【2024年:北海道旅行】冬休み・正月休みに訪れたいおすすめ観光スポット43選
2024/09/02
2024/07/05
暑かった夏も過ぎ去り美しい紅葉が見れるなど、秋は旅行に最適のシーズンです。9月の連休となるシルバーウィークをどう過ごそうか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか? 秋のシルバーウィークの旅行先として人気の北海道のなかでも、観光都市として特に人気の高い函館は、ベストスポットのひとつ。そこで今回は、シルバーウィークに訪れたい函館のおすすめスポット17選をたっぷりとご紹介します。
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シルバーウィークを迎える9月に入っても、日本各地では場所によってはまだまだ残暑が厳しいところもありますが、北海道の秋は、気温も涼しく比較的過ごしやすいです。北海道で人気の観光スポット函館は、このシルバーウィークの時期にこそ訪れたいおすすめの観光スポットです。ここでは、シルバーウィークに訪れたい、函館おすすめの観光スポットを定番から穴場までご紹介します。
※こちらの情報は2024年7月時点のものです。実際に行く前に施設やお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。
2024年のシルバーウィークは、9月16日の月曜日が敬老の日で祝日、9月23日の月曜日が前日22日秋分の日の振替休日となるため、2週続けて3連休が2回となります。ウィークデーに2日間や4日間の代休などを取ってうまく組み合わせると、5連休から最大10連休になる場合もあり、工夫次第で長期休暇が可能です。
函館は、北海道では比較的温暖な地域で、秋の訪れも比較的遅いほうです。9月のシルバーウィーク期間中に入っても最高気温が23℃ぐらいの高めの気持ちのいい日が続きますが、朝晩の気温との寒暖差は大きく、シルバーウィークも終り頃になると最低気温11℃まで低下することもあります。日中は半袖や軽めのウエアでも大丈夫ですが、長袖のトップスを一枚常備しておくと安心。函館山などへの夜景観光の際には、トレーナーかパーカーなどを準備しての防寒対策は必須です。
シルバーウィークのある秋に、観光巡りに最適なベストシーズンを迎える観光都市・函館。函館山から眺める極上の夜景やレトロ感あふれる建築群、シルバーウィークにおすすめの紅葉が広がる景観など、多くの魅力が詰まっています。まずはその函館ならではの魅力をご紹介します。
日本三大夜景のひとつとしてだけでなく、香港、イタリアに並ぶ世界三大夜景としても数えられる函館の夜景。ミシュランガイドブックに三つ星とされた「極上の夜景」です。函館山からの眼前に迫る函館市街地の夜景だけでなく、ほかにも港に映る街灯り、ライトアップされた坂や異国情緒あふれる夜の函館、光をまとって走る函館市電など、印象的な夜景も広がっています。
函館には街の歴史的な建造物を保存する「伝統的建造物群保存地区」があって、美しい街並みの景観を保護しています。函館は江戸末期から明治にかけて、いち早く貿易港を開き、世界の文化を取り入れたために異国情緒豊かな歴史的な建築物が今もなお数多く残されています。
三方が海に囲まれた函館は、シルバーウィークに最適な秋の紅葉など、大自然の絶景スポットを眺めながらアクティブに楽しめることでも人気です。JR函館駅から車で約1時間ちょっとで行ける「恵山道立自然公園」は、標高618メートルと低いにもかかわらず高山植物が生育しており、草花を眺めながら家族連れでのトレッキングに最適です。
また、函館駅から車で約20分ちょっとの場所にある「函館市 市民の森」は、園内1周2.3キロメートルのハイキングコースがあり、「ピクニックの丘」「見晴らしの丘」「ミズバショウと木の道」など、大自然を楽しめる個性的な空間が整備されています。子どもが楽しめる遊具が整った「森のはらっぱエリア」もあり、家族連れにもおすすめのアクティビティスポットです。
〈レジャースポット〉
湯の川温泉発祥の地とされる「湯倉神社」は、「大己貴神(おおなむちのかみ)」「少彦名神(すくなひこなのかみ)」を祭神とし、商売繁盛・厄除開運・縁結び・安産など多くの御利益があるとされており、湯の川温泉の鎮守として人々に親しまれています。「イカすみおみくじ」や「なでうさぎおみくじ」といった個性的なおみくじが、旅行客の土産物としても好評のようです。
