【九州・鹿児島】仙巌園周辺のおすすめ観光スポット13選
2024/04/22
2024/11/25
鹿児島県には、屋久島や桜島、霧島温泉などの魅力的な観光地がたくさんあります。また、西郷隆盛(さいごうたかもり)をはじめとする偉人たちを多く輩出していることから、歴史的にも貴重なスポットが点在。見どころが多いだけに、旅行を計画してもどこを訪れれば良いのか迷ってしまうかもしれません。そこでこちらの記事では、鹿児島市のおすすめ人気スポット14選をピックアップ。体験型のアクティビティやそこでしか体験できないイベントなどを余すことなくご紹介します。ご家族やお子様連れの旅行を検討中の方は、目を通してみてくださいね。
この記事の目次
目次を開く ▼
JR鹿児島駅から徒歩約13分でアクセスできる好立地な観光スポット。「鹿児島五社」のひとつであり、古くから地元市民に親しまれています。年間を通してさまざまな行事が行われていますが、なかでも7月の祇園例大祭「おぎおんさぁ」は、鹿児島市指定無形民俗文化財に指定されている由緒ある伝統行事。行列が町を練り歩く様は、鹿児島の夏の風物詩にもなっています。
薩摩祇園宮 八坂神社
桜島は、鹿児島市街からわずか4kmの場所にある火山。はるか昔から鹿児島市民の暮らしとともにあり、活火山と人との共生は世界的にも注目されています。鹿児島観光では、やはり桜島はマスト。誕生の歴史や見どころを予習してからのおでかけがおすすめです。また、カヤックや温泉掘りなどのアクティビティも充実。さまざまな楽しみ方ができる人気観光地です。
桜島
地下1,000mから湧出する湯は美肌作用があると高い評判を受けています。錦江湾(きんこうわん)を望む大浴場は気泡湯、寝湯、低周波風呂など種類も多彩。広々としており、ゆったりと寛げるのが特徴です。また、溶岩石を使った露天風呂や三つの貸切内風呂があるほか、体が不自由な方のための福祉浴場、休憩室も完備。観光で疲れた体を癒やす場所としてぴったりです。
さくらじま白浜温泉センター
12月から1月に桜島でとれる特産品の桜島小みかん。その果汁が入ったソフトクリームはすっきりとした味で人気があります。また、ドレッシングやグラッセなどの小みかん製品も販売しており、地元グルメを思う存分満喫することが可能。そのほかにも、桜島の溶岩を加工した商品や旬の農産物・加工品など、ここでしか購入できないお土産品が所狭しと並んでいます。
道の駅 「桜島」火の島めぐみ館
形が悪くて出荷できない桜島の農作物をおいしく味わってもらおうと、地元の女性たちが加工した商品を販売している貴重なスポット。「小みかんドレッシング」や溶岩菓子、小みかんジャム・小みかんジュースなど、扱っている商品はさまざまです。また、館内では、桜島産にこだわった食事も提供されています。「桜島のおふくろ」が作る優しい味付けを堪能してみてください。
さくらじま旬彩館
桜島港のそばにある溶岩なぎさ公園にある、全長およそ100mの足湯。屋外にあるもので、日本最大級の大きさです。錦江湾や桜島の山並みを眺めながら寛ぐことができ、観光の合間の休憩におすすめ。公園内には広い芝生広場もあるため、お弁当を広げたりご家族でレクリエーションをしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
「桜島」溶岩なぎさ公園足湯
荒々しい溶岩の景観を生かした全長1kmの溶岩遊歩道の途中にある展望所。黒々とした奇岩がどこまでも続く溶岩原は、度重なる大噴火の壮絶さを物語っているかのようです。今も活動している南岳の火口が近く、運が良ければ鳴動や噴火に伴う爆発音を体験することも可能。ほかのスポットでは味わえない桜島の迫力ある雄姿を味わえます。
有村溶岩展望所
噴火口を間近に望むことができ、迫力満点の風景に圧倒されるスポット! 標高373mを示す石碑の前が記念撮影ポイントです。また、展望所にある建物からは桜島や錦江湾を一望でき、建物内には桜島の成り立ちなどについて紹介するスペースや売店が設けられています。夜には明かりの灯った鹿児島市街地が宝石のように輝いて見えるため、夜景を楽しみたい方にもおすすめです。
湯之平展望所
鹿児島の海の生き物を中心に、およそ500種3万点が展示されています。ジンベエザメやカツオ、マグロ、大型のエイが泳ぐ黒潮大水槽は必見! 観客参加型の「いるかの時間」など、毎日開催するイベントも充実しています。また、海につながる水路では、迫力満点のイルカのパフォーマンスを目の前で見ることも可能です。屋内施設なので、天候に左右されずに楽しめる点ものが魅力の一つと言えます。
