【北陸】パワースポットで運気UP!福井観光でおすすめの神社仏閣13選
2024/01/19
令和6年能登半島地震の影響により当該地域の交通網や施設等へ被害が出ている場合があります。
ご旅行を検討の際には各種報道や行政からの発表内容を必ず事前にご確認ください。
2023/10/11
日本海に面し、豊かな自然に囲まれている福井県。荒々しい東尋坊や、風光明媚な三方五胡といった絶景地が豊富で、カップルや友達同士でのお出かけ先にぴったりなスポットです。古くから受け継がれた伝統文化が多く残る土地でもあり、歴史的遺跡や寺社仏閣など、たくさんの見どころが県内に点在しています。そこで今回は、若者におすすめの定番スポット32選を紹介! 福井県に初めて訪れるなら、ぜひその前にチェックしてみてくださいね。
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約1kmにわたり、日本海に面した荒々しい岩肌が続く「東尋坊」は、福井観光には外せない観光名所です。柱状節理という規則性のある割れ目を持つ地質構造が特徴で、輝石安山岩(きせきあんざんがん)の柱状節理が見られるのは世界でも3カ所のみ。この希少な光景は、「世界三大奇勝」にも数えられます。国の天然記念物として指定されているほか、「日本の地質百選」や「日本の夕陽百選」にも選出。見上げても見下ろしてもスリル満点の絶景を楽しみましょう。
東尋坊
普段は陸からしか見ることができない東尋坊。「東尋坊観光遊覧船」では、そんな東尋坊の断崖絶壁を海上から見上げることができます。1周約30分のクルーズは、ガイドによる解説付き。斜め45度に傾いた岩石群「波形岩」や、約4m以上の大きな柱状節理の断面が見られる「千畳敷」など、絶景ポイントをめぐって東尋坊の魅力に迫ります。海況によって乗り場が変わるので、事前のチェックをお忘れなく。
東尋坊観光遊覧船
東尋坊の沖合いに浮かぶ小島。無人島ですが、陸地から架かった雄島橋で、歩いて渡ることができます。古くから“海の神様の島”として崇められており、島内には、地区の漁民の信仰を集める「大湊神社」が鎮座しています。島を一周できる遊歩道が整備されているので、散策スポットとして訪れるのもおすすめです。
雄島
「越前松島水族館」は、“みて・ふれて・楽しく学べる”をテーマにした、体験・体感型の水族館です。1日3~5回開催される「イルカショー」は、体重約300kgの大きなイルカによるジャンプが見どころ! ほかにも、自由に記念撮影ができる「ペンギンのおさんぽタイム」や、アザラシへのタッチや餌やりができる「アザラシのふれあいタイム」といった多彩なアトラクションが用意されています。カップルや友達同士で参加すれば、特別な思い出が残せること間違いなしです。
越前松島水族館
東尋坊を観光したあとには、道の駅に立ち寄るのがおすすめ。「特産品販売所」では、種植えから2度越冬させる「三年子栽培形態」で育った「三年子 花らっきょ」をはじめ、福井県の特産品を購入できます。そのほか、三国港で獲れた海の幸や、「三国名物 酒まんじゅう」など、おみやげにピッタリな商品がズラリ。地元の食材が味わえるレストランや「らっきょう資料館」も併設され、福井の魅力をとことん知ることができます。
道の駅 みくに
福井市からあわら市を結ぶ、広域県道沿いに位置する道の駅。旬の野菜や生鮮品の直売所を併設しています。人気の野菜などは売切れることが多いので、目当ての商品がある場合は早めの時間に行くのがベター。食事処では、地元の伝承料理が味わえます。休憩施設も完備し、施設内では最新の道路情報を提供。ドライブの息抜きとして訪れるのにもぴったりなスポットです。
道の駅 さかい
福井県坂井市の自然豊かな場所にある「アグリツーリズモNora」は、イチゴ農園やカフェ、レストラン、ミニ動物園、還元陶板浴施設を備えたレジャースポット。高品質で、練乳なしでも美味しいイチゴは農法にもこだわっており、おすすめです。「いちご狩り」体験のほか、「Nora Cafe」では地元の旬のフルーツを使ったパフェやスムージーなど季節ごとに味わえるスイーツが写真映えすると好評。小さな動物と遊んだり、気軽に田舎の雰囲気が楽しめるので、のどかな風景に癒されに行こう。
アグリツーリズモNora
