合わせて楽しみたい!茨城・偕楽園周辺の日帰りおでかけスポット10選
観光・カルチャー
2024/04/01更新
茨城県水戸市にある偕楽園(かいらくえん)は、岡山県岡山市の後楽園(こうらくえん)、石川県金沢市の兼六園(けんろくえん)とならぶ「日本三名園」のひとつ。江戸時代に、水戸藩9代藩主の徳川斉昭(なりあき)によって造園されました。現在も美しい名所として親しまれている庭園です。その偕楽園から車で約10分走ると、さまざまなおでかけスポットが点在しています。本記事では、茨城・偕楽園周辺の日帰りおでかけスポット10カ所を紹介。偕楽園に行く方は本記事を参考に、その周辺のスポットにも足を運んでみてください。
この記事の目次
- 【水戸市見川】茨城縣護國神社
- 【水戸市見川】徳川ミュージアム
- 【水戸市宮町】水戸東照宮
- 【水戸市常磐町】常磐神社
- 【水戸市三の丸】弘道館
- 【水戸市三の丸】水戸黄門神社
- 【水戸市緑町】茨城県立歴史館
- 【水戸市千波町】千波公園
- 【水戸市千波町】千波湖
- 【水戸市五軒町】水戸芸術館
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【水戸市見川】茨城縣護國神社
偕楽園の前景を彩る神社
1878(明治11)年に、現在の水戸市常磐神社の境内地に「鎮霊社」として祀られた茨城縣護國(いばらきけんごこく)神社です。偕楽園から車で約5分の距離に位置します。護国神社が鎮座するのは、桜山と呼ばれている小高いところです。古くは「白雲岡」と呼ばれていた眺めの良いところでした。 現在の境内からは偕楽園を眺めることができます。また春は梅や桜、秋は紅葉の名所として知られているスポットです。 境内の遺品館には、茨城縣護國神社のご祭神の御遺書、御遺品や郷土部隊の歴史、主たる戦場の解説などが展示されています。
茨城縣護國神社
- 住所
- 茨城県水戸市見川1丁目2-1
- アクセス
- [車]常磐自動車道水戸ICより約20分
[電車]JR・私鉄各線水戸駅より徒歩約30分
[バス]茨城交通バス「桜山」停留所より徒歩約10分 - 公式HP
- https://ibaraki-gokokujinja.jp/
- TEL
- 029-241-4781
- FAX
- 029-297-8332
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料※詳細はホームページ参照
- 駐車場
- 50台
【水戸市見川】徳川ミュージアム
水戸徳川家の歴史を深く知られる
水戸徳川家の歴史を学べる徳川ミュージアム。偕楽園から車で約5分の場所に位置します。水戸徳川家に伝わる古文書類や什宝(じゅうほう)を、約3万点が収蔵されています。その中には、テレビドラマ「水戸黄門」で知られる、徳川光圀(みつくに)所用の印籠(いんろう)もあり、ファンなら必見の展示物でしょう。
徳川ミュージアム
- 住所
- 茨城県水戸市見川1丁目1215-1
- アクセス
- JR常磐線水戸駅よりバスで10分
- 営業時間
- 10:00 ~ 16:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は開館)
- 料金
- 展示により異なる
【水戸市宮町】水戸東照宮
徳川家康が祀られている「権現さん」
水戸東照宮(みととうしょうぐう)は、偕楽園から車で約10分のところに位置する神社です。初代水戸藩主である徳川頼房(よりふさ)が、父の家康を祀るために建立しました。御祭神である家康は、戦国時代を統一した武将、平均寿命を超える長寿だったことなどから、家内安全祈祷、交通安全祈願、身体健全などの神とされています。水戸東照宮では、それらに関するさまざまな祈願祭を執り行っています。境内には、太刀 則包作(のりかねさく)、銅造灯篭(どうづくりとうろう)、大神輿(おおみこし)などの文化財や宝物を展示。地元では「権現さん」と呼ばれ、親しまれています。
水戸東照宮
- 住所
- 茨城県水戸市宮町2丁目5-13
- アクセス
- [車]北関東自動車道茨城町東ICより約16分
[電車]JR・私鉄各線水戸駅より徒歩約6分 - 公式HP
- https://gongensan-mito-toshogu.jp/
- TEL
- 029-221-3784
- FAX
- 029-231-5707
- 営業時間
- 6:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 30台
【水戸市常磐町】常磐神社
光圀と斉昭を祀る歴史深い神社
