【日本全国】パワースポットにおでかけ!運気の上がる神社32選

【日本全国】パワースポットにおでかけ!運気の上がる神社32選

観光・カルチャー

2024/10/02更新

初詣やお宮参り、七五三など、私たちの生活の一部といえる「神社」。最近では御朱印めぐりや観光など、たくさんの人々がさまざまな目的をもって神社を訪れるようになりました。日本全国には8万8000社以上もの神社がありますが、今回は特に運気の上がる神社を32社紹介します。神社は訪れるだけでも大きな力をもらえ、リフレッシュできるパワースポットです。お気に入りの神社を見つけてください。

【北海道】北海道神宮

金運上昇や縁結び!北海道屈指のパワースポット

北海道神宮は開拓・発展の神様3柱が祀られており、金運上昇・商売繁盛・縁結びなど、たくさんのご利益があります。毎年6月に開催される札幌まつり(北海道神宮例祭)では、お囃子にのって神輿や山車が市内を練り歩く「神輿渡御(みこしとぎょ)」が行われます。神神輿渡御での平安時代の絵巻物のような衣装をまとった約1,000人の市民による盛大な行列は、北海道に夏を告げる風物詩です。また、お祝いの贈り物などには、授与所で販売している桜湯茶「神宮の桜」がおすすめ。境内で採れた桜を使用しています。

【宮城県】鹽竈神社

塩の神様を祀ったパワースポット

鹽竈(しおがま)神社の正式名称は、「志波彦(しわひこ)神社・鹽竈神社」です。これは、同じ境内に2つの神社が鎮座していることに由来し、平泉の藤原氏や伊達氏も崇敬していたといわれています。塩の神様である塩土老翁神(しおつちおじ)を祀っていることから、浄化作用のあるパワースポットとされています。国の重要文化財に指定されている社宝の太刀など貴重な文化財が多くあります。歴史好きな方はわくわくするのではないでしょうか? また、門前町地域に「浦霞(うらがすみ)」と「阿部勘(あべかん)」の2つの日本酒蔵元が残っています。どちらも鹽竈神社の御神酒造りから始まった蔵元であり、今日までその伝統が受け継がれています。

【群馬県】榛名神社

12柱による大地の力が集まるパワースポット

群馬県沼田市に鎮座する「榛名(はるな)神社」は、地域の総鎮守として親しまれてきました。。本殿に座す4柱の御神祭のほか、12柱の神様が祀られています。それらの神により大地のエネルギーが集まるパワースポットとされています。本殿の裏手にある面々美様(めめよしさま)を撫でた手で自分の顔をこすると美人になるという逸話があるのも気になるポイントです。また、季節の花や行事のイラストが描かれている、美しい御朱印はぜひいただきたいですね。

【千葉県】香取神宮

"決断力"を授けてもらえる開運スポット

「香取(かとり)神社」は、家内安全、産業指導、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。仕事運や総合的な開運である心願成就など、“意を決す”パワースポットとして有名な神社です。人生や仕事で新しいことを始めるときなどに、道を切り開くために何かを決断するときに参拝すると、決断力を授けてもらるそうです。また、「香取神社」では、新穀でつくった団子を奉納する団碁祭(だんきさい)が毎年12月に行われています。祭りにちなんで、表参道や境内裏手には草だんごや焼きだんご、きな粉をまぶしただんごなどが食べられるお店が並んでいます。特に、ご利益のある草だんごがおすすめです。

【茨城県】鹿島神宮

鹿島アントラーズが毎年必勝祈願に訪れるパワースポット

「鹿島神社」の現在の社殿は徳川二代将軍の秀忠、奥宮は徳川家康、楼門は水戸初代藩主徳川頼房により奉納されたもので、重要文化財に指定されています。御祭神の武甕槌(たけみかづち)大神は、勝利・必勝など。そのため勝利や成功するパワーを授けてくれるパワースポットです。そのためサッカーのプロチームである「鹿島アントラーズ」が毎年必勝祈願のため参拝していることでも有名。また見どころでは、12年に一度、午年にのみ行われる「御船祭(みふねまつり)」。武甕槌大神の御分霊を祀った御神輿を乗せた船団が、鹿島へ戻ってくる様子は一見の価値あり。また園内の鹿たちは“神のお使い”で現在の鹿は、鹿島から移された春日大社の鹿の子孫を再び受け継いでいます。
※宝物館が境内整備計画の工事により現在は休暇

