【東北・宮城】仙台うみの杜水族館周辺で訪れたいおすすめ観光スポット8選
2024/10/04
2024/09/04
東北最大の都市である仙台は、都市と自然が調和した魅力的な街です。今回はそんな仙台で開催される「仙台七夕まつり」についてご紹介します。東北の三大夏祭りのひとつである仙台七夕まつりは、伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれており、毎年200万人以上が訪れます。仙台七夕まつりの歴史や特徴をはじめ、仙台のおすすめ観光スポットやグルメもあわせてチェックしてみてください。
この記事の目次
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東北を代表する祭りである「仙台七夕まつり」。今回は歴史や楽しみ方など、仙台七夕まつりの魅力をたっぷりご紹介します。なお、こちらの情報は2024年5月時点のものです。実際に訪れる前に、施設のHPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。
青森ねぶた祭り、秋田竿灯まつりと並び、東北三大夏祭りのひとつに数えられている仙台七夕まつり。まずは、江戸時代から続く伝統的な祭りである仙台七夕まつりの歴史を紐解いていきましょう。
仙台七夕まつりは、江戸時代に仙台藩祖の伊達政宗公が婦女子の文化向上を奨励するためにはじめたのが由来とされています。明治維新の改革や戦後の不景気などで開催頻度が衰退した時期もありましたが、不景気を吹き飛ばし復活させようと1927年に仙台七夕まつりが復活しました。
終戦の翌昭和21年、一番通りに52本の竹飾りが立てられ、昭和22年、巡幸沿道に5000本の竹飾りが七色のアーチをつくりお迎えしました。
その後仙台七夕まつりは、商店街振興から観光イベントへと変貌し、現在では飾りのみならずさまざまなイベントが開催されています。
7月7日の七夕より、一ヶ月遅れで開催される仙台七夕まつり。仙台七夕まつりは、もともとお盆と稲刈りの両方をお祈りすると言う意味が込められています。
明治6年に新暦が使われはじめた頃、新暦と旧暦の日にちではタイミングが合わないため、新暦と旧暦の間の中暦を使い一ヶ月遅れの8月6日に定めたとされています。
毎年多くの観光客でにぎわう、仙台七夕まつり。華やかな七つ飾りや笹飾り、ライトアップや花火といったイベントまで、仙台七夕まつりならではのさまざまな注目ポイントを紹介します。
仙台七夕まつりにかかせない、七つ飾りといわれる小物たち。仙台七夕まつりでは、商売繁盛、無病息災などさまざまな願いを込めて七つ飾りを飾っています。短冊、紙衣、折鶴、巾着、投網、屑籠、吹き流しといった七つ飾りを探してみてください。
仙台七夕まつりの期間中、仙台市内の商店街などには色とりどりの巨大な吹き流しをはじめとする七夕飾りが飾られます。その数、なんと約3000本。風で揺れる吹き流しを触ったり、記念撮影をお楽しみください。
仙台七夕まつりでは、仙台七夕の夜を彩るライトアップを開催しています。仙台城跡、瑞鳳殿、仙臺緑彩館などでは、アトラクション型演武ショーなどのイベントも。野外音楽イベントなどのコンサートも開催されます。
仙台七夕まつりで開設される「おまつり広場」では、仙台ならではのさまざまなグルメを堪能できます。仙台名物の牛たんをはじめ、宮城の美味しいものをいろいろ味わいましょう。おまつり広場では、ワークショップやステージイベントも開催されます。
仙台七夕まつりの前夜祭として開催される「仙台七夕花火祭」。仙台の中心部に、大迫力の花火が打ち上げられる姿は圧巻です。西公園付近一帯、広瀬川河川区域及び川内地区で打ち上げられる花火は、大町西公園、追廻、仲の瀬グラウンドなどで観覧できます。
仙台七夕まつりは本来の七夕の時期である7月に開催されないため、訪れるときはしっかりと開催期間を確認するようにしましょう。仙台七夕まつりの開催時期と開催場所を紹介します。
仙台七夕まつりの開催期間は、毎年8月6〜8日の3日間です。七夕飾りは期間中終日飾られているので、足を運んでみてください。前日の8月5日には「仙台七夕花火祭」、期間中の夜にはライトアップイベントも開催されます。
