【東北】秋田観光で訪れたいおすすめ道の駅7選 お土産探しにも最適
2024/11/07
2024/12/04
東北観光では自然を楽しみながら酒蔵やワイナリーを巡るのがおすすめです。東北地方には、バリエーション豊富な日本酒やその土地ならではのワインやウィスキーがあります。酒蔵やブドウ畑の見学、試飲、レストランやショップなど楽しみかたもさまざま。このページでは、東北地方の酒蔵&ワイナリー巡りのおすすめスポットや見学可能な施設をご紹介します。
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米どころの東北地方にはおよそ300もの酒蔵があります。日本酒専用につくられた酒米と北国ならではの冷涼な気候を生かした寒造りによりすっきりとした美味しい日本酒が多く、新しい麹の開発や新技術も積極的に取り入れているのが特徴です。日本酒のバリエーションが豊富なだけでなく、ワイナリーではウィスキーやワインなども楽しめます。
東北地方の酒蔵やワイナリーは開放感あふれる絶景や大自然を楽しめるのも魅力のひとつです。広大なブドウ畑を見学できるワイナリーも多く、ショップやレストランが併設されているワイナリーではワインをグラスで気軽に楽しむこともできます。
ここからは、東北観光で立ち寄りたいおすすめの酒蔵を8カ所ご紹介します。日本酒はもちろん、リキュールやジン、ミード酒など、東北地方ならではのお酒やめずらしいお酒は、大切な方へのお土産にもぴったりです。試飲ができる酒蔵では自分好みのお酒を購入することもできるので楽しみも倍増。酒蔵見学の時間をチェックして、ぜひ東北地方のお気に入りの酒蔵をぜひ見つけてみてください。
東北自動車道泉ICより約15分、富谷宿観光交流ステーション「とみやど」内にある酒蔵。約200年の歴史を誇る醤油蔵を活用し、内部は高級感あふれるおしゃれな空間です。天然のビタミン、ミネラル、酵素、花粉、プロポリスなどの自然の恵みがたっぷり詰まった、風味豊かな“生はちみつ”を販売しています。
豊かな自然の恵みが詰まったハチミツのほか、海外ではポピュラーな、ハチミツを原料とする醸造酒・ミード酒も取り扱っていて、全品、試食と試飲ができるので、自分の好きな“生はちみつ”が見つかりますよ。
EIGHT CROWNS
JR村山駅から徒歩約13分、山形県東根市にある酒蔵「六歌仙」の敷地内に立つ販売所。定番のお酒をはじめ、季節のお酒、「六歌仙」のグッズなどを販売しており、事前に予約をすれば蔵見学(10~3月は不可)や酒造りの様子を収めた映像を観ることもできます。
店内では「六歌仙」で醸造しているお酒の試飲も楽しむことができます。試飲できる銘柄が複数用意されているので、試飲した後に納得して商品を購入できるのが嬉しいポイント。ご当地ならではのさくらんぼやスイカ、ラフランスなどのリキュールも販売されています。
六歌仙倶楽部
山形県の中央部にそびえ、四季折々の姿が美しい月山の麓に酒蔵を置く酒造。「名水百選」のひとつで、雪解け水が地下に染み込み何百年もの旅を経て湧き出る月山山麓湧水群の水と厳選した米で、心地良く楽しめる酒を醸しています。
ショップでは、お求めやすい純米吟醸をはじめ、華やかに広がる上品な吟醸香と、奥行きを感じるふくよかな味わいが秀逸な純米大吟醸「銀嶺月山」や、山田錦を35%まで磨き上げ、山形月山の伏流水で醸造し、その年最高の出来栄えのものを、徹底管理された蔵内の低温貯蔵庫で12年間もじっくり熟成させた大吟醸など数種を販売しています。
月山酒造株式会社
JR本八戸駅から徒歩約12分、大正モダンな外観が目を引く創業230余年の老舗酒蔵「八戸酒類」の蔵元直売所。伝統的な日本酒が種類豊富に揃い自慢の逸品「八鶴 純米吟醸」や季節限定の地酒の購入や試飲ができ、“角打ち”では好きなお酒が楽しめます。無料の蔵見学ができ、地元の名産品やグッズも充実し、お土産としても人気です。
八戸酒類株式会社
世界自然遺産・白神山地のふもとに位置する青森県・西海岸で唯一の酒蔵。萬延元年(1860年)の創業時から、伝統的な技術による製法を守り、丁寧な酒造りを継承しています。5〜9月は蔵見学も可能(問い合わせ必要)。
酒蔵の代表的な銘柄は、津軽の貿易港「十三湊(とさみなと)」の繁栄を築いたとされる「安東水軍」にちなんでつけられた特別純米酒 安東水軍と、酸度の少ない、すっきりとした口当たりの神の座。1988年に発表されて以来、青森県の地酒として人気を博している安東水軍は贈り物にも最適です。
尾崎酒造株式会社