【東京都】根津神社

ツツジの名所で有名な恋の最強パワースポット

「根津神社」には主祭神、相殿あわせて5柱の神様をお祀りしています。厄除け、除災招福、心願成就、家内安全、などのご利益は多岐に渡ります。御祭神の1柱に縁結びの神である倉稲魂命(うかのみたのみこと)が祀られており、そのことから恋のパワースポットとされています。社殿のほかにも当時の唐門、透塀、楼門などのすべてが現存していて、国の重要文化財に指定されているのも見どころのひとつです。また「根津神社」は「文京つつじまつり」の会場としても知られています。毎年4月中旬頃には、約100種3,000株のツツジが咲き誇ります

【東京都】明治神宮

日本を代表する神社は良縁、金運などのパワースポット

2020年に鎮座100年を迎えた「明治神宮」。JR原宿駅の近くにありながら、その神聖な雰囲気は“都会のオアシス”として親しまれています。初詣の参拝者数が日本一とされる神社です。神社や御苑などにはパワースポットが点在しています。それぞれでご利益が異なり、たとえば本殿の手前にある夫婦楠(めおとくす)は縁結びと良縁の、御苑にある清正井(きよまさのいど)は浄化や金運アップのパワースポットとされています。また見どころとしては、南参道に現れるずらりと並ぶ酒樽とワイン樽。日本酒は全国から献納された清酒菰樽(こもだる)という空容器がずらりと並べられています。神社にワインが奉納されているのは、とても珍しい光景ですよ。

【神奈川県】鶴岡八幡宮

変化と再生を促す鎌倉のパワースポット

全国に4万社以上あるといわれている八幡神を祀る神社。八幡神は、古くより源氏の氏神とされ、“武運の神”としても全国で信仰されてきました。そのうちのひとつ、「鶴岡八幡宮」は鎌倉時代の武士たちの精神的団結の場であったと考えられています。そして山に囲まれた鎌倉の中心に位置しており、大地のエネルギーが集まる場所といわれています。そのエネルギーのご利益は、仕事や人生に変化を促す決断力などのアップ です。加えて、心身を再生させるご利益があるとされているので、お疲れ気味の人も参拝してみましょう。また、「鶴岡八幡宮」は、やぶさめの発祥地でもあり、現在でも毎年9月の例大祭で「流鏑馬神事」が行われます。間近で見る流鏑馬は圧巻です。

【神奈川県】箱根神社

湖の神のパワーを授かれる2つのスポット

芦ノ湖のほど近くに鎮座する「箱根神社」。開運、厄除、心願成就、など多くのご神徳のある神様として知られています。末社の「九頭龍神社」は、湖の神「九頭龍大神」を祀り、開運隆盛をはじめ、金運守護、商売繁盛、縁結びのご利益を授けてくれるパワースポットです。こちらでいただける龍神水は、手にとって口をすすげば一切の不浄を洗い清めることができます。また龍神水をくみ、家の神棚に供えれば、家内清浄、縁起の養生となるのだとか。ぜひ両方を参拝してくださいね。

【神奈川県】江島神社

美しい恋がしたい女性に大人気の大いちょう

「江島神社(えのしまじんじゃ)」は、三女神をご祭神としており、すべてのスポットを巡れば、恋愛運だけでなく金運や勝負運など多くのご利益が期待できる神社です。辺津宮(へつみや)の境内にある大いちょうのご神木「むすびの樹」が、「美しい恋がしたい」と願う女性たちからパワースポットとして注目を浴びています。また神奈川県の重要文化財に指定されている「八臂弁財天(はっぴべんざいてん)」や「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)」を奉安殿(ほうあんでん)にて公開しています。