標高116.5mの足羽山に広がる、自然豊かな公園で散策はいかが。春の桜が有名で「さくら名所100選」に選ばれ、約3500本が一斉に咲きます。約1万5000本の市花アジサイが咲き誇る初夏もおすすめ。足羽山には、福井で誕生したとされる継体(けいたい)天皇にまつわる歴史物や古墳群、幕末の歌人・橘曙覧(たちばなあけみ)の記念文学館、自然史博物館といった学習スポットも点在しています。
足羽山公園
曹洞宗の大本山である「永平寺」は、荘厳な雰囲気が感じられる名刹です。坐禅修行道場として、“雲水”とよばれる百数十名の修行僧たちが現在も日夜修行に励むことから、「禅の道場」といわれることも。敷地は約10万坪にもおよび、ゆっくりと回った際の所要時間は1時間が目安。事前予約不要の日帰り座禅体験も1日3回実施されているので、禅の世界にふれてみたいという方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
永平寺
福井県の東北部に位置する勝山市にある道の駅。施設内にあるカフェレストランでは、若狭牛で作るメンチカツを挟む「ラプトルバーガー」や、福井県名物である「ソースかつ丼」といったご当地グルメがいただけます。勝山市内外の農産物や名産品、恐竜グッズなどを販売する売店も併設されているので、お土産を購入するのにもぴったり。屋外交流広場にある恐竜のモニュメントは滑り台になっており、子どもが遊べるのも嬉しいポイントです。
道の駅 恐竜渓谷かつやま
国内有数の恐竜化石の産地として知られる勝山市。そんな勝山市にある「福井県立恐竜博物館」は、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館です。2023年7月のリニューアルでは、新たに3階建ての新館が登場! 新館内には、高さ約13mのシンボルモニュメント「恐竜の塔」が設置されています。ほかにも、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンからなる常設展示室には、50体の恐竜の全身骨格をはじめとした千数百もの標本を見ることができます。
福井県立恐竜博物館
ちょっと変わったスポットを訪れたいなら、恐竜化石の発掘地をチェックしてみましょう。「野外恐竜博物館 恐竜化石発掘地」は、恐竜化石発掘現場の見学と化石発掘体験ができ、研究員から詳しい解説が聞けるフィールドステーションです。こちらの施設は、平成元(1989)年からの発掘調査で、5種の新種恐竜が発見され学名が認められたという実績も! 訪れるには、福井県立恐竜博物館発の専用バスツアーの参加が必須となるのでご注意を。
野外恐竜博物館 恐竜化石発掘地
昭和62(1987)年5月28日、実業家である多田清翁によって建立された「清大寺」。境内の「大仏殿」には、奈良の大仏をしのぐ、坐像としては日本最大の大仏本尊「越前大仏」が鎮座しています。像高17mという壮大なスケールの大仏様は、まさに大迫力で、殿内にある1281体の仏像も圧巻。見どころ満載のスポットでありながら、じっくりと参拝できる穴場的観光名所です。
越前大仏(清大寺)
養老元(717)年、泰澄大師によって創建された古刹。古くは白山信仰の拠点として栄え、室町時代には最盛期を迎えました。しかし、天正2(1574)年に全山が焼失。その後、顕海(けんかい)僧正によって再建され、江戸時代から現代に至るまで信仰と庇護を受けています。白山国立公園特別指定区域内にある境内は、山々をまたぐほど広大。拝殿へ続く石畳の両側に広がる、まるでじゅうたんを敷きつめたかのような見事な苔は必見です。
白山平泉寺
戦国時代から江戸時代初期にかけての武将である金森長近(かなもりながちか)は、織田信長から大野郡の3分の2を与えられ、亀山の頂に「越前大野城」を築きました。標高約249mにあり、天守閣の最上階からは大野の町や周囲の山並みを一望できます。現在の天守は昭和43(1968)年に再建されたもの。内部には金森氏をはじめとした歴代城主の遺品や資料が数多く展示されています。
越前大野城
福井市の一乗谷エリアは、戦国時代に越前の国を支配した朝倉氏の本拠地で、城下町として栄えていました。現在は、当時の町並みがほぼ完全な姿で発掘・再現されており、歴史ロマンに浸ることができます。レトロな写真が撮れる穴場スポットとしても近年注目を集め、復元された武家屋敷や町屋は、内部見学も可能。遺跡全体は特別史跡・特別名勝・重要文化財と国の三重指定を受けています。毎年夏にはさまざまなイベントが実施されるので、そちらもお見逃しなく!
