【関東】茨城で人気の海水浴場・ビーチ15選 周辺のおすすめ観光スポットもご紹介
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茨城県の桜は、しだれ桜・ソメイヨシノなど桜の種類や県南・県北の地域の相違により、開花時期も異なるのが特徴です。茨城県の桜の名所は湖・動物園・公園などさまざまなロケーションで見られます。お花見をするのに最適なスポットが多い茨城県では、それぞれの開花期間にイベントも開催される場所が多いです。本記事では、茨城県のお花見に最適なスポットを13カ所ご紹介します。桜の名所をそれぞれ紹介しているので、茨城でお花見スポットを探している方は、参考にしてください。
この記事の目次
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日本三名園のひとつに数えられる、水戸を代表する景勝地「偕楽園(かいらくえん)」。約3,000本の梅が植えられ、2月20日から3月31日に開催される梅まつりには多くの観光客が訪れます。梅まつりは長期間開催されるため、お花見をしやすいです。
偕楽園
偕楽園に隣接する湖「千波湖(せんばこ)」。湖畔(こはん)を1周する散策コースや、湖に面した千波公園には、D51やアスレチックがある少年の森・芝生の広場・ボート乗り場などがあります。桜越しに広がる雄大な湖は絶景で、気持ちの良い風に当たりながらお花見を楽しめるでしょう。
千波湖
太平洋が見られる動物園、お子さま向けの遊園地、アトラクションが楽しめるレジャーランドなどが併設されている「かみね公園」。日本桜の名所100選に選ばれており、4月上旬から中旬にかけて、ソメイヨシノや里桜など約1,000本の桜が咲き誇ります。動物と一緒に、アトラクションに乗りながら、桜の景色を楽しめます。毎年4月の桜開花時期に開催される「日立さくらまつり」は春の風物詩です。桜のライトアップも行われ、多くの観光客でにぎわいます。
かみね公園
高さ20メートルのUFO型展望台から、阿武隈山系(あぶくまさんけい)の山々や太平洋などの景色が楽しめる「十王(じゅうおう)パノラマ公園」。4月上旬から中旬の桜開花時期には、約35種・400本の桜が公園を埋めつくします。かみね公園などと連携して、同時期に「日立さくらまつり」が開催されます。階段で展望台に登ると、隣接しているダム・大きな太平洋・満開の桜を一望可能です。
十王パノラマ公園
「牛久大仏(うしくだいぶつ)」は、関東平野を見守る高さ120メートルを誇る仏像です。「青銅製立像(せいどうせいりつどう)」では世界一高い像としてギネスブックに登録されています。奈良の大仏が手のひらにおさまるサイズなので驚きです。拝観はもちろん、胎内にも入れます。牛久大仏の足元に咲き誇る桜は圧巻の景色です。
牛久大仏
明治36(1903)年に建てられた日本初の本格的ワイン醸造場(じょうぞうじょう)で、国の重要文化財「牛久シャトー」。フレンチレストラン「キャノン」やクラフトビールレストラン「ラ・テラス・ドゥ・オエノン」などがあります。ラ・テラス・ドゥ・オエノンでは、牛久ブルワリー醸造の出来たてのクラフトビールを味わえます。牛久シャトーと桜のコントラストは美しく、映える写真も撮れるでしょう。
牛久シャトー
「常陸風土記の丘(ひたちふうどきのおか)」は、史跡などの遺跡を中心とする公園です。藤原宇合(ふじわらのうまかい)が編集したといわれる「常陸国風土記」をもとに、宮平遺跡(みやだいらいせき)の周辺に整備された、余暇を楽しむための施設です。4月上旬から下旬が見頃で、ソメイヨシノ・しだれ桜など約500本が咲きます。園内にかけられている、金龍橋から眺める桜は絶景です。しだれ桜のトンネルをくぐれる桜の名所として知られています。
※駐車場については、通常は無料ですが、さくらの時期は有料です。
常陸風土記の丘
約44ヘクタールの池の周辺一帯がレジャーパークとして整備されている「神之池緑地(ごうのいけりょくち)」。3月下旬から4月上旬には、ソメイヨシノ・山桜・大島桜など約2,000本の桜が咲き誇ります。桜の開花時期に合わせて「かみす桜まつり」が開催され、夜桜ライトアップ・提灯・ぼんぼりの点灯・イルミネーションが行われ、普段見られない桜の姿を見られるでしょう。神之池は外周の遊歩道にランニング・散歩コースが整備されているため、散歩をしながら桜を楽しめます。
古くから「西の吉野、東の桜川」と並び称される桜の名所「磯部桜川公園(いそべさくらがわこうえん)」。4月上旬から中旬に見頃を迎え、シロヤマザクラなど約700本の桜が咲き誇ります。そのほかにも、数多くのめずらしい桜があるため、国の天然記念物に指定。開花時期には、櫻川磯部稲村神社(さくらがわいそべいなむらじんじゃ)・磯部桜川公園・高峯(たかみね)の山桜などを中心に、「桜まつり」が開催されます。
磯部桜川公園
関東三大堰(かんとうさんだいぜき)のひとつで、茨城観光100選・茨城百景にも選定されている「福岡堰(ふくおかぜき)」。約1.8キロメートルにも及ぶ堤に咲き誇る桜は非常に美しく、桜のトンネルも見られます。3月下旬から4月上旬が見頃で、約450本の桜が作り出す景観は美しいです。水面に映る桜もきれいなため、写真も映えるでしょう。開花時期に開催される「福岡堰さくらまつり」では、公園内にグルメブースが設置され、美味しいご飯を食べながらのお花見が可能です。
昭和40年に静神社(しずじんじゃ)西側の丘陵地を生かした、約12ヘクタールの公園「静峰(しずみね)ふるさと公園」。1シーズンに2度桜を楽しめる、「日本さくら名所100選」にも選ばれた八重桜の名所です。広大な園内には約2,000本の八重桜が植えられており、満開時の景色は壮観です。開花時期には「八重桜まつり」が開催され、ステージイベントでさらににぎわいます。満開時には、夜桜のライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を味わえます。
静峰ふるさと公園
久慈川(くじがわ)の清流とその周辺の豊かな自然環境を身近に体験できるレジャースポット「辰ノ口親水公園(たつのくちしんすいこうえん)」。園内には「トリム広場」やBMXコースのほか、あじさい園・桜づつみや展望台など、四季折々の自然やアウトドアライフを楽しめる数々の施設が整備されています。満開の桜を観賞しながらの散歩は、心温まる時間になるでしょう。
「城跡歴史公園(しろあとれきしこうえん)」は、結城氏や水野氏の居城があった地で、現在は公園となっています。往時の隆盛に思いをはせながら、東側に筑波山を望めます。街なかに下りて結城紬の問屋などがある街並みを散歩するのもよいでしょう。3月下旬から4月上旬が桜の見頃で、約150本のソメイヨシノが咲くお花見スポットです。さくら祭り期間中は、ぼんぼりによるライトアップが行われ、普段とは一風変わった夜桜を楽しめます。
城跡歴史公園
本記事では、茨城県のお花見に最適な桜のスポットを13カ所ご紹介しました。桜の開花時期になると、さまざまなイベントが開催されます。お昼とは異なる桜を見られるため、夜桜見物もおすすめです。茨城県は自然が多い場所なので、建造物が周りにないきれいな景色を見られます。ルールを守って楽しくお花見をしてくださいね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:太田 真由香