【山梨県】河口浅間神社

富士の絶景を望める恋愛成就のパワースポット

「河口浅間神社」境内には樹齢1200年以上の七本杉があり、7本のうち2本並んだ杉は “縁結びの杉”は縁結び、恋愛成就のパワースポットです。この七本杉はすべて山梨県指定の天然記念物となっています。また、表参道の杉並木は富士河口湖の天然記念物です。このように見どころの多い「河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)」ですが、一番のおすすめは「天空の鳥居」。富士山を目の前に望める遥拝所です。その美しい景色は必見!特に、桜の季節には多くの方が訪れています。

【長野県】諏訪大社

自然そのものを御神体とする古くからの信仰を伝える

“お諏訪様”と親しまれている「諏訪大社」の創建は古く、古事記の国譲り神話にも登場する神社のひとつです。なかでも本宮・春宮・秋宮(ほんみや・はるみや・あきみや)は本殿を持たず、自然そのものを御神体とする古くからの信仰の姿を現在に伝えているのが大きな特徴です。「諏訪大社」は、中世には武勇の社として信仰され、現在は生命の根源、生活の源を守る神として崇敬されています。その理由のひとつが富士山から流れる大地のエネルギー「龍脈」が諏訪神社に流れ込んでいるからです。そのエネルギーのご利益は、生命力の向上や心身の浄化、新しいことへ挑戦する力など。また半年に一度、8月1日に春宮から秋宮へ、2月1日には秋宮から春宮へ神様を遷す神事が行われます。これは町中が盛り上がる特別な神事です。

【静岡県】來宮神社

御神木を一周すると願いが叶う⁉

「来宮神社(きのみやじんじゃ)」は来福・縁起の神として古くから信仰されています。本殿横には国の天然記念物にも指定された樹齢2100年、幹の太さは約24mという大楠の御神木があります。パワースポットとしても有名なこの御神木をひと回りすると寿命が1年延びるといわれています。また、願いを誰にも言わずにひと回りすると願い事が叶うともいわれています。夜はライトアップされ、朝・昼・夜と時間帯によって異なる表情が楽しめるのもすてきですよ。

【愛知県】熱田神宮

本宮浦の森を通るパワースポット

熱田神宮は「熱田さん」として古くから信仰されている神社です。創建は113(景行天皇43)年。静かな参道は、身が清められるような清浄な空気に満たされています。熱田神宮のパワースポットのひとつに、本宮の裏側の森など通る参道「こころの小径」があります。名古屋市の街中にあるとは思えない静かな森のなかにある小径で、途中に参拝スポットが点在。それらにお祈りすればさまざまご利益が得られます。また境内にある土と石灰を油で固めて瓦を重ねた「信長塀」。これは、1560年に織田信長が桶狭間へ出陣する前に必勝祈願をして、大勝した後にお礼として奉納したもので、日本三大土塀の1つとされています。信長ファンであれば一度足を運びたいですね。

【三重県】伊勢神宮

125社に多数のパワースポットがある伊勢神宮

特別な神社として敬われているのが「伊勢神宮」です。外宮(げくう)である皇大神宮(こうたいじんぐう)と、内宮(ないくう)である豊受大神宮(とようけだいじんぐう)が伊勢神宮と思われがちですが、周辺にある別宮や摂社などの大小さまざまな125の社を含めた集合体が伊勢神宮になります。参拝は、先に外宮、その後に内宮の順序で行うのが古くからの習わしです。パワースポットは125社のなかに多数あり、ご利益もさまざま。そんな「伊勢神宮」へは、時間をかけて参拝したいですね。

【大阪府】住吉大社

パワースポットの小石は願掛けのお守り

「住吉大社」は古くから航海安全・祓・農耕・和歌・武・相撲の神として信仰されています。「初辰まいり」や「おもかる石」などの願かけで知られる神社です。そのパワースポットとされているのが、杉の木を祀った「五所御前(ごしょごぜん)」。1800年前に住吉大神が鎮座した神聖な場所とされ、杉を囲む玉垣のなかには「五」「大」「力」と書かれた小石が敷き詰められています。それぞれの小石をひとつずつ集めてお守りにする「五大力の石守り」という願掛けがあり、成就したら石の数を倍にして五所御前にお返しします。