偕楽園から車で約2分の場所に位置する常磐神社(ときわじんじゃ)は、徳川光圀(みつくに)と徳川斉昭(なりあき)を祀る神社です。境内にある義烈館(ぎれつかん)は、ふたりの遺品を中心に書画、工芸品などを展示しています。その名称は、光圀と斉昭の諡号(死後に奉じられる名)である義公(ぎこう)と烈公(れっこう)から一文字ずつとったものです。
※現在、義烈館は休館中。ただし10名以上のグループは事前予約をすれば開館。詳細は公式HPをご確認ください
常磐神社
- 住所
- 茨城県水戸市常磐町1-3-1
- アクセス
- JR水戸駅からバスで18分
- 営業時間
- 平日9:30~15:30、土日祝日9:00~16:00
- 定休日
- 木曜
- 料金
- 義烈館:大人300円、小人100円
【水戸市三の丸】弘道館
重要文化財、特別史跡に指定された水戸藩の藩校
偕楽園から車で約10分の場所に位置します。弘道館(こうどうかん)は、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(なりあき)によって1841(天保12)年に創設された藩校です。正門、正庁、至善堂(しぜんどう)は重要文化財に指定されています。それに加えて、弘道館公園は特別史跡に指定されています。
弘道館
- 住所
- 茨城県水戸市三の丸1-6-29
- アクセス
- JR水戸駅から徒歩8分
- 営業時間
- 9:00~17:00(10月~2月は16時半まで)
- 定休日
- 12/29~12/31
- 料金
- 一般400円、小中学生200円
【水戸市三の丸】水戸黄門神社
黄門様生誕の地として親しまれる神社
水戸黄門(みとこうもん)神社は、偕楽園から車で約10分の距離に位置する神社です。黄門様である徳川光圀(みつくに)生誕の地に鎮座する神社として親しまれています。光圀は1628(寛永5)年、家臣三木家の屋敷で、水戸藩初代藩主である頼房(よりふさ)の三男として生まれました。身分を隠し、4歳までここで育てられました。
水戸黄門神社
【水戸市緑町】茨城県立歴史館
茨城県の歴史を知る歴史館
1974(昭和49)年9月に開館した茨城県立歴史館は、偕楽園から車で約2分の距離に位置します。さまざまなテーマの特別展や企画展を開催する歴史館です。それに加えて、茨城県の歴史を概観できる歴史系総合展示も常設。敷地内には、江戸時代の民家建築や洋風建築の旧水海道(きゅうみつかいどう)小学校などの建築物もあります。
茨城県立歴史館
- 住所
- 茨城県水戸市緑町2-1-15
- アクセス
- JR水戸駅からバスで10分、「歴史館偕楽園入口」下車、徒歩2分
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/1
- 料金
- 一般610円、大学生320円
【水戸市千波町】千波公園
自然を感じられる憩いの場
偕楽園から車で約5分の距離に位置します。千波(せんば)公園は、周囲約3kmの、ひょうたん形をした千波湖に面する公園です。ジョギング、サイクリング、ボート遊び、湖畔を囲む桜並木のある歩道があり、アクティビティや散策などが楽しめる憩いの場として親しまれています。
千波公園
【水戸市千波町】千波湖
広大な湖を望める憩いのオアシス
偕楽園から車で約5分の場所に位置する千波湖(せんばこ)は、偕楽園に隣接する湖です。湖に面した千波公園には、D51(蒸気機関車)、アスレチックがある少年の森、芝生の広場、ボート乗り場などの施設やアクティビティが点在。ほかにも、湖畔を一周する散策コースもあり自然を感じられます。
千波湖
【水戸市五軒町】水戸芸術館
塔の上から望める格別な景色
市制100周年を記念して建設された芸術複合施設である水戸芸術館は、偕楽園から車で約7分の距離に位置します。コンサートホール、劇場、美術ギャラリーからなる施設です。高さが約100mあるユニークなデザインを持つ塔からの眺めは格別です。
水戸芸術館
- 住所
- 茨城県水戸市五軒町1丁目6-8
- アクセス
- JR水戸駅から徒歩20分
- 営業時間
- 【展望室】9:30~18:00 ※土日祝:~19:00
- 定休日
- 【展望室】月曜日
- 料金
- 【展望室】一般200円、小中学生100円
まとめ
本記事では、茨城県水戸市の偕楽園周辺の日帰りおでかけスポット10カ所を紹介しました。偕楽園の周辺には、自然を感じられるや、歴史を知られるなどさまざまなスポットが点在。どのスポットも車で約10分の場所にあるため、偕楽園に行く際は、本記事を参考に立ち寄ってみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:太田 真由香
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