【八戸から車で3時間】道の駅も!日帰りドライブにおすすめのおでかけスポット10選

【八戸から車で3時間】道の駅も!日帰りドライブにおすすめのおでかけスポット10選

観光・カルチャー

2024/08/07更新

青森県の南東部に位置する八戸市は、岩手県と隣接し、太平洋に面するエリアです。八戸市は水産・工業都市で、高速道路網は東北縦貫自動車道や八戸・久慈自動車道などが整備されています。それらを利用すれば、青森県内以外の秋田県や岩手県へのアクセスも良好で、日帰りドライブの起点に適した街です。そんな八戸市から3時間台のドライブをすれば、採れたて野菜が購入できる道の駅や、自然が作り上げる造形美を観賞できる名所、独自の文化を色濃く残した史跡など、日帰りドライブにおすすめのスポットが近県に点在しています。本記事では、八戸市から車で3時間台で行ける、日帰りドライブスポットや道の駅から、おすすめの10カ所を紹介します。

青森県

津軽半島

津軽半島エリアは、八戸市より2時間弱から3時間弱のドライブで到着します。青森県の北西部に位置し、平舘(たいらだて)海峡を挟み下北半島と並び飛び出た半島の北東部のエリアです。津軽半島エリアには、北海道へ通じる北海道新幹線や青函トンネル、津軽海峡を望む絶景を堪能できる名勝が豊富です。また構想から完成までの約65年の歴史を振り返る青函トンネル記念館や、津軽国定公園の景勝地である袰月海岸高野崎(ほろづきかいがんたかのさき)などの観光スポットが点在。

【津軽半島】龍飛崎

津軽半島最北端の地と階段国道

龍飛崎(たっぴさき)は、津軽半島の最北端にあり津軽海峡のシンボルである龍飛埼灯台(たっぴさきとうだい)がある岬です。ほかにも、石川さゆりのヒット曲である津軽海峡冬景色の歌謡碑があり、ボタンを押すと曲が流れます。近くにある国道339号は、国道でありながら車やバイクの往来ができない362段の階段となっていることが特徴。階段の国道では海を眺めながら徒歩での散策が可能です。

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下北半島

下北半島エリアは、八戸市より1時間弱から3時間強のドライブで到着します。青森県の北東部に位置する“本州最北端”の半島のエリアです。日本三大霊山のひとつである恐山(おそれざん)や、マグロ漁で有名な大間崎(おおまざき)に加え、下呂(げろ)温泉、薬研(やげん)温泉などの温泉地もあるところ。

【下北半島】仏ヶ浦

巨大な奇岩が立ち並ぶ下北半島を代表する景勝地

仏ヶ浦(ほとけがうら)は、海岸沿いの約2kmにわたり仏像を思わせる奇岩が連なる景勝地です。見どころは、津軽海峡の荒波と厳しい風雪によって生まれた奇岩の神秘的な造形美と、透明度の高いエメラルドグリーンの海の色です。駐車場からは海沿いに遊歩道が設けられていますが、往復で徒歩約40分かかります。4月から10月は佐井(さい)港から出ている遊覧船を利用すれば、海上からの景色も堪能できます。

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弘前・五所川原

弘前・五所川原(ひろさき・ごしょがわら)エリアは、八戸市より2時間前後のドライブで到着します。青森県の西南部で、津軽半島の西から秋田県境まで広がるエリアです。弘前エリアは、桜の名所で有名な弘前公園や、日本庭園に和洋折衷の館が立つ盛美園などの自然と歴史が一体になったスポットがあります。また津軽藩ねぷた村や、りんご資料館などの伝統や名産を学べる施設も見どころ。五所川原エリアは、夏の風物詩である立佞武多(たちねぷた)を常設展示する立佞武多の館や、全長約300mある木造三連太鼓橋の鶴の舞橋などが有名です。小説家の太宰治とゆかりのあるエリアで、関連する施設が点在。また両エリアには、海と一体化した露天風呂の黄金崎不老ふ死温泉や、黒川市の温泉郷などがあり、さまざまな温泉が楽しめます。

