JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで25分、終点下車、徒歩7分
道後公園(湯築城)
伊予鉄道「道後公園駅」からすぐ
道後ぎやまんガラスミュージアム
JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで25分、終点下車、徒歩7分
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
[電車]JR松山駅から伊予鉄道松山市内電車道後温泉行きで約25分、終点下車徒歩約3分
道後温泉 空の散歩道
[電車]JR松山駅から伊予鉄道松山市内電車道後温泉行きで約25分、終点下車徒歩約3分
宝厳寺
[車]松山自動車道松山ICより約20分 [電車]伊予鉄道城南線道後温泉駅より徒歩約7分