湯倉神社
JR函館駅から国道5号線を北へ約16分のところにある「函館湯元花の湯」は、気軽に日帰りで源泉掛け流しを楽しめる温泉施設です。和風と洋風で趣が異なる「庭園露天風呂」や「ロウリュサウナ」、高温と低温の内湯、マイナスイオンの空気清浄空間「ソルトピット」などを完備しており、旅の疲れをリフレッシュするのに最適です。
函館湯元花の湯
五稜郭公園に隣接する高さ107メートルの「五稜郭タワー」は、展望階からの360度ガラス張りの展望階から五稜郭を含めた市内を一望できる眺望はもちろん、展望2階にある五稜郭歴史回廊では、フィギュアやパネルによって函館の歴史を分かりやすく紹介するなど、たくさんの見どころがあります。
五稜郭タワー
「五稜郭」は、箱館開港後に警備や蝦夷地の防衛を目的に元治元(1864)年に完成させた五角形の城郭です。設計をした蘭学者・武田斐三郎は、オランダにあった一冊の築城書だけで完成させたとされています。現在は、「五稜郭公園」として一般に公開され、函館の観光名所として多くの観光客でにぎわっています。
五稜郭公園
レトロ感が漂う外観の「金森赤レンガ倉庫」は、明治末期の北洋漁業全盛期に、函館初の営業用倉庫として建造されました。現在は、ショッピングモールやレストラン、ホールなどが集まる商業施設として利用されています。定休日はなく通年営業しているのでいつでも訪れることが可能です。
金森赤レンガ倉庫
「函館山ロープウェイ」は、334メートルの山頂まで、トップスピード秒速7メートルの速さで一気に運んでくれるロープウェイです。大きくて開放的な窓からは、函館市街地の景観を眺めることができます。
函館山ロープウェイ
高度334メートルの函館山山頂にある展望台からは、日中であれば元町の教会や洋館群などの函館の市街地が見渡せます。また天候に恵まれれば、遠く本州・青森県の下北半島まで見通せる場合も。屋内にはレストランや売店が併設されています。
函館山山頂展望台
「八幡坂」と呼ばれるこの坂は、かつて函館八幡宮があったことから命名されました。映画やコマーシャルの撮影で使われることが多く、坂の上から函館湾を一望できる眺めと、並木の組み合わせが絶妙で、通りの先にメモリアルシップの摩周丸を見ることができます。
八幡坂
JR函館駅からすぐの場所にある「函館朝市」は、鮮魚店を中心に農産物や乾物屋などのお店約250軒が集まっており、新鮮な海産物が並んでいます。気軽に試食をしながら買い物ができ、連日地元の買い物客や多くの観光客などでにぎわっています。
函館朝市
板前や寿司職人などのプロの料理人が買い付けに来る市場「はこだて自由市場」は、新鮮な魚介類をはじめ、夏にはもぎたての北海道産アスパラガスなど、北海道の新鮮な旬の味が店頭に並びます。また、その場で新鮮食材を味わえる食堂やフードコートも設けられています。
はこだて自由市場
快速の小型船に乗って、スリリングで気軽なクルージングを楽しむことができる「金森ベイクルーズ」は、函館港内を1周約20分で巡ります。貸切希望も受け付け可能。冬期は休業になるため、シルバーウィークにおすすめのアクティビティです。
金森ベイクルーズ
明治40(1907)年に、当時住民の集会所だった町会所が大火によって焼失したことによって、有志の住民が「公会堂建設協議会」を結成し、3年後の明治43(1910)年に完成。当時の豪商だった相場哲平や市民による巨額の寄付によって建てられた公会堂は、大理石の暖炉を備えた応接室やシャンデリアなど、当時の華やかさを残しています。昭和49(1974)年に国の重要文化財に指定されました。
旧函館区公会堂
函館市豊川町のベイエリアにある複合商業施設「はこだて明治館」は、ガラス製品や雑貨店をはじめ、オルゴールやテディベアショップ、スイーツなど、函館や北海道を代表する多彩なみやげ店が並ぶショッピングモールです。また、世界にひとつだけのオリジナル工芸品に挑戦できる「手づくりオルゴール工房」や「サンドブラスト工房」など、シルバーウィークの旅の思い出作りにぴったりの有料の体験メニューもあり、家族連れやカップルなど、幅広い年代に人気です。
はこだて明治館