【和歌山県】熊野那智大社

延命長寿の水が飲める滝は世界遺産

「熊野那智大社」は熊野三山のうちの1社であり、全国に4,000社あまりある熊野神社の御本社です。農林・水産・漁業の守護神、そして縁結びの神様として崇められています。そのパワースポットとされているのが、別宮の飛龍(ひろう)神社の御神体である「那智御瀧」です。高さ約133mから流れ落ちる姿は圧倒的。近くから拝観できる御滝拝所舞台では、延命長寿の水と伝えられる滝つぼの水を飲め、お参りもできます。世界遺産にも指定されている滝のパワーを全身で感じてみましょう。

【和歌山県】熊野本宮大社

気持ちのリセットや心身のリフレッシュに最適!

熊野三山の1社である「熊野本宮大社」は、もともと熊野川・音無川・岩田川の合流地点である中洲に鎮座していました。1889(明治22)年の大水害により現在の場所へ1891(明治24)年に移築されました。平安時代末から熊野詣をすると「死を経て再び生まれ変わることができる」という信仰が始まり、今でも気持ちをリセットしたり、心身のリフレッシュをするパワースポットとされています。また洪水以前の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」には、高さが約34mある日本最大級の大鳥居がのこされており、こちらも神秘的な力を感じさせるスポットです。

【和歌山県】熊野速玉大社

縁結びや夫婦円満で名高い熊野三山

熊野三山の1社である「熊野速玉大社(くまのはやたまじんじゃ)」は、生命の根源である水の動きを神格化した熊野速玉大神と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおみかみ)の夫婦神が主祭神です。御神木のナギの木は平重盛お手植えで、左右対称の葉の形から夫婦円満のご利益があるとされています。ナギは海上安全・現世安穏・良縁結びの信仰が厚く、熊野詣をする者はこの葉を懐中に納め、道中安全の印にすることが慣例です。また、嫁に行く娘の鏡の裏や笥の中にこのナギの葉を忍ばせ、無事に添いとげられるように祈ったといういい伝えもあります。そのため今もナギの葉を探す方があとを絶ちません。

【京都府】貴船神社

水占みくじで不思議な力を感じられる

「貴船神社(きふねじんじゃ)」は運氣隆昌・縁結び・諸願成就で有名な水の神様を祀った神社です。「きふね」は、古くから気の生ずる根源として“氣生根”と記され、御神気に触れることで気が満ちるパワースポットと考えられていました。また本宮、結社(ゆいのやしろ)、奥宮の3社からなる神社。本宮で人気なのは「水占みくじ」。御神水にひたせば文字が浮かび上がる水の神様らしいおみくじです。結社は、平安時代の歌人である和泉式部が夫の心変わりに悩み参拝した、という言い伝えがのこっており、「恋の宮」という別称もある縁結びのパワースポットです。奥宮はかつての本宮で、龍神の住処である「龍穴」というパワースポットがありますが、人目を忌むべき神聖なものなので見ることはできません。

【京都府】上賀茂神社

御祭神が降臨したパワースポット

「上賀茂神社(かみかもじんじゃ)」は、正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、下鴨神社(しもがもじんじゃ)とともに総称して賀茂社と呼ばれています。「賀茂別雷神社」は、賀茂別雷大神を御祭神とする神社。別雷神とは”雷を別けるほどに強い力を持つ神”の意味をもち、厄除け・災難除け・必勝の神として多くの方に信仰されています。境内の二の鳥居を入った正面にあるふたつの立砂(円錐型の盛砂)は、御祭神が降臨したとされる神山(こうやま)を象った神聖なパワースポットです。

【京都府】下鴨神社

御神木に願いを込めて良縁祈願

「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」の摂社「河合神社(かわいじんじゃ)」は、女性守護として信仰を集めています。ご祭神は美麗の神として名高い玉依姫命(たまよりひめのみこと)。さらに末社「相生社(あいおいのやしろ)」は、縁結びのパワースポットとして有名です。2本の木が途中で結ばれて1本の木となる御神木「連理の賢木(れんりのさかき)」は、夫婦和合のパワースポットとされています。この御神木に願いを込めると、良縁を結んでくれるといわれています。

