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松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP【麻布台ヒルズ ギャラリー】

松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP【麻布台ヒルズ ギャラリー】

松山智一 《Passage Immortalitas》 2024 H267 x W470 cm Acrylic and mixed media on canvas

松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP【麻布台ヒルズ ギャラリー】

松山智一 《Bring You Home Stratus》 2024 H330 x W307cm Acrylic and mixed media on canvas

発信日:2025年03月28日

2025年03月08日(土)〜05月11日(日)

入場料:一般 2,200円~

ニューヨークを拠点に世界を魅了する現代美術家、松山智一の個展

このたび、3月8日から5月11日まで、「松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP」が東京の新たなアートスポット、麻布台ヒルズ ギャラリーで開催されます。本展は、ニューヨークを拠点にグローバルな活躍を見せるアーティスト松山智一の東京で初となる大規模個展です。四半世紀にわたって現代アートの本場ニューヨークで活動し、いまや世界が注目する次世代のアーティストのひとりとなった松山の日本初公開となる大規模作品19点を含む、約40点が展示されます。さらにこの機会に、展覧会タイトルにもなる、新シリーズ「First Last」を発表するほか、麻布台ヒルズ内、中央広場で屋外作品を展示します。松山の特異なアイデンティティを通して捉えたグローバルな現代社会のリアリティを、迫力ある色彩と壮大なスケールの絵画で体感いただける展覧会です。

新シリーズ「First Last」 (後の者が先になり、先の者が後になる)

英語で「最初で最後」を意味する本シリーズは、松山智一のキャリアにおいて、ようやく到達した東京での大規模個展開催までの長くとも短いような道のりを反映しています。同時に、絶えない課題によって均衡が保たれるパラドキシカルな現代社会に向けた、松山からの謎めいたメッセージ、「後の者が先になり、先の者が後になる」でもあります。岐阜の飛騨高山で生まれ、クリスチャンの両親の元で幼い頃からキリスト教を身近に育ってきた松山は、少年期のアメリカでの生活を経て帰国子女として青年期を過ごし、そしてニューヨークでアーティストとして活動を始めてからも常にマイノリティであり続けました。二極化が進む政治が引き起こす分断、格差や対立、ジェンダー平等のパラドクス、情報操作やフェイクニュースなど、混沌とした現代社会において松山は常に問いを立て続けます。はたして我々は何によって報われるのか?本シリーズでは松山が、アメリカ社会が抱える諸問題を起点に、自身の特異な背景がもたらす独自の視点を通して世界を捉えなおし、芸術によって新たな共感を創り出します。

[本展のみどころ]

■キャリアを変えたあの大作から最新作まで!日本初公開作品、19点を含む作品群でその軌跡をたどる

これまで上海やヴェネツィア、ロンドンなどで発表され、海外でしか見ることの出来なかった日本初公開作品や最新作 19点など、代表作と合わせて約40点が展示されます。壮大な絵画や空間に広がる巨大な立体など、松山智一の近年の作品群が東京・麻布台ヒルズ ギャラリーで一堂に会します。

■眩いばかりの色彩の中に多文化の十字路を体験する

松山の絵画から放たれる眩いばかりの色彩は最大の特徴の一つ。自身で作った何千という色のストックが様々な技法によって、キャンバスの上で共鳴します。世界を彩る多様な文化、伝統、宗教、そして歴史的なものや現代的なもの、さらにはハイカルチャーから日常品といった要素は、松山によって無数の色で描かれ、情報化の中で移ろう現代社会の姿を映し出し、混然一体となって鑑賞者を色彩の世界に没入させます。

■新シリーズ「First Last」 (後の者が先になり、先の者が後になる)

二極化が進む政治が引き起こす分断、格差や対立、ジェンダー平等のパラドクス、情報操作やフェイクニュースなど、混沌とした現代社会において松山は常に問いを立て続けます。はたして我々は何によって報われるのか? 本シリーズでは松山が、アメリカ社会が抱える諸問題を起点に、自身の特異な背景がもたらす独自の視点を通して世界を捉えなおし、芸術によって新たな共感を創り出します。

[音声ガイド]

■展覧会ナビゲーターに俳優の永野芽郁さんが就任

本展の展覧会ナビゲーターに映画・ドラマ、CM など多方面で活躍中の俳優・永野芽郁さんが就任しました。永野さんが初めて挑戦した音声ガイドは全てのチケットに付いています。

<永野芽郁さんのコメント>
近代的な情景に昔のモチーフが混ざり合っていたり、箱に入ったピザが出てきたり…! それが完璧に調和していて、時代を超えた文化の融合を感じます。一枚の絵から受け取れる情報がすごく多くて、絵を見ていると、直感で引き寄せられるモチーフが今の自分の気持ちを映し出しているのかな、と不思議な感覚になりました。今回初めて挑戦した音声ガイドでは、会場にいらっしゃる皆さんが自分だけのお気に入りを見つけるお手伝いをするような気持ちでお話しさせていただきました。鮮やかな色彩とエネルギーに満ちた松山智一の作品の数々から、「色彩で叫ぶ」というのはどういうことか、会場で感じていただきたいです。

プロフィール:
1999年9月24日生まれ、東京都出身の俳優。NHK 連続テレビ小説「半分、青い。」(18年)でヒロインに抜擢され大きな反響を集める。近年の主な出演作品はドラマ『ユニコーンに乗って』(2022/TBS)、ドラマ『御手洗家、炎上する』(2023/Netflix)、『君が心をくれたから』(2024/フジテレビ)、映画『からかい上手の高木さん』(2024)など。2026年には大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)に出演予定。

[屋外展示!麻布台ヒルズ 中央広場]

展示期間:2025年3月4日~2025年4月末予定
展示時間:9:00~21:00
展示場所:麻布台ヒルズ 中央広場

■松山智一展を記念して、麻布台ヒルズ 中央広場に屋外作品を展示!

