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発信日:2025年03月24日
2025年04月26日(土)〜07月06日(日)
入場料:⼀般 1,500円、⼤学⽣/専⾨学⽣ 800円、⾼校⽣以下 無料、展覧会パスポート 2,500円(会期中何度でも⼊場可能)
⾃然との共⽣といのちの⾏⽅を紡ぐ、6⼈の作家たち
寺⽥倉庫株式会社が運営する現代アートと建築のミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2025年4⽉26⽇から2025年7⽉6⽇まで「Reborn-いのちを織りなすアーティストたち-」展を開催します。本展では、⽇本⽂化の根底に流れる「⾃然との共⽣」と「いのちの⾏⽅」をテーマに、現代アーティスト 6⼈による約67点を紹介します。
⽇本では古くから⾃然との共⽣を重んじ、その美しさや⼒に畏敬の念を抱いてきました。季節の移り変わりや⾃然のリズムは⽣活や
⽂化に深く根付き、⽇本独⾃の美を⽣み出してきました。
本展は、現代では薄れつつも⽇々の暮らしの中で⼤切に継承されてきた⾃然との深い関わりに着⽬し、それを創作活動へ取り⼊れながら、「いのちの⾏⽅」について視覚的に提⽰する6⼈のアーティストを紹介するものです。彼らは、流⽊や古紙ダンボール、狩猟で得た膠(にかわ)など、出会った素材と真摯に向き合い、対話を重ねながら作品を⽣み出しています。そうして⽣まれた作品は、それぞれ異なる表情を持ちながらも、共通の⽅向へと私たちを誘います。彼らの作品を通じて⾃然との向き合い⽅を改めて考えるとともに、環境破壊や気候変動への危機感が⾼まる今、本展が私たちの⽇常の営みを⾒つめ直す⼀助となることを願います。
出展作家(五⼗⾳順・敬称略)
鈴⽊初⾳「花と⾙と」 2022年 佐藤美術館蔵
鈴⽊初⾳(すずき はつね)
1995年神奈川県⽣まれ。⾃ら育てた植物や天然由来の材料を⽤いた平⾯作品を制作。古より受け継がれた素材とその⼿仕事を追体験することで現代のものづくりの根源を追求する。
⽟⽥多紀「絶滅危惧種の物語」 2015-2023年 ウッドワン美術館蔵 撮影・Photo:稲澤朝博
⽟⽥多紀(たまだ たき)
1983年兵庫県⽣まれ。古紙ダンボールを巧みに⽤い⽣き物の造形美や性質をユニークに捉えた⽴体作品を制作。ダンボールの特性を⽣かした独⾃の技法を美術教育の現場でも広めている。
永沢碧⾐「解ける者」 2021年
永沢碧⾐(ながさわ あおい)
1994年秋⽥県⽣まれ。主に東北の狩猟・マタギ⽂化に傾倒し、⾃らも狩猟免許を取得。⽣き物の命に感謝しそれを余すことなく使い別の命に繋ぐ⾏為はまさに古来より受け継がれてきた根源的循環に他ならない。
帆刈晴⽇「yarn -color wheel-」(部分) 2025年
帆刈晴⽇(ほかり はるひ)
1990年愛知県⽣まれ。⾃らが描いた絵画作品を解体し再構築し新たな造形に創りかえる。その⾏為は今までの美術の常識を覆したリサイクルするアートと⾔える。
⽔⽥典寿「夢」(部分) 2024 年 ⓒNorihisa Mizuta
⽔⽥典寿(みずた のりひさ)
1977年東京都⽣まれ。海からの漂着物や廃棄された家具などを⽤い、できるだけ⼿を加えず、素材本来の美を輝かせようとするアプローチは新たな価値の創造に他ならない。
宮川達也「伸」 2006年 宮川達也ギャラリー蔵
宮川達也(みやかわ たつや)
1961年岐⾩県⽣まれ。板材として使われなかった⽊々を⽤いた彫刻を制作。30 年以上にわたり学校教育に携わりながら追求した造形経験はしなやかなやさしさと美しさを孕んでいる。
関連プログラム
1)ワークショップ:古紙ダンボールを使って「お⾯」をつくろう
出展作家の⽟⽥多紀⽒を講師に迎え、造形制作体験のワークショップを開催します。「お⾯」は、⽇本の祭りや神事、伝統芸能だけでなく、現代の多様な⽂化にも影響を与え続けている特別な存在です。本ワークショップでは、古紙ダンボールを使ってオリジナルのお⾯を制作し、その⽂化的背景や創造の楽しさを体験いただけます。
過去のワークショップの様⼦
⽇時:2025年5⽉10⽇、5⽉18⽇ 各⽇2回(10:00〜12:30、14:00〜16:30)
参加費:4,800 円(観覧料込み)
定員:各回 20 組(事前申込制)
対象:⼩学⽣以上(⼩学⽣は⼤⼈の同伴が必要)
講師:⽟⽥多紀⽒
会場:WHAT MUSEUM
2)出展作家によるギャラリートーク
本展の出展作家が、それぞれの作品について語るギャラリートークを開催します。作品が⽣まれた背景や、素材との向き合い⽅、創作に込めた想いなど、作家⾃⾝の視点を直接聞くことができる貴重な機会です。作品への理解を深めるとともに、創作のプロセスをより⾝近に感じていただけます。
⽇時:2025年4⽉26⽇、4⽉27⽇ 各⽇2回(11:30〜、14:30〜)
参加費:無料(観覧料別途)
定員:30 名
登壇者:
4⽉26⽇ 永沢碧⾐⽒、帆刈晴⽇⽒、宮川達也⽒
4⽉27⽇ 鈴⽊初⾳⽒、⽟⽥多紀⽒、⽔⽥典寿⽒
会場:WHAT MUSEUM
※詳細は公式サイト(https://what.warehouseofart.org/events/gallerytalk_0426_0427)をご確認ください
⾳声ガイドのご案内
WHAT MUSEUM 公式アプリをダウンロードすると、無料で⾳声ガイドをご利⽤いただけます。本展では、俳優・⼩林涼⼦⽒が⽇本語の⾳声ガイドナビゲーターを務めます。展⽰作品の解説や展覧会の⾒どころを分かりやすくご紹介します。
⼩林涼⼦⽒
⼩林涼⼦⽒プロフィール
1989年⽣まれ、東京都出⾝。4歳より⼦役として芸能活動を開始。NHK連続テレビ⼩説「⻁に翼」をはじめ、数々のドラマや映画などへ出演している。俳優業の傍ら2014年より農業に携わり、2021年株式会社AGRIKOを起業。「AGRIKO FARM」の運営や、アート事業を展開。俳優・経営者にとどまらず、報道番組への出演やラジオナビゲーターなどパラレルキャリアで活動の幅をさらに広げている。
「Reborn-いのちを織りなすアーティストたち-」展【WHAT MUSEUM】
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