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2023/11/29
令和6年能登半島地震の影響により当該地域の交通網や施設等へ被害が出ている場合があります。
ご旅行を検討の際には各種報道や行政からの発表内容を必ず事前にご確認ください。
2023/12/13
新潟県随一のパワースポットとも称される弥彦村(やひこむら)。弥彦山(やひこやま)の麓に位置する彌彦神社の門前町として、また北国街道の宿場町としても栄えた土地で、彌彦神社の摂社・末社、弥彦温泉郷や弥彦公園など、コンパクトな範囲に名所が点在しています。そんな弥彦に訪れるなら外せない、おすすめスポットをご紹介します。
この記事の目次
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弥彦山の山麓と山頂をおよそ5分で結ぶ「弥彦山ロープウェイ」。四季折々、弥彦山と越後平野が織りなす絶景空中散歩が楽しめます。山頂には小さな遊園地「わくわく遊園」や展望レストランもあり、家族旅行で訪れるのもおすすめ。天気の良い日には、遠く佐渡ヶ島まで望めます。山麓駅までは、彌彦神社から「万葉の道」を散策しながら歩いていけるほか、シャトルバスが出ているので、体力に自信のない方も安心です。
弥彦山ロープウェイ
日本海に面した弥彦山の麓と山頂を結ぶ、全長13.7kmのドライブコース。開通当初は有料道路でしたが、現在は無料で通行することができます。風光明媚なコースは、四季折々移り変わる景色が魅力。9合目にある弥彦山頂公園に立ち寄るもよし、日本海に沈む夕日を眺めるもよし。日が暮れると、天気が良ければ越後平野の夜景と満天の星が織りなす絶景を見ることもできます。
弥彦山スカイライン
弥彦駅から徒歩約5分。弥彦温泉街のぼぼ中心に位置する「おもてなし広場」。地元の新鮮な農産物が購入できる直売所や、フードコートをはじめ、見た目にも可愛い和菓子、スイーツ、フルーツサンドなどの専門店が軒を連ねます。さらには源泉かけ流しの温泉が気軽に堪能できる、足湯・手湯のコーナーも。観光の合間にちょっと腰を下ろして休憩するのにぴったりなスポットです。
おもてなし広場
弥彦駅前の広場に立つ、八角形の建物が目印。2018年にオープンした足湯で、アルカリ性単純温泉の「弥彦湯神社温泉」源泉が無料で楽しめます。屋内なので、天候を問わず利用できるのも嬉しいポイント。下駄箱や荷物棚があるので、街歩きの前後や電車待ちのちょっとした時間にもほっと一息つくことができますよ。タオルは要持参。冬期は閉館されるので気をつけて。
駅前広場「湯のわ」
彌彦神社の外苑にあたる場所にある、約4万坪の敷地面積を誇る自然豊かな公園。園内には池や東屋、展望広場などが配されており、桜、新緑、紅葉、雪と移りゆく弥彦村の四季が感じられます。とりわけ秋は「もみじ谷」と呼ばれる場所を中心に広がる紅葉が美しく、毎年10月中旬から11月中旬にかけて夜間ライトアップも開催。県内外から多くの人が訪れます。弥彦村を訪れたなら、ぜひ散策を楽しんでくださいね。
弥彦公園
「おやひこさま」として人々に親しまれる越後一宮・彌彦神社。2400年以上の歴史を持ち、日本最古の歌集『万葉集』にもその名が記されています。現在の社殿は明治の大火の後、1916(大正5)年に再建されたものですが、その大火にも耐え蘇生した御神木のシイノキは、今も境内にそびえ立っています。持った時の重さの感じ方で願いが叶うかどうかを占う「火の玉石(重軽の石)」、神様のみが渡れる「玉ノ橋」など、見どころが多数。弥彦山山頂には奥宮である御神廟もあるので、あわせて参拝するのもおすすめです。
彌彦神社
その昔、ここで温泉が発見されたという弥彦温泉発祥の地。弥彦公園を南へと進んだ御殿山の中腹に位置し、山中に立ついくつもの鳥居をくぐった先にあります。御祭神は、温泉の神として崇められている大穴牟遅命(おおなむちのみこと)は少彦名命(すくなひこなのみこと)。境内の石を借りて病の部分を撫でると治るという言い伝えがあります。弥彦公園から少し足を延ばして訪れてみてはいかがでしょうか?
