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石川県|金沢
発信日:2024年08月19日
2024年07月14日(日)〜11月17日(日)
入場料:1,000円
金沢に新たな文化拠点が誕生!
金沢21世紀美術館や国立工芸館などのアートスポットが話題の金沢に、新たに「ASTER Curator Museum」が誕生。「キュレーター×現代アート」をテーマにし、国内の若手や中堅の現代美術をコレクション、展示、支援育成などを行います。会員限定での作品販売やギャラリー機能、キュレーターの表現や批評性を重視したプラットフォーム機能も備えており、金沢アートの醸成・発展の契機となるミュージアムとなりそうです。
開館記念の企画展として、キュレーター秋元雄史氏による「絵画の楽しみ1」、キュレーター沓名美和氏による「架空と現実を行き来するSNS時代のアート達」、キュレーター山本浩貴氏による「抽象とか、具象とか、ときどき歴史̶̶F collectionを中心として」の3つの展覧会が開催されます。
「絵画の楽しみ1」展は、O JUN、菊谷達史、桜井旭の3作家の新作を含む絵画、ドローイング、映像作品を展示し、「絵画の豊さ不可思議さ、そして面白さ」を伝えたい内容となります。
「架空と現実を行き来するSNS時代のアート達」展では、SNS世代特有の表現を探求する宏美、下村悠天、セマーン・ペトラの3作家の作品を紹介します。多国籍的で、ポップで愛くるしく、毒々しい、現代の象徴であり、新しい時代の表現記号である、作品から「新しい価値観」が見えてくるでしょう。
「抽象とか、具象とか、ときどき歴史」は、現代アート作品を意欲的に集めるF collectionの新井碧、清川漠、フカミエリ、長島伊織、白石効栽、松田ハルらの新作を展示。美術史において習慣的に使われてきた「抽象」「具象」といった枠組みを批判的に問いただしながら、新進アーティストの作品と並置することで、新たな文脈を提示します。
また企画展に加えて、松山しげきとfeebeeによる新作コレクション展示も同期間中に開催。
多様な視点から現代アートを楽しむ場として、新しい価値観やアートの可能性を提供する『ASTER Curator Museum』。アートの街金沢の新たな観光スポットとしても注目です。
キュレーター×現代ART【ASTER Curator Museum】
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