【中国地方・広島】原爆ドーム周辺で訪れたいおすすめ観光スポット15選

2024/08/23

【中国地方・広島】原爆ドーム周辺で訪れたいおすすめ観光スポット15選

原爆ドームとは1945(昭和20)年の原子爆弾投下で被爆した建造物で、恒久平和の大切さを現代に伝える象徴として知られています。多くの観光客が訪れる場所であり、広島観光で欠かせない大切な場所です。そんな原爆ドームの周辺には、ほかにも平和の大切さを改めさせられる場所や、広島市街を一望できる場所、また広島のお好み焼きを堪能できる場所など、さまざまな観光スポットが点在しています。本記事では、原爆ドーム周辺で訪れたい観光スポットのおすすめ15選をご紹介します。

ひろしまリバークルーズ

広島市街を船から眺められる

ひろしまリバークルーズは元安川や本川、京橋川を使って、広島市内を巡る遊覧船です。3つの遊覧コースが用意され、原爆ドームや空鞘稲尾神社(そらさやいなおじんじゃ)、猿猴橋(えんこうばし)や似島(にのしま)、江波(えば)漁港などの広島の観光名所が眺められます。観光ガイドが解説しながら遊覧するため、クルージングならではの特別な景色を見逃すことなく、堪能できます。遊覧以外にも水上サイクリングや小さなボートなども乗れるため、少人数からグループまで幅広く楽しめますよ。

空鞘稲生神社

多くのご神徳が得られる、歴史深い神社

空鞘稲生神社(そらさやいなおじんじゃ)は、約490年前から広島市中区に鎮座する神社です。祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」「宇氣母智神(うけもちのかみ)」「和久産巣日神(わくむすひのかみ)」であり、商売繁盛や開運、子孫繁栄などのご神徳があるとされています。1945(昭和20)年の原子爆弾投下によって被爆しましたが、その後に芽吹いたとされる「原爆クスノキ」はご神木として祀られています。

SEND Hiroshima

自分だけのオリジナルキャンドルが作れる

広島電鉄袋町(ふくろまち)電停より徒歩約6分にあるSEND Hiroshima(センド ヒロシマ)は、キャンドル作りが体験できる専門店です。体験メニューはアロマキャンドルや人形、ボタニカルキャンドルなどのキャンドルの種類によって選択可能。所要時間約30分から2時間で、オリジナルキャンドルが完成するため、観光中でも気軽に体験ができます。また、より凝ってキャンドルを作りたい方のために、コースレッスンも用意されています。

鶴羽根神社

幅広いご神徳があり、季節ごとの授与品も人気

鶴羽根神社(つるはねじんじゃ)は広島県東部に位置する、約920年前に建立された神社です。祭神に八幡三柱の神として応神天皇、神功皇后、仲哀天皇を祀り、妹背二柱の神として「伊邪那伎命(いざなぎのみこと)」「伊邪那美命(いざなみのみこと)」が祀られています。安産祈願や厄除け、家内安全や商売繁盛など、幅広いご神徳が得られるとされます。季節ごとの授与品も数量限定で用意され、多くの参拝客から人気です。

広島東照宮

歴史を超えて現存する重要有形文化財

JR広島駅より徒歩約12分の距離にある広島東照宮は、徳川家康を祭神とする由緒あるお宮です。安産祈願や厄除けなどのご利益があるとされ、七五三や神前結婚式、初詣などで多くの参拝客が訪れています。境内にある唐門や翼廊、本地堂などは広島市の指定重要有形文化財に指定されています。また境内社である金光稲荷神社も鎮座しており、朱塗鳥居が約120基立っている参道も見どころです。

広島城

広島市街を見渡せる天守閣の展望台

広島城は1589(天正17)年に毛利輝元(てるもと)によって築城された、広島観光の名所となるお城です。名古屋城とともに日本三大平城と言われています。天守閣は原子爆弾投下によって全壊してしまいましたが、1958(昭和33)年に外観が復元されました。また内部は博物館として常設の展示や期間限定による企画展があります。