「八戸酒類」の蔵で生まれたと言われる10号酵母にこだわった酒造りをしている酒蔵。八鶴工場には、大正13年に建築され国登録有形文化財にも指定されているセセッション風幾何学的装飾を取り入れた大正モダンな外観が特徴の蔵元直売所が併設され、ステンドグラスから明かりがこぼれる店内でお土産選びが楽しめます。酒蔵は、平日、土曜日の10:00〜16:00の時間帯はガイドなしで自由に見学できます。
寒造りの厳しい自然環境を巧みに活かした伝統の技と勘で造り上げた「如空」や「八鶴」を販売。青森県米「華想い」を100%使用、青森県で開発された「まほろば吟酵母」を用いてすべて青森県産にこだわった、香り豊かで米の旨味があふれる「如空 純米大吟醸 華想い」や、日本酒造りの匠とされる南部杜氏が受け継ぐ独自の醸造法によって作られたリンゴ型のガラス瓶がキュートなリンゴの日本酒はお土産にもぴったりですよ。
八戸酒類株式会社
奥羽山脈と北上高地の豊かな自然に恵まれ、日本三大杜氏のひとつに称される“南部杜氏”の洗練された技術を受け継ぐ創業120余年の老舗酒蔵。“品質一筋”にこだわり、1997年から海外にも積極的に進出しています。
“世界の乾杯酒”を目指してシャンパ―ニュ製法の瓶内二次発酵を取り入れて開発した発泡清酒やクラフトジンはボタニカルに二戸の名産「浄法寺漆」を使ったクラフトジン、SAKE COMPETITION2017 GOLD受賞した純米大吟醸 結の香など、お土産にぴったりのお酒が揃っています。
株式会社南部美人
JR東北本線古館駅から徒歩17分の場所にある、紫波町の国道4号近くにある老舗の酒蔵。女性杜氏の醸す凛とした甘口の日本酒が魅力で、直売店「わかさや」では、米糀を使ったジェラートも味わえます。事前予約すれば13:00~15:00で蔵の見学ができます。
月の輪酒造店(見学)
JR奥羽本線湯沢駅から徒歩10分の場所にある、全国に「美酒爛漫」の名を広めた秋田を代表する酒蔵。コンピューターできめ細かい温度管理をする近代化した御嶽蔵、昔ながらの手造りを中心にした雄勝蔵があり、事前予約すれば無料で見学が可能です。見学者限定の日本酒 爛漫小町やまるごと秋田飲み比べセットもおすすめ。
秋田銘醸(見学)
ここからは、東北観光で訪れたいワイナリー2カ所をご紹介します。見学だけでなく、レストランやカフェが併設されているワイナリーはのんびり東北地方の自然を楽しみながら美味しいワインを楽しむのにぴったりです。その土地ならではのご当地ワインはお土産にもきっと喜ばれますよ。東北観光プランのひとコマにおすすめの一押しワイナリーを厳選してご紹介です。ぜひ参考にしてみてください。
有機農法で栽培されたブドウを使用し、高品質なワイン造りに取り組むワイナリー。単なるワインだけでなく、ワインのある暮らしや経験、体験を提供する“コトづくり”のできるプレミアムワイナリーを目指し、世界に日本ワインの魅力を伝えています。併設する「ゴッツォナーレ高畠」では、グラスワインやソフトドリンク、軽食を提供し、「高畠ワイナリー」のこだわりのワインや限定のワイン、一押しのワインを実際にグラスワインとして飲むこともできます。
ワイナリーショップでは、ワインの試飲コーナーやソムリエの資格を持つスタッフが、ワイン選びをサポートしてくれます。店内でのみ購入できる限定ワイン、ワインにぴったりのおつまみやお土産が多彩に揃い、「フラッグシップ・シリーズ」をはじめ、「プレミアム・シリーズ」など本格辛口ワインから甘口ワインやシードル、フルーツワインまで幅広いラインナップで展開されています。
高畠ワイナリー
福島県・会津の新鶴地区で自社栽培のブドウで2018年にワイン醸造を始め、2019年にスタートしたワイナリー。新鶴の土壌に合うブドウを探すため、さまざまな品種を栽培して、より良いワイン造りを追求しています。
赤べこデザインのラベルがキュートなワインは会津のお土産にもぴったり。会津盆地を見渡す丘の上には地元の食材をふんだんに使用したランチや季節のスイーツを提供するカフェも併設されているので、里山の風景を見ながらゆったりした時間を過ごすのもおすすめです。
新鶴ワイナリー
東北観光では、豊かな自然を満喫しながら酒蔵やワイナリーで東北ならではの名酒を嗜むのがおすすめ。すっきりとした味わいの日本酒やその土地の果物を使ったリキュールはお土産にもぴったりです。ぜひ東北観光で酒蔵&ワイナリー巡りを楽しんでみてはいかがでしょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:山本