【京都府】伏見稲荷大社

千本鳥居はパワースポットめぐりの入り口

商売繁昌・五穀豊穣の神様として、篤い信仰を集める「伏見稲荷大社」。稲荷神を祀った「稲荷神社」は全国に約3万社あるといわれており、その総本宮です。有名な「千本鳥居」は奥社への参道であり、パワースポットめぐりの入り口でもあります。 ちなみに神社全体での鳥居の数はおよそ1万基もあるとのこと。 鳥居の朱塗りは「稲荷塗り」と呼ばれ、大地の力などを宿してあり、魔除けとなっているそうです。千本鳥居の先には奥社(奥院)や御祭神が降臨した稲荷山があり、これらを巡る参拝コース「お山めぐり」に、さまざまなパワースポットが点在します。

【奈良県】橿原神宮

巨大絵馬の前で開運を祈願

「橿原神宮(かしはらじんぐう)」は、およそ2680年前に神武天皇が初代天皇へ即位した地である畝傍山(うねびやま)の山麓に、1890(明治23)年に創建された神社です。御祭神である神武天皇が127歳という大長寿であったことから、開運招福や健康延寿のご利益があるといわれています。外拝殿の前で目を惹くもののひとつが「大絵馬」です。高さ約4.5m、幅約5.4m。一般的な絵馬に比べて1,600倍近くもある巨大なもの。外拝殿とともに祈願すれば、良い運気が寄ってくるでしょう。

【奈良県】春日大社

多くの方が魅了される幻想的な「万燈籠」

春日神社の総本社である春日大社は、奈良時代に創建されました。神山(こうやま)である御蓋山(みかさやま)と春日山には、神域として狩猟と伐木が禁止された原生林があります。平安時代から保たれた原生林で自然の力に満ちたパワースポットです。大社では、 2月と8月に境内ある約3,000基の燈籠すべてに火を入れる「万燈籠(まんどうろう)」の神事が行なわれ、その幻想的な美しさに多くの参拝客が魅了されます。「春日大社」には平安時代に朝廷や貴族から奉納された、刀剣・甲冑などの文化財が多数あります。神社としては国内最大数の国宝を所有しているため、“平安の正倉院”との異名も持っています。その末社である「夫婦大國社(めおとだいごくしゃ)」は、ご夫婦の大國様をお祀りしているため、夫婦円満や縁結びのご利益があります。

【島根県】出雲大社

全国の神々が集まる”神話のふるさと”

「出雲大社」は神話のふるさと出雲の象徴ともいえる神社です。縁結びの神様としても有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)を祀っています。神無月(かんなづき)と呼ばれる旧暦10月(現在の10月下旬から12月上旬)は、出雲地方に全国の神々が集まる神在月(かみありづき)です。全国の神様たちをお迎えする神迎神事・神迎祭(かみむかえしんじ・かみむかえさい)が、出雲大社近くの「稲佐(いなさ)の浜」で行われます。一般の自由参拝が可能なので、全国の神様たちにお祈りして運気を高めましょう。

【香川県】金刀比羅宮

1,368段登らないと手に入らないお守り

「さぬきこんぴらさん」の名で親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」は、象頭山(ぞうずさん)の中腹に鎮座しています。御本宮の御祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇です。農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰を集めています。特徴は参道口から奥社までの参道の石段。参道口から御本宮まで785段、奥社までは1,368段もあります。長い石段の道中には、重要文化財の建築物や美術品を納めた御社、土産物店が点在するので休憩をはさみながら奥社を目指しましょう。奥社では限定の天狗守りが手に入れられます。奥社の御祭神は、金刀比羅教の教祖である厳魂彦命(いずたまひこのみこと)です。お守りと参拝でご利益を授かりましょう。