【弘前・五所川原】高山稲荷神社

朱色の鳥居が続く圧巻の光景

高山稲荷神社は、五穀豊穣や商売繁盛、海上安全、開運招福など、さまざまな御神徳を持つ福神様として親しまれている神社です。このスポットには、朱色の鳥居が200基以上立ち並び、写真映えするスポットとしても人気があります。また境内の奥には、水みくじを授与する龍神宮を設置。水みくじは水に浸すと、神託の文面が浮かび上がるという授与品です。

【弘前・五所川原】弘前城

東北で数少ない、江戸時代の天守が現存する城

弘前(ひろさき)城は、東北で数少ない江戸時代の天守が現存する城です。天守は一度火事によって消失したものの、1810年に再建され、現在まで残っています。天守だけでなく、櫓(やぐら)や城門、水濠などの建造物も、築城時の姿で良好に残されています。また弘前城を含む弘前公園は、桜の名所でも有名。

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秋田県

田沢湖・角舘

田沢湖・角舘(たざわこ・かくのだて)エリアは、八戸市より3時間前後のドライブで到着します。秋田県の東部の中央に位置し、岩手県に隣接するエリアです。大仙市(だいせんし)で8月に実施される「大曲(おおまがり)の花火 全国花火競技大会」は、全国的にも有名な夏の風物詩です。田沢湖エリアは、日本で最も水深が深いカルデラ湖の田沢湖や、御座石神社(ござのいしじんじゃ)、田沢湖を一望する田沢湖高原・乳頭(にゅうとう)温泉郷などがあります。角館エリアは、「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷や商家などによる町並みが残り、風情ある景観が広がるスポットです。

【田沢湖・角舘】たつこ像

瑠璃の湖面に輝く田沢湖のシンボル

たつこ像は田沢湖のシンボルとして、雄大な湖の景観の中に佇む金色に輝く女性の像です。この像は、永遠の若さと美貌を願いながら龍となり湖に沈んでいった、辰子姫がモデルとされています。瑠璃色をした田沢湖と黄金像の風景は、地元の人もおすすめする絶景です。たつこ像の隣にある浮木(うきき)神社は縁結びのご利益があるとされ、たつこ像と合わせてパワースポット巡りもできます。

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横手・湯沢

横手・湯沢エリアは、八戸市より3時間前後のドライブで到着します。秋田県南東部の内陸に位置し、岩手県、宮城県、山形県と隣接するエリアです。みちのく五大雪まつりのひとつとされる「横手かまくら」や、民族行事として古い歴史を持つ「犬っこまつり」など、冬を代表するさまざまなお祭りが両エリアで開催されています。また、稲庭うどんの発生の地でもある両エリア。横手エリアは、秋田の魅力が詰まったテーマパークの秋田ふるさと村 Kamakulandや、マイナス10度に保たれた館内で、かまくらを1年中体験できる横手市ふれあいセンターかまくら館、原画を20万枚以上収蔵する横手市増田まんが美術館などのユニークなスポットが点在します。湯沢エリアは、日本三大霊場のひとつである川原毛(かわらげ)地獄が有名です。また小安峡(おやすきょう)大噴湯や秋の宮温泉郷などの山深いところに秘湯があり、自然の中で湯浴みを楽しめます。水源が豊かなところでもあり、登録文化財に指定されている両関酒造などの酒蔵が集まる酒造りが盛んな町です。

【横手・湯沢】道の駅十文字

24時間利用可能な交流休憩ホールを備えた道の駅

道の駅十文字は、交通の要所といわれてきた横手市十文字町の国道13号沿いにあります。農産物や、地元の採れたて野菜や地域ならではの漬物、秋田の名産品であるいぶりがっこなどを販売。道の駅の裏には遊具が備えられた公園があるため、お子さん連れの方も満足できるでしょう。公園で遊んでお腹が空いたら、十割そばや、スープにこだわったラーメンなどを提供するレストランなどで美味しい食事をいただけます。