仙台七夕まつりの会場は、仙台市中心部及び周辺地域の商店街です。最寄駅はJR仙台駅なので、いろいろな会場に足を運んでみましょう。メイン通りは、仙台駅から約800m続く中央通り、約900mの一番丁通りです。
JR仙台駅3階にある2つのグルメストリート「牛たん通り」と「すし通り」には、人気の牛タン店5店舗と、すし店4店舗が入店。杜の都の玄関口で宮城名物が味わえます。
牛たん通り・すし通り
朝から昼にかけてのグルメ探訪なら、仙台駅のほど近くにある「仙台朝市」がおすすめ。市場内で仕入れる鮮魚を使った海鮮丼の人気店や、素朴な味わいが評判の惣菜店など、個性豊かな店をはしごしましょう。
仙台朝市
仙台駅前から南町通を西へ進んだところにある「仙台銀座」。ビストロから京料理店まで多彩な飲食店が並んでいます。
仙台銀座
クリスロード沿いにあり、商売繁盛・開運の神様とされる仙台四郎が祀られていることで有名な「三瀧山不動院」。仙台四郎グッズを販売しています。
三瀧山不動院
大正13(1924)年に誕生した「東百軒店街」が原型の「文化横丁」。かつて存在した活動写真館「文化キネマ」にちなんで名づけられました。庶民的な値段で楽しめる飲食店が多く、仕事帰りの一杯に立ち寄る人も多いです。
文化横丁
「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、アンパンマンの世界を再現した体験型ミュージアムと、グッズやフードの店が並ぶショッピングモールが一体となった施設。アンパンマンたちが登場するステージも人気です。
約270年にわたる伊達家代々の居城跡が「仙台城跡」。伊達政宗が慶長7(1602)年に完成させた仙台城の城跡が残っています。政宗の騎馬像が立つ本丸跡は、杜の都を一望するビュースポット。
仙台城跡
政宗の命により当時の名工を招いて造営した「大崎八幡宮」。精巧な細工が施された豪壮な社殿が見事。本殿、石の間、拝殿が一体となった権現造りの建造物としては現存最古で、国宝に指定されています。
大崎八幡宮
「壱弐参(いろは)横丁」は、サンモール一番町アーケード街の横道にある商店街。仙台大空襲の直後、焼け野原となった中で生まれた露店から始まったといわれています。
最初は炊き出しや露天などの公設市場でしたが、現在では雑貨店やカフェ、飲食店などさまざまなジャンルの店がずらり。
昔ながらの老舗に加えて、カジュアルなお店も次々とオープンしています。カメラを持って歩くだけでも楽しく、文化横丁とセットで訪れるのがおすすめです。
壱弐参(いろは)横丁
「ハピナ名掛丁」は、JR仙台駅からいちばん近いアーケード街の入口にあたる商店街。名称は、江戸時代に「名懸組(なかけぐみ)」の屋敷があったことに由来しています。
隣接するクリスロード商店街とひと続きになって大きな商業エリアを形成しているのがポイントで、仙台焼き鳥店や牛たん店をはじめとして、個性あふれる店がぎっしり。ふらっと立ち寄りたい現代の仙台を感じるスポットです。
ハピナ名掛丁
「定禅寺通」は、仙台市の愛称「杜の都」を象徴する、市街地東西700mにわたってケヤキ並木が続く通り。遊歩道には、エミリオ・グレコ作「夏の思い出」など3体の彫刻作品が設置され、まるで野外美術館のような趣を見せます。
夏までは緑が美しい市民憩いの場ですが、秋から冬にかけては雰囲気が一転。定禅寺ストリートジャズフェスティバルや、木々がイルミネーションで彩られる光のページェントなど、にぎやかなイベントが開催されます。
定禅寺通
「地酒と旬味 東家」は、宮城のさまざまな旬の味を手頃な価格で楽しめる店。産地直送の三陸の鮮魚や、全国から集めた季節ごとに入れ替わる50種類以上の地酒が自慢です。
ランチは海鮮丼を中心に、お得なメニューが充実しています。本マグロのすき身定食や焼き魚定食など、こだわりの定食も揃っています。なかでも人気の「おみくじ丼」は、当日仕入れた海鮮をたっぷり盛った贅沢な丼。更に豪華な「大吉丼」もおすすめです。
地酒と旬味 東家
比内地鶏と地元野菜が味わえる「縁 YENISHI」。店で取り扱っているのは、放し飼いの雌鶏にこだわった上質な比内地鶏です。契約農家から丸鶏で仕入れて店内でさばき、余すところなくすべて使用しています。
串焼きや刺し盛りで比内地鶏の美味しさを、堪能しましょう。石巻牡鹿半島の本土鹿や鴨、北海道のエゾ鹿といったジビエ料理や、地元野菜を取り入れた多彩な料理もおすすめ。全国の蔵元から取り寄せる、こだわりの日本酒も充実しています。
