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例年3月下旬~4月上旬に見頃を迎える徳島の桜。日本気象協会によると、2024年の徳島県(徳島市)の開花予報は3月25日で満開は4月2日、例年より3日ほど早まるとされています。県内の桜の名所と言えば、徳島市の眉山公園や西部公園、阿南市の津峯公園、美馬市の八百萬神之御殿など、山の頂上や中腹に整備された所が多いのが特徴。山全体がピンクに染まる景色を遠目に眺めるも良し、桜に包まれた眺めのいい園内から絶景を楽しむのもまた良しと、楽しみ方がいろいろなのも魅力です。
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阿波徳島藩25万石の城跡が、緑豊かな公園として整備されています。園内には、石垣と庭園、復元された鷲の門と数寄屋橋などが点在し、往時の姿をしのばせます。県内でも有数の桜の名所でもあり、3月下旬~4月上旬には多くの花見客でにぎわいます。
徳島中央公園
那賀川堤防付近から続く桜並木をはじめ、明現神社・取星寺がある小高い丘一帯に整備された公園で、敷地全体に約1,000本の桜が植えられています。桜並木は「桜の馬場」と呼ばれ、約400mに渡る桜のトンネルが見事。そこから、神社の参道や境内を経由して坂道を5分ほど上ると「香風台展望台」があり、那賀川流域一帯の春景色を見渡すことができます。また、桜の馬場のすぐ近くには「桜づつみ公園」があり、ボートに乗って池の周りの桜を鑑賞できるので、こちらにもぜひ立ち寄ってみてください。
岩脇公園
標高284mの津峯山に設けられた津峯公園には吉野桜やぼたん桜、山桜などがあり、お花見の名所としても有名です。山頂には延命長寿と交通安全で知られる津峯神社があり、最寄り駅からすぐの登山口から参道が整備され、徒歩40分ほどで登頂できます。一方、車の場合は桜並木が美しい津峯スカイラインで8合目まで行き、登山道またはリフトで山頂へ。天気のいい日は橘湾や鳴門海峡、和歌山まで一望の絶景も必見です。毎年4月3日には桜まつりも開催。
津峯公園
標高約400mの山上に広がる宗教法人「八百萬神之御殿」の境内には、約8,000本のソメイヨシノが植えられています。例年3月下旬~4月上旬に桜が見頃を迎えると多くの参拝客でにぎわいます。こちらのソメイヨシノは花の色が濃く、鞠のようにこんもりと密集して咲くのが特徴。大きな鳥居と本殿をお参りしたら、見事な桜のトンネルと化した遊歩道をゆっくり登っていきましょう。頂上近くまで進むと視界が開け、山の斜面を埋め尽くす桜を一望できます。
八百萬神之御殿
一級河川・吉野川を見下ろす山の斜面に整備された公園。3月中旬ともなれば早咲きの大島桜を筆頭に、ソメイヨシノや牡丹桜など約100本の桜が次々開花します。この桜、江戸時代この山に隠棲した俳人が植えたのが始まりと言い伝えられています。園内には遊歩道やベンチ、東屋、小さな子ども用の遊具もあり、家族揃ってピクニック気分でお花見に訪れるのもおすすめです。
金竜山農村公園
三方を川と入江に囲まれた標高約70mの城山山頂にある白亜の天守閣。1500年代の初め頃に日和佐肥前守が築城し、その後、廃城に。現在は、1978年に建てられた模擬天守を中心に、一帯が公園として整備されています。園内には約1,500本の八重桜やソメイヨシノがあり、3月下旬~4月上旬に見頃を迎えます。現在、耐震上の関係から城内に立ち入ることはできませんが、隣接する駐車場付近から、桜に囲まれた天守閣を眺められます。また、開花時期に合わせて「日和佐さくらまつり」が行われ、例年3月25日~4月10日の期間はライトアップも楽しめます。
日和佐城
於安御前山の斜面に設けられた園内には約1,000本のソメイヨシノがあり、例年3月下旬~4月上旬に開花すると多くの花見客でにぎわいます。また、3月中旬~下旬には黄色い可憐な花のミツマタも開花し、ピンクと黄のコントラストが見事。桜だけではなく水仙やミツマタ、紫陽花など約50種類の草花が植えられており、四季折々の花が楽しめます。また、ローラーすべり台(全長約100m)をはじめ約20種類の遊具があり、子どもから大人まで楽しめる憩いの公園となっています。
於安パーク
眉の形に似ていることからその名が付けられたという標高290mの眉山。古くは万葉集にも詠まれ、地域の人々に長く愛される徳島市のシンボルです。山頂付近には公園が整備され、車やロープウェイで行くことができます。園内には、お花見広場や野鳥観察園路を中心に約1,500本の桜があり、3月下旬~4月上旬の開花時期にはライトアップも実施されて大にぎわい。展望台からは阿讃山脈や瀬戸内海、紀州の山々まで一望でき、夜景スポットとしても人気です。
眉山公園
眉山公園から北西の眉山中腹に設けられた公園。散歩やウォーキング、ピクニック、野外リクリエーションなどを楽しむ人で常ににぎわう、市民の憩いの場です。特に3月下旬~4月上旬は園内に植えられた約500本のソメイヨシノが美しく咲き誇り、多くの花見客が訪れます。所々にベンチが置かれていたり、レジャーシートを広げられるスペースもあるので、お弁当を持参し、のんびりお花見を楽しみましょう。
西部公園
標高62mの妙見山にはかつて、阿波九城のひとつに数えられる撫養城がありました。その本丸跡に模擬天守閣が建てられ、山全体が公園として整備されています。園内には約500本の桜があり、例年3月下旬~4月上旬に開花。夜には、ぼんぼりの灯の下で夜桜見物もできます。昼ならぜひ天守閣に設けられた「トリーデなると」にも立ち寄ってみましょう。展望台に登れば、お殿様気分で上空から桜を見物でき、天気が良ければ鳴門海峡の向こうに淡路島・吉野川のデルタ地帯までを一望できます。
妙見山公園
徳島の桜の名所は、普段から地元の人たちの憩いの場として人気のあるスポットが多いのが特徴。眺望や史跡巡りを楽しんだり、自然の中を散策したり、子ども向けの遊具があったりと、さまざまな楽しみ方ができます。お弁当持参で丸一日のんびりしてみてはいかがでしょうか。
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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:UNTRACE inc.