弥彦公園から湯神社へ行く参道の途中にひっそりと佇む、勝(すぐる)神社の御神廟。いくつかある彌彦神社の摂社の一つにあたり、建田背命(たけたせのみこと)が御祭神です。五穀豊穣と学業にご利益があるといわれています。また、弥彦村内には弥彦競輪場があるためか、「勝」の名前にあやかろうと競輪ファンがしばしば訪れるのだとか。湯神社とあわせての参拝もおすすめです。
聖人清水(しょうにんしみず)の聖人とは、浄土真宗の開祖・親鸞聖人のこと。その昔、水不足に悩まされていたこの地を訪れていた親鸞聖人が、滞在していた家の一隅を杖で突いたところ、清水が湧き出たという伝説を持つスポットです。水は現在も湧いており、案内板には親鸞聖人がここで詠んだとされる和歌が刻まれた碑もあります。歴史ロマンに思いを馳せながら訪れたい場所です。
弥彦神社からほど近い森の中に佇むコンパクトな美術館。年5回の企画展では、日本画、洋画、書道など、幅広いジャンルの優れた作品を見ることができます。弥彦山を一望できるロケーションも魅力の一つ。訪れた際は、ラウンジの大きな窓から見える四季折々の景色もぜひ堪能してみてくださいね。夏休みは小・中学生は入館無料なので、家族旅行にあわせて訪れるのもおすすめです。
弥彦の丘美術館
100%源泉掛け流しの日帰り温泉施設。アルカリ硫黄泉のお湯は、美肌効果が期待できます。大露天風呂をはじめとするさまざまな浴槽のほか、プラス500円で岩盤浴も利用可能。自然石から放出される遠赤外線とマイナスイオンにより、体が芯から温まります。広々とした休憩処や女性専用ヒーリングルーム、お食事処「一葉」などもあり、湯上がりにゆっくりと過ごせるのも嬉しいところ。観光で疲れた体を癒やしに訪れてみてはいかがでしょうか?
さくらの湯
江戸時代中期の農家を建築と姿に復元した、旧武石家(たけいしけ)住宅。「結(ゆい)」とよばれる農村社会の相互扶助により建てられたとみられます。主屋、味噌蔵、薪小屋、納屋の4棟からなり、そのうち江戸時代末期から明治初期の建築である味噌蔵と1929(昭和4)年築の薪小屋は、1998(平成10)年に国の登録有形文化財に指定されています。当時の暮らしぶりをうかがい知る、貴重な建築物です。
旧武石家住宅 「味噌蔵」「薪小屋」
今回は、風情あふれる新潟県弥彦村のおすすめスポットをご紹介しました。霊峰・弥彦山のふもとで史跡や神社を巡った後は、門前町グルメに舌鼓。日が暮れた温泉で旅の疲れを癒やす。そんな休日を過ごすのもいいですね。今度の旅は、知られざる観光スポットの多い弥彦を訪れてみてはいかがでしょうか。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:Okumura Shiho
弥彦山ロープウェイ
[車]北陸自動車道三条燕ICより約25分 [電車]JR弥彦線弥彦駅より徒歩約20分 [その他]弥彦神社敷地内よりロープウェイ山麓駅行き無料送迎バス有り
弥彦山スカイライン
[車での参考所要時間] ・彌彦神社から猿ヶ馬場ゲート経由で弥彦山頂まで約25分 ・彌彦神社から岩室・間瀬ゲート経由で弥彦山頂まで約35分
おもてなし広場
[電車] JR弥彦駅より徒歩約5分
駅前広場「湯のわ」
[電車] JR弥彦駅より徒歩すぐ
弥彦公園
[電車] JR弥彦駅より徒歩すぐ
彌彦神社
[電車] JR弥彦駅より徒歩約15分
湯神社
[電車] JR弥彦駅より徒歩20分
勝神社・御神廟
[電車] JR弥彦駅より徒歩約10分
聖人清水
[電車] JR弥彦駅より徒歩約10分
弥彦の丘美術館
[電車] JR弥彦駅より徒歩約15分 [車] 三条燕インターチェンジより約25分、巻潟東インターチェンジより約30分
さくらの湯
[車]北陸自動車道三条燕ICより約35分 [電車]JR弥彦線弥彦駅より車で約5分
旧武石家住宅 「味噌蔵」「薪小屋」
[車] 弥彦駅より車約5分