JR函館駅から車で約15分、函館で人気の「湯の川温泉」近くにある「函館市熱帯植物園」は、ハイビスカスやブーゲンビリア、エンジェルストランペット、チューインガムの木といった南国のめずらしい花や木、約300種類3000本を展示。温室内で常夏気分を味わえる熱帯植物園です。また、冬期間はサル山温泉のニホンザルが人気があってこちらもおすすめです。
函館市熱帯植物園
〈グルメスポット〉
JR函館駅西口を出て海側へ徒歩約3分の場所にある「函館海鮮料理 海光房」は、カニや活魚の卸問屋「三矢水産」直営の海鮮料理店。店内にあるひと際目を引く9トンの巨大水槽には、カニやホタテ、カキなどの海産物が活きています。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をその場で調理してもらい、すぐに食べることができるので鮮度抜群の美味しさです。
函館海鮮料理 海光房
食感や風味だけでなく見た目の美しさにもこだわった創作海鮮料理を提供する「海鮮処 函館 夜市」。
ぷりぷりとした食感で甘みのある函館名物「活イカ」や北海道が誇る高級魚「きんき」など、インスタ映え間違いなしの見た目の美しさと極上の新鮮食材の活きた味が楽しめます。
海鮮処 函館 夜市
JR函館駅から南西へ車で約5分、宝来町にあるラーメンとバーという意外な組み合わせが魅力の「ラーメンバーアルト」。ヴィンテージインテリアと店主好みのギターやネオンサインなどに彩られた店内で、昔ながらのラーメンを楽しむというミスマッチ的雰囲気が逆に人気。
鶏ガラと豚骨、南茅部地域の昆布をじっくり煮込み、特製の醤油で仕上げた看板メニューの「函館黒醤油ラーメン」のほか、塩味、味噌味それぞれのチャーシューやワンタンメンなど、多彩なラーメンメニューが揃っています。
ラーメンバー アルト
秋の旅行シーズンに合わせて連休が続くシルバーウィーク。2024年のシルバーウィークは、3連休が2週に渡って続きます。最初の3連休は近場で過ごし、次の3連休でちょっと遠出を、など過ごし方はさまざま。秋の旅行先として人気の高い北海道のなかでも、特に函館は人気の観光先です。今年は、家族や友人同士で楽しめる函館でシルバーウィークを満喫してみてはいかがでしょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:zukzuk22
湯倉神社
[電車]函館市電湯の川線湯の川駅より徒歩約4分 [バス]函館バス各線「湯倉神社前」停留場より徒歩約2分
函館湯元花の湯
[電車]JR函館本線函館駅より車で約16分
五稜郭タワー
JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで17分、五稜郭公園前下車、徒歩10分
五稜郭公園
JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで17分、五稜郭公園前下車、徒歩15分
金森赤レンガ倉庫
JR函館駅から徒歩15分
函館山ロープウェイ
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで6分、十字街下車、徒歩10分
函館山山頂展望台
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで6分、十字街から徒歩10分の函館山ロープウェイ山麓駅で函館山ロープウェイに乗り換えて3分、山頂下車すぐ
八幡坂
函館市電「末広町」停留所から徒歩3分
函館朝市
JR函館駅から徒歩1分、函館市電函館駅前駅から徒歩2分
はこだて自由市場
JR函館駅から徒歩10分
金森ベイクルーズ
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで5分、十字街下車、徒歩5分
旧函館区公会堂
函館市電「末広町」停留所から徒歩7分
はこだて明治館
[電車]函館市電「十字街」より徒歩約5分
函館市熱帯植物園
[電車]函館市電「湯の川」より徒歩約15分
函館海鮮料理 海光房
電車:JR函館本線函館駅より徒歩約3分、車:道央自動車道大沼公園ICより約50分
海鮮処 函館 夜市
電車:函館市電湯の川線中央病院前駅より徒歩約1分
ラーメンバー アルト
電車:函館市電宝来・谷地頭線宝来町駅より徒歩約1分