【香川県】覚城院

縁結びのパワースポット「鬼子母尊神」

香川県三豊市仁尾町に鎮座する「覚城院」は819年に空海(弘法大師)が創建され、御本尊は「千手観世音菩薩」とするさぬき三十三観音霊場第19番札所。境内にある「鬼子母尊神」は、良縁・子授け・安産・発育に御利益があるといわれ、良縁を願うカップルや子授け祈願の夫婦、縁結びが実り結婚した人々がお礼参りに訪れるパワースポットです。香川県三豊市の父母ヶ浜からも近く観光から立ち寄り参拝するのもおすすめ。また、高台から海が見渡せ、国指定重要文化財の「覚城院鐘楼」や樹木葬の洋風庭園などが見どころとなっています。

【福岡県】太宰府天満宮

“御神木「飛梅」の実の御守

「太宰府天満宮」は、菅原道真公をお祀りする全国約1万2千社の総本宮と称えられ、学問の神として受験生が多く訪れるパワースポットです。文化芸術や厄除けの神としても慕われています。敷地内には、宝物殿や、お子さん向けのだざいふ遊園地、九州国立博物館もあるので、家族で参拝しても楽しめる神社です。また、「太宰府天満宮」では、境内に約6,000本の梅が植えられています。そのなかで御神木とされているのが、御本殿に向かって右手にある「飛梅(とびうめ)」です。菅原道真の京都自邸に植えられた板梅が、一夜で太宰府まで飛んできたという伝承がのこっています。その実をお守りにした授与品が「飛梅御守」です。家内の清浄なところに祀るとよいとのこと。

【福岡県】十日恵比須神社

約400年の歴史を誇る神社

福岡県福岡市博多区に鎮座する「十日恵比須神社」は創建430年の歴史を誇る神社で、商売繁盛の神「えびす様」と縁結びの神「だいこく様」を祭り崇敬されています。福徳円満や人と人とのご縁を結ぶご利益が授かれることから、結婚式の前撮りの利用者も多く、地域の人々から長く愛されてきました。参拝の前に手を洗い、日ごろのけがれも清め洗い流すという手水舎の水は“めでたい”鯛の口から出ており、その水は明治の初めに良質な飲料水を確保するために掘った井戸水「松原水」が使われています。毎年1月8~11日は「十日恵比須神社正月大祭」が催され、100万人以上の参拝者が訪れてにぎわいます。

【宮崎県】青島神社

青島の中にある南国リゾートのような神社

宮崎県宮崎市の沿岸に浮かぶ青島(あおしま)は、ヤシなどの亜熱帯植物による緑があるところで、宮崎の定番の観光スポットでもあります。その島にある「青島神社」は、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめ)、塩筒大神(しおつちのおおかみ)の3柱が御祭神で、縁結びや航海の安全などがご利益の神社。境内にはハート形の絵馬やオブジェや恋みくじなど、恋愛成就のご利益があるアイテムがたくさんあり、縁結びのパワースポットです。境内にはハート形に見える「猪の目(イノメ)」など、隠れハートを探すのも楽しみのひとつ。

【沖縄県】波上宮

沖縄でもっとも格式の高い「なんみんさん」

「波上宮(なみのうえぐう)」は、沖縄県で最も格式の高い神社として崇拝され、地元の方からは「なんみんさん」の愛称で親しまれている神社です。琉球八社のなかで一番海に近く波の上ビーチのそばにあります。主祭神が伊弉冊尊 (いざなみのみこと)速玉男尊 (はやたまをのみこと)、事解男尊 (ことさかをのみこと)の3柱でご利益は恋愛成就や良縁祈願です。ご利益や、本殿のしめ縄の上に掲げられた「波上宮」の札のまわりを縁取るようにして小さなハートマークが描かれていることから、恋愛成就のパワースポットとして知られています。珊瑚の崖の上にある神社で、境内には珊瑚の砂がしかれ、狛犬ではなくシーサー像が置かれています。

まとめ

神社庁によると、日本にはおよそ8万社もの神社があるそうです。今回は日本全国で特に運気の上がるパワースポットである神社を32社紹介しました。今何かに悩んでいる方や新しいことを始めたいあなたはもちろん、お出かけや観光の際に参拝してくださいね。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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