いおワールドかごしま水族館
鹿児島(鶴丸)城の本丸跡に、明治100年を記念して建てられた人文系の総合博物館。鹿児島の歴史、考古、民俗、美術・工芸に関する貴重な資料が展示されています。西郷隆盛や大久保利通(おおくぼとしみち)、五代友厚(ごだいともあつ)など明治維新で活躍した人物の実物資料も豊富に紹介されているのが特徴。鹿児島の歴史や文化を総合的に学ぶことができるスポットです。
鹿児島県歴史・美術センター黎明館
向田邦子(むこうだくにこ)の居間の再現など、鹿児島ゆかりの作家を趣向を凝らした展示で紹介する文学館と、『不思議の国のアリス』のトリックアートといった体験型の展示で物語の世界が楽しめるメルヘン館が併設しているスポット。遊びながら文学や童話、絵本の世界を体験でき、お子様から大人まで幅広い世代が夢中になって過ごせます。市電やバス、車でのアクセスが良く、立ち寄りやすいのもポイントです。
かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館
西郷隆盛や大久保利通など、明治維新に活躍した偉人の出身地加治屋町にある歴史ミュージアム。薩摩独特の教育システムである郷中教育が体感できるゾーンや、リアルなロボット映像を駆使したドラマが見られる維新体感ホールがあり、幕末期から明治維新のすべてが集結しています。施設周辺には偉人たちにゆかりのあるモニュメントやオブジェもあるため、併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
鹿児島市維新ふるさと館
長く途絶えていた薩摩切子(さつまきりこ)を復興させた薩摩ガラス工芸。製造工程の見学ができ、隣接の磯工芸館(いそこうげいかん)では酒器や花瓶、アクセサリーなどの薩摩切子が購入できます。100年の時を経て復元された薩摩切子は、今では鹿児島の代表的な美術工芸品に。気品高く繊細なカットが施された薩摩切子の色彩美を、直接体験してみてください。
薩摩ガラス工芸
1658(万治元)年に島津家19代光久(みつひさ)によって築かれた島津家の別邸。28代斉彬(なりあきら)がこよなく愛し、篤姫(あつひめ)や西郷隆盛も訪れた美しい大名庭園で、錦江湾と桜島の雄大な景色を望むことができます。およそ1万5千坪の園内には四季折々の花が咲き誇り、武家の伝統を今に伝えるさまざまな催しが行われることも。一帯は、2015(平成27)年に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産にも登録されています。
仙巌園
ご家族やお子様連れの旅行でおすすめしたい鹿児島市の有名観光地をご紹介しました。鹿児島市には、大地のパワーみなぎる桜島や明治維新の礎を築いた偉人たちの名所旧跡、火山の恵みを感じられる温泉施設など、見どころがたくさんあります。季節ごとに楽しめるイベントやアクティビティも多いため、一度の旅ではすべてを体験しつくせない可能性も。そんなときは、旅のシーンや目的、訪れる場所ごとに外せない観光スポットを選ぶと良いかもしれません。ぜひこちらの記事を、鹿児島旅行のプランニングにお役立てください。きっと、心に残る思い出ができるはずです。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:peekaboo
薩摩祇園宮 八坂神社
[車]九州自動車道鹿児島北ICより約21分 [電車]JR日豊本線鹿児島駅より徒歩約13分
桜島
桜島港からすぐ
さくらじま白浜温泉センター
桜島港から市営バス東白浜行きで15分、温泉センター下車すぐ
道の駅 「桜島」火の島めぐみ館
桜島港から国道229号を垂水方面へ車で0.5km
さくらじま旬彩館
桜島港から徒歩5分
「桜島」溶岩なぎさ公園足湯
桜島港から徒歩10分
有村溶岩展望所
桜島港からバスで20分、「溶岩展望所」下車すぐ
湯之平展望所
桜島港からバスで15分、「湯之平展望所」下車すぐ
いおワールドかごしま水族館
鹿児島市電「水族館口」下車、徒歩8分
鹿児島県歴史・美術センター黎明館
JR鹿児島中央駅から鹿児島交通まち巡りバスで13分、薩摩義士碑前下車すぐ
かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館
JR鹿児島中央駅から鹿児島交通まち巡りバスで10分、西郷銅像前下車、徒歩3分
鹿児島市維新ふるさと館
JR鹿児島中央駅から徒歩8分
薩摩ガラス工芸
JR鹿児島中央駅から鹿児島交通まち巡りバスで34分、仙巌園前下車すぐ
仙巌園
鹿児島中央駅から車で20分