縮景園

和の景色が感じられる、美しい庭園

縮景園(しゅっけいえん)は広島藩主である浅野長晟(あさのながあきら)の別邸として造園された、広島を代表する大名庭園です。原子爆弾の影響を受けたものの、およそ30年もの歳月をかけて復元できています。園内には桜や梅、カエデやイチョウなどがあり、池や橋とともに四季折々の美しい姿を見せてくれます。

ひろしま夢ぷらざ

名産品と情報が集う、アンテナショップ

広島市中区の本通に位置するひろしま夢ぷらざは、広島県の名産品が揃うアンテナショップです。店頭では生産者による野菜や海産物の直売も実施され、広島観光のお土産を購入するのに最適。広島県内の情報も提供しており、さまざまな旬な情報が手に入ります。

広島平和記念資料館

今ある「平和」を再認識できる資料館

広島平和記念資料館は「平和」の尊さを展示品や映像などで伝える資料館です。本館と東館で分かれており、本館では被爆者や遺族に焦点を当てた展示があります。東館では核兵器の危険性などを訴えた映像展示があり、平和の尊さを再認識できます。

平和記念公園

悠久の平和を象徴する、広島のシンボル

原子爆弾の爆心地の近くに広がる平和記念公園は、平和を象徴する広島のシンボルです。園内には原爆ドームやモニュメントが集まっており、世界各国から多くの人々が訪れています。現在は豊かな自然が広がり、地元住民の憩いの場になっています。今ある平和を噛み締める意味でも、訪れてみてください。

広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)

平和の祈りを捧げる、世界にとって大切な場所

広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)は平和記念公園内にある、平和への誓いが刻まれたモニュメントです。原子爆弾の犠牲になった人々の慰霊と鎮魂の碑であり、「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」という文が刻まれています。毎年8月6日には、各国の主要人物たちが参列し、平和への祈りを捧げています。

ひろしま美術館

愛とやすらぎをテーマに誕生した美術館

広島市中心部に位置するひろしま美術館は、フランス近代絵画や日本近代絵画を展示している美術館です。フランス近代絵画ではモネやルノワール、ゴッホなどの印象派を中心に展示され、国内屈指の西洋近代美術コレクション数を誇っています。また日本近代絵画では竹内栖鳳(せいほう)、横山大観、上村松園などの作品を展示しています。

おりづるタワー

食事、体験、お土産探しと、観光の要素が詰まった施設

おりづるタワーは原爆ドームに隣接する、物産館やカフェ、展望台などを有する複合型施設です。タワーの最上階にある屋上展望台では、原爆ドームや平和記念公園をはじめとした広島市街を一望できます。また1階の物産館では約1000点超もの広島の名産品が集っているため、広島観光のお土産探しにピッタリです。

広島護国神社

原子爆弾の被爆を耐えた大鳥居から平和を考える

広島護国神社は大東亜戦争までの戦没者や、原子爆弾の犠牲者を祀った神社です。1868(明治元)年に戊辰戦争で陣没した御霊を奉祀したことが起源とされています。1945(昭和20)年の原子爆弾の影響を受け、社殿は焼失しましたが、大鳥居は被爆に耐えました。今では広島城の入り口でその姿が見られます。

お好み村

広島の味を堪能できるグルメスポット

広島県民のソウルフードであるお好み焼きを堪能できるスポットが、お好み村。ビル内には20を超えるお好み焼き店が入り、広島観光のグルメスポットとして多くの人々でにぎわっています。営業時間や定休日、メニューなどは店舗ごとに異なるため、事前に調べておくことがおすすめです。

まとめ

本記事では、原爆ドーム周辺で訪れたい観光スポットのおすすめ15選をご紹介しました。広島市内は特に平和の尊さを感じさせる歴史的にも価値が高いスポットが多くあります。これらのスポットを訪れれば、現代の平和がどのような過程で築かれたのかを再認識することが可能です。ただ、ほかにも広島の食文化を満喫したり、復興された現代の広島を見渡せたり、とさまざまな観光名所も忘れてはなりません。本記事を参考に、広島観光の選択肢を広げてみてください。

旅色編集部 おおもり

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.