一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並
朝倉氏遺跡を貫くように流れる一乗谷川の上流にある、落差12mの荘厳な滝。その昔、泰澄(たいちょう)大師が白山大権現を祀り、滝水山浄教寺を建てた場所として知られています。また、佐々木小次郎がこの滝で修行し、秘儀「つばめ返し」を編み出したという伝説も。周辺は美しい渓谷が広がり、滝遊びが楽しめます。
一乗滝
“日本で一番小さな動物園”ともいわれる動物園。敷地はコンパクトながら、レッサーパンダの繁殖数ではなんと日本有数の規模を誇ります。園のシンボルでもあるレッサーパンダ舎「レッサーパンダのいえ」では、2023年9月現在、14匹のレッサーパンダを飼育。屋内展示では、人の頭上を歩くレッサーパンダのかわいらしい生態が観察可能です。レッサーパンダのほかにも、シロテテナガザルやインドクジャクといった多種多様な動物を見ることができます。
鯖江市西山動物園
福井県鯖江市は、国内生産フレームの9割以上のシェアを持つ「めがねの産地」であることをご存じでしょうか。「めがねミュージアム」では、100余年の歴史の中で常に進化し続けるめがねについて、併設施設を通じて学べます。ショップには、常時3000本以上もの国産フレームの最新モデルがずらり。博物館では、めがねの歴史と魅力を深く知ることができます。体験工房では、ストラップ作りやめがね作りが楽しめる、まさにめがねの総合施設です。
めがねミュージアム
福井県が誇る越前がにや、近海の魚たちの生態をテーマとしたミュージアム。深海300mの世界をのぞける「パノラマ劇場」、10mの大型スクリーンを有する「ビッグラブシアター」といった展示で、越前がにについて楽しく学べます。トンネル水槽に飼育された、越前沖に生息する多様な魚を観察できる「海遊歩道」も人気。実際のかに漁船の操作を忠実に再現したシミュレーターや壁一面のバーチャル水槽など、無料の体験展示も豊富に揃います。
越前がにミュージアム
越前加賀海岸地域の中央部に位置する道の駅は、越前観光の玄関口となっています。県内各地の特産品が並ぶアンテナショップや観光案内カウンターが設置されており、旅のスタート地点にもぴったり。越前温泉露天風呂「漁火」は、目の前に日本海が広がるロケーションが魅力です。施設には「越前がにミュージアム」が併設しているので、合わせて訪れてくださいね。
道の駅 越前
越前打刃物の産業観光総合施設「タケフナイフビレッジ」は、越前の穴場観光スポットです。約700年の伝統を誇る越前打刃物は、切れ味の鋭さと強靭さ、研ぎやすさが特徴。施設内には、13社の刃物会社が集まる越前打刃物の共同工房があり、鍛冶や研ぎ職人の作業風景を無料で見学できます。ナイフや包丁をはじめとした刃物を購入できるショップも併設しています。
タケフナイフビレッジ(見学)
大徳山(だいとくさん)の山頂にある奥の院(上院)と、山のふもとに建つ里宮(下院)からなる神社。奥の院では岡太(おかもと)神社と大瀧神社がそれぞれの社殿を持っていますが、里宮では両社の建物がひとつに統合されているのが特徴です。社殿は天保14(1843)年に建立されたもので、その建築の美しさから昭和59(1984)年、国の重要文化財に指定されました。岡太神社には、「紙の神様」とよばれる川上御前が祀られています。
岡太神社・大瀧神社
「福井のかずら橋」は、足羽川渓谷にかかる、全長44m・幅1.8m・高さ12mの全国的にも珍しいカズラのつり橋です。スリル抜群の絶景穴場スポットで、カップルや友達グループで訪れるのにおすすめ! かずら橋のたもとにある水車広場では、例年4月中旬頃にはソメイヨシノ、5月上旬頃には淡い黄色の花弁が特徴の御衣黄(ぎょいこう)、5月中旬頃には町花のしゃくなげが咲き誇ります。10月下旬から11月上旬頃には、美しい紅葉が見られ、四季折々の景色が満喫できます。
福井のかずら橋