縁 YENISHI
隠れ家的な割烹居酒屋の「すき焼き 秋藤」では、こだわりのすき焼きをワインや秋田の地酒と共に楽しめます。さまざまな銘柄牛をすき焼きで堪能でき、なかでもおすすめは「蔵王牛」。
「蔵王高原牧場」だけで生産されるドメーヌのブランド牛「蔵王牛」は、野性味ある赤身肉の旨さと、黒毛和牛の上質な脂が特徴です。
たくさん食べても飽きない、とろける舌触りと甘い風味の脂を味わいましょう。秋田の地酒を中心とした、東北地方各地から仕入れた日本酒も豊富。
すき焼き 秋藤
「焼肉 三水苑 広瀬通り」は、隠れ家的空間で昔ながらのもみダレ焼肉を味わえる焼肉店。片面5秒でサッと焼き上げる「炙り焼き」がおすすめで、炙り焼きシリーズで特に人気なのが「仙台牛トロ炙り焼き」です。卵黄を絡めて、お召し上がりください。
少しずつたくさんの種類を楽しみたい方には、人気牛タン4種類を詰め込んだ「牛タン1本盛り」がおすすめ。厚切り特上タン、炙り上タン、塩タン、コリコリタンの食べ比べを楽しみましょう。
焼肉 三水苑 広瀬通り
仙台市地下鉄広瀬通駅より徒歩約1分の繁華街にある「旬彩居酒屋 魚々ろ 仙台一番町店」は、和モダンな完全個室で漁師直送の海鮮を堪能できます。気仙沼の漁師直送の上質な鮮魚を使った、さまざまな料理をお楽しみください。
季節ごとに旬の食材を味わえる「魚しゃぶ」や、その日ごとに仕入れる日替わりの「刺し盛り」がおすすめ。海鮮料理のほかにも、東北のご当地グルメも揃っています。40種類以上揃う宮城県の地酒と共に、東北グルメを楽しみましょう。
旬彩居酒屋 魚々ろ 仙台一番町店
「味太助本店」は、仙台名物・牛タン焼き発祥の店である味太郎の本店。昭和23年に初代店主が、仙台市中心部に牛タン焼きの専門店を開いたのがはじまりです。
しっかりと下ごしらえし、塩・コショウで味付け、一晩寝かせて炭火で焼いたタンをお楽しみください。噛むごとに、口全体にジワーッと広がる風味が絶品です。
「牛タン焼き定食」は、厚切りの柔らかい牛タン、テールスープ、麦めし付き。とろけるようなテールスープは、健康にも良いです。
味太助本店
創業1974年の「割烹 天ぷら 三太郎」では、一軒家で旬の彩りを散りばめた日本料理を堪能できます。中庭を望む天ぷらカウンター席で、水槽から出したばかりの活巻海老や旬の魚介類、野菜を目の前で揚げた、揚げたての天ぷらをお楽しみください。
掘りごたつ席で味わえる「仙台牛のしゃぶしゃぶ」もおすすめ。特製のごまダレとぽん酢が、仙台牛の旨味を引き上げてくれます。デートや接待などさまざまなシーンに利用できる店です。
割烹 天ぷら 三太郎
毎年約200万人の観光客でにぎわう「仙台七夕まつり」。仙台七夕まつりでは、さまざまな笹飾りで彩られた街や、仙台ならではのグルメを楽しめます。多彩なイベントも開催されるので、ぜひ今年の夏は仙台七夕まつりに足を運んでみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1
牛たん通り・すし通り
JR仙台駅構内
仙台朝市
JR仙台駅から徒歩5分
仙台銀座
JR仙台駅から徒歩10分
三瀧山不動院
地下鉄広瀬通駅から徒歩3分
文化横丁
地下鉄青葉通一番町駅からすぐ
仙台城跡
[バス]仙台城跡バス停より徒歩すぐ
大崎八幡宮
JR線国見駅または東北福祉大前駅から徒歩20分
壱弐参(いろは)横丁
[バス]青葉通一番町駅バス停より徒歩約2分
ハピナ名掛丁
[電車]仙台駅より徒歩すぐ
定禅寺通
[電車]勾当台公園駅より徒歩すぐ
地酒と旬味 東家
[電車]JR仙台駅より徒歩約3分
縁 YENISHI
電車:仙台市営地下鉄東西線青葉通一番町駅より徒歩約3分、JR各線仙台駅より徒歩約13分
すき焼き 秋藤
[電車]広瀬通駅より徒歩約3分、青葉通一番町駅より徒歩約4分
焼肉 三水苑 広瀬通り
[電車]広瀬通駅より徒歩約5分[車]東北自動車道仙台宮城インターチェンジより車約7分
旬彩居酒屋 魚々ろ 仙台一番町店
[電車]広瀬通駅より徒歩すぐ
味太助本店
電車:仙台市営地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩約3分
割烹 天ぷら 三太郎
電車:仙台市営地下鉄南北線広瀬通駅より徒歩約9分、車:東北自動車道仙台宮城ICより約10分