2025年3月4日から、麻布台ヒルズ 中央広場では、松山智一の屋外作品3点が期間限定で展示されています。麻布台ヒルズは、“街全体がミュージアム”となることを目指し、およそ8.1ha(ヘクタール)の広大な敷地に、麻布台ヒルズ ギャラリーをはじめとする文化施設やギャラリー、パブリックアートを設置しています。これは、アートは美術館という閉じた空間で限られた人のみに鑑賞されるのではなく、社会の中に解き放たれ、文化のインフラとして機能することを考え続けてきた松山智一の想いと共鳴することから、中央広場での作品展示が実現しました。

※展示期間等の最新情報は展覧会公式サイトにてご確認ください
※天候状況により、一部作品の公開が中止になる場合があります

[本展について アーティストからのメッセージ]

多様な文化が交錯するニューヨークで20年以上活動し、日本とアメリカというルーツを持つ自身にとって東京での展覧会は大きな意味を持ちます。国や言語、文化や世代を超えていま同じ時代を生きる私たちだからこそ感じることがあると思っています。作品世界に足を踏み入れ、鑑賞者としてだけでなく、作品への参加者、対話者として体験してもらえればと思います。

松山智一 |MATSUYAMA Tomokazu

現代美術家。1976年岐阜県生まれ、ブルックリン在住。絵画を中心に、彫刻やインスタレーションを発表。アジアとヨーロッパ、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素を有機的に結びつけて再構築し、異文化間での自身の経験や情報化の中で移ろう現代社会の姿を反映した作品を制作する。バワリーミューラルでの壁画制作(ニューヨーク/米国、2019年)や、《花尾》(新宿東口駅前広場、東京、2020年)、《Wheels of Fortune》(「神宮の社芸術祝祭」明治神宮、東京、2020年)など、大規模なパブリックアートプロジェクトも手がけている。
近年の主な展覧会に、「Mythologiques」(ヴェネツィア/2024年)、「松山智一展:雪月花のとき」(弘前れんが倉庫美術館/2023年)「MATSUYAMA Tomokazu: Fictional Landscape」(上海宝龍美術館/2023年)がある。2025年2月までパリのルイ・ヴィトン財団でも作品を発表している。

本展キュレーター 建畠晢氏からのメッセージ

古典古代と現代、西洋と東洋といった対極的な光景を、他に類を見ない文化的包容力でサンプリングし、私たちを魅了する壮麗なスペクタクルを生み出すアーティスト、松山智一。その不可思議で遠心的なハーモニーとも言える世界は、アイデンティティの多重性が誰にとっても避けられないテーマとなった現代に対する、非常に鋭い批評でもあります。

建畠晢|TATEHATA Akira

美術評論家・詩人/埼玉県立近代美術館長、草間彌生美術館長、京都芸術センター館長、京都市立芸術大学及び多摩美術大学名誉教授国立国際美術館主任研究官、多摩美術大学教授、国立国際美術館長、京都市立芸術大学学長、多摩美術大学学長、コロンビア大学訪問研究員などを歴任。美術館と大学で現代美術の展覧会企画や教育研究に携わるとともに、ヴェネチツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー(1990、1993)、横浜トリエンナーレ(2001)、あいちトリエンナーレ(2010)、東アジア文化都市京都「アジア回廊」展(2017)など国際美術展の芸術監督を務めてきた。
受賞歴はオーストラリア国家栄誉賞、文化庁創立50周年記念表彰、京都市文化功労者。詩人としては、歴程新鋭賞、高見順賞、萩原朔太郎賞を受賞している。

[展覧会図録]

近年の主要作品から、展覧会のタイトルにもなった最新シリーズ〈First Last〉まで、ディテールを加えた100点以上の図版をフルカラーで紹介。美術評論家・建畠晢による論考、ISSEY MIYAKE のデザイナー・宮前義之との対談、主要作品のストーリー解説など、松山智一の活動の現在地を包括した一冊です。

3,520円(税込)
展覧会グッズショップ(麻布台ヒルズ内)で販売
仕様:A4版変形(Y 223×T 278mm)、上製本+ジャケット巻、208ページ(フルカラー)

920円お得になる「図録付チケット」を販売中です
・図録付チケット 5,000円(税込)

[展覧会関連グッズ]

本展の展覧会関連グッズも充実しています。松山智一の豊かな色彩をいかしたデザインアイテムや日本の伝統菓子とのコラボレーション、またトリビュートグッズとして世界的なファッションブランドやメーカとのタイアップグッズも販売予定。世界を舞台に多様な文化背景をもつ松山らしい様々なグッズが展開されます。

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INFOMATION

松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP【麻布台ヒルズ ギャラリー】

住所
東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
営業時間
月・火・水・木・日 10:00~18:00(最終入館 17:30)
金・土・祝前日 10:00~19:00(最終入館 18:30)
定休日
会期中無休
入場料
一般 2,200円~ [オンラインチケット]
一般 2,200円、専門・大学・高校生 1,700円、4歳~中学生 1,100円、4歳未満 無料
[窓口チケット]
一般 2,400円、専門・大学・高校生 1,900円、4歳~中学生 1,300円、4歳未満 無料

※オンラインチケット取り扱い窓口:麻布台ヒルズ ギャラリー専用オンラインサイト・フジテレビダイレクト・ローソンチケット
※店頭購入:セブンイレブン、ローソン
※団体割引販売|15名以上の場合は団体割引あり。詳細は事前に麻布台ヒルズ ギャラリーへお問合せください
※その他、チケット購入に関する<注意事項>は、展覧会公式サイトに掲載しています
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