福井県のおもしろスポットとして注目されているのが、無人島「水島リゾート」。こちらの島は、対岸の色ヶ浜から渡し舟に乗り、約10分でアクセスできる海水浴場です。渡し舟は、7・8月の海水浴期間中だけ運航します。透明度の高いエメラルドグリーンの海とどこまでも続く白い砂浜が織りなす光景は、まるで南国のよう! 景観を守るため、島内には簡易トイレのみが設置されています。飲食店などはないためご注意を。
無人島「水島リゾート」
国際貿易の拠点として繁栄した敦賀港の象徴ともいえる「敦賀赤レンガ倉庫」は、福井観光で訪れたいおしゃれスポットのひとつ。明治38(1905)年に石油貯蔵用として建てられた倉庫群は、軍の倉庫や昆布貯蔵庫としても使用されていました。平成21(2009)年には、国の登録有形文化財に登録。倉庫内には、国際港として最も活躍していた往時の敦賀の町並みを再現したジオラマが展示されています。レストランも併設されているので、のんびりと過ごすことができますよ。
敦賀赤レンガ倉庫
敦賀湾最奥部に広がる白砂青松の景勝地で、美しい景色を眺めるのはいかが。「気比の松原」は、日本三大松原のひとつに数えられ、国の名勝にも指定されています。白砂の背後には、アカマツとクロマツが生い茂り、青と緑と白のコントラストが見事。松林の面積はおよそ34万平方メートルにもおよびます。遊歩道が整備されているので散策にもぴったり。夏には海水浴場として開放され、多くの人々でにぎわいます。
気比の松原
福井県美浜町から若狭町につながる全長約11kmの観光道路・レインボーライン。ドライブを楽しんだら、第1駐車場から運行しているリフト・ケーブルに乗って、標高約400mの「レインボーライン山頂公園」へ! 園内には5つのテラスがあり、日本海・三方五湖の絶景を360度の大パノラマで楽しめます。東側にある「美浜テラス」には足湯も完備。極上のリラックスタイムが堪能できます。無料レンタルのレインボー傘を差して写真を撮れば、フォトジェニックな一枚に。
レインボーライン山頂公園
福井県美浜町と若狭町にまたがる三方湖・水月湖・菅湖・久々子湖・日向湖の5つの湖の総称である「三方五胡」。若狭町の観光船レイククルーズでは、三方五湖の水月湖と菅湖を遊覧できます。所要時間は1周40分ほど。オープンデッキの2階席では、バードウォッチングを楽しむ人もいます。冷暖房完備の1階席は飲食OK。三方五胡の豊かな自然と景観を水上から眺める上質な時間を過ごしましょう。
若狭町観光船レイククルーズ
三方五湖の南側にある「道の駅 三方五胡」には、産品直売所、漁業体験施設、体験ギャラリーなどの多彩な施設が併設されています。「三方五湖自然観察棟」では、三方五胡や野鳥に関する情報をゲットできるので、散策前の立ち寄りにおすすめ。若狭町が日本海側最大の梅の産地であることから、直売所にはさまざまな梅加工品が並びます。若狭町観光の際にはぜひ訪れたいスポットです。
道の駅 三方五湖
若狭の海の幸を京都へと運んだ鯖街道の宿場町として栄えた地をのんびり散策しませんか。宿場町の面影を残す町並みをめぐることで、その歴史を体感できます。熊川宿は、日本遺産に認定されている景観地区でありながら、混雑を避けてじっくり観光できる穴場スポットでもあります。歴史的な建物を活用したカフェや甘味処で、名物のくずを使った甘味を堪能するのもいいですね。
熊川宿(伝統的建造物群保存地区)
小浜湾の東側にある、日本海の波によって削られてできた「蘇洞門」を海上から眺めるクルージングもぜひ。若狭湾国定公園を代表する景勝地である「蘇洞門」をめぐる約60分の海上散歩を楽しめます。約6kmにわたって続く奇岩・洞門・洞窟といった壮大な景観は、記憶に残ること間違いなしです。
若狭フィッシャーマンズ・ワーフ 蘇洞門めぐり
福井県には、雄大な自然が織りなす絶景地や、かわいい生きものたちに出会える水族館や動物園など、見逃せない観光スポットがたくさん! ぜひ今度の休日は、福井県を訪れて、さまざまな観光名所をめぐってみてはいかがでしょうか。非日常を味わえるスポットが目白押しなので、日ごろの疲れを忘れてリフレッシュできるはずですよ。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:Clay