【横手・湯沢】道の駅さんない

木のぬくもりを感じながら地元食材に舌鼓

道の駅さんないは、産直野菜の直売所や地元の食材が楽しめるレストランを併設した木造建築の道の駅です。レストランでは、山内産の玄そばを自家製粉し手打ちした十割そばや、いものこ汁などの郷土料理をいただけます。木工体験ができる工房のウッディプラザ木の香では、専任指導員に見守られながら木工に挑戦できます。同工房では、秋田杉の間伐材を利用した木工品や工作キットをお土産に販売。木工品のお土産物に加えて、道の駅限定のさんない純米酒や、国産はちみつなども販売し、人気の商品となっています。

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岩手県

奥州・平泉・一関

奥州・平泉・一関(おうしゅう・ひらいずみ・いちのせき)エリアは、八戸市より2時間半から3時間弱のドライブで到着します。岩手県の南端に位置し、秋田県と宮城県に隣接するエリアです。奥州・平泉エリアには、中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)などといった世界文化遺産「平泉」に登録された寺院や、源義経が自害した居城跡の高館・義経堂(たかだち・ぎけいどう)などの歴史的な史跡が点在しています。また、一関エリアには、厳美渓(げんびけい)や猊鼻渓(げいびけい)といった雄大な自然が見られる絶景スポットがみどころ。紅葉や雪景色、川下りする船上からなどと、さまざまな視点で景色が楽しめます。

【奥州・平泉・一関】道の駅 厳美渓

一関の餅文化を堪能できる道の駅

道の駅厳美渓は、一関市の国道342号沿いにあります。国の名勝である厳美渓からも近いこのスポットでは、新鮮な農産物の直売や特産品の販売を行っており、地元の味を楽しめます。ほかにも、一関の餅文化を中心とした展示施設も隣接しているのが特徴です。レストランでは、8種類のひとくちサイズの餅が食べられる和風餅セットや、餅が入った力餅ラーメン、テイクアウト用の餅弁当などがいただけます。

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花巻・北上・遠野

花巻・北上(きたかみ)・遠野(とおの)エリアは、八戸市より2時間強から3時間弱のドライブで到着します。岩手県の中央部に位置するエリアです。花巻エリアは岩手県内唯一の空の玄関口のいわて花巻空港があり、詩人・宮沢賢治ゆかりの地ならではの施設が点在します。県内第二の都市である北上エリアは、桜の名所である展勝地(てんしょうち)や、夏油(げとう)高原温泉郷などの観光スポットが有名。また縄文時代の集落である樺山(かばやま)遺跡は、約30個の立石によるストーンサークルが発見された国指定史跡です。遠野エリアは、カッパが棲んでいそうなカッパ淵や、田んぼの真ん中にぽつんと立つ荒神神社など、日本の原風景が広がるところ。また秋に雲海が出現する高清水展望台も見どころです。

【花巻・北上・遠野】道の駅 遠野風の丘

道の駅で味わう遠野名物バケツジンギスカン

道の駅 遠野風の丘(とおのかぜのおか)は、キャッチコピーに「永遠の日本のふるさと」を掲げている道の駅です。道路状況や周辺観光案内の情報を発信しているので、現地でドライブの情報収集するのにもおすすめ。売店では農産物や海産物、お土産物が購入でき、 フードホールでは遠野名物のバケツジンギスカンなどのラム肉料理を提供。

【花巻・北上・遠野】天照御祖神社(通称 伊勢神社)

伊勢神宮より天照大御神の御分霊を受けた東北のお伊勢さん

天照御祖神社(あまてらすみおやじんじゃ)は、三重県にある伊勢神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御分霊(ごぶんれい)をいただき建立されました。その由緒から、東北のお伊勢さんとして親しまれている神社です。境内では、水に浸すと文字が浮かび上がる水みくじや、恋愛運上昇を願って行う恋鯉みくじを授かれます。授与所では、肉球の形を刺繍したお守りをはじめとした、さまざまなお守りを頒布しています。

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まとめ

この記事では、八戸市から3時間台で行ける日帰りドライブスポットから、おすすめの10カ所を紹介しました。八戸市から東北縦貫自動車道や八戸・久慈自動車道を利用し3時間も走れば、秋田県や岩手県まで足を伸ばせます。木工体験できる道の駅や、ひと工夫されたおみくじを頒布する神社、歴史を体感できる史跡など、ドライブを満喫できるスポットが満載です。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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