【沖縄】人気のビーチ・海水浴場17選 周辺のおすすめ観光スポットもご紹介
2024/06/05
2023/08/31
「やんばるの森」とよばれる亜熱帯の木々が生い茂り、サンゴ礁の美しい海が広がる沖縄北部。沖縄の玄関口・那覇からは車で1時間以上かかる場所にあり、昔ながらの沖縄の風景を残しつつも、リゾートホテルも立ち並ぶゆったりとしたエリアです。次の沖縄旅行では忙しい日常から離れて、絶景に癒やされ、ここでしかできない体験をしながら、沖縄北部を満喫してみませんか?
この記事の目次
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「バンタ」とは、崖を意味する沖縄の言葉。茅打(かやうち)バンタは、国頭村(くにがみそん)の海を一望できる高さ約80mの断崖絶壁の絶景スポットです。束ねた茅を落とすと飛び散ってしまうことから、その名が付いたともいわれています。透明度の高い海はサンゴ礁の浅瀬から深海へと変わるグラデーションが美しく、昼間はもちろん、水平線に夕日が沈む夕暮れ時、満天の星が輝く夜もおすすめです。
沖縄県北部のいわゆる「やんばる」地域の定番スポット、辺戸岬(へどみさき)。沖縄本島最北端の岬で、晴れた日にはコバルトブルーの海の向こうに、鹿児島県の与論島まで望むことができます。かつてアメリカ合衆国統治下において本土に最も近い場所であったことから、本土復帰を願いのろしを上げた地として「祖国復帰闘争碑」が建てられています。歴史に思いを馳せて訪れたいスポットです。
辺戸岬
1959年に沖縄で生まれ、沖縄県民に愛されているオリオンビール。「オリオンハッピーパーク」では、そんなオリオンビールの歴史や製造について学べ、仕込み釜やろ過ゾーンなど実際に稼働している工場を見ることができます。見学後にはビール好きにはたまらない、できたてビールの試飲タイムも。試飲は2杯まで、おつまみもついています。おみやげショップではオリジナルグッズをお見逃しなく。
オリオンハッピーパーク
沖縄ならではの温暖な気候と風土の中で、熱帯地方を中心に、世界各地の動植物を飼育している「ネオパークオキナワ」。鳥たちはフライングゲージの中で自由に暮らしているので、“ゼロ距離”で鳥たちの自然行動を楽しむことができます。毎日行われるバードパフォーマンスショーは必見。猛禽類がすぐそばを飛び交い、インコがおしゃべりをする様子は、大人も子どもも大満足間違いなしです。
ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園
沖縄らしい体験がしたいなら、沖縄の守り神「シーサー」作りはいかがでしょうか? 工房では、職人が作った琉球漆喰や陶器などのシーサーへの絵付けや、一から自分で作るシーサー作りの体験ができます。予約なしでOKなのもうれしいポイント。親子や恋人同士などで体験すると、それぞれ個性豊かなシーサーが出来上がるので、盛り上がりますよ。
手作りシーサー体験 Enjoy工房
「森のガラス館」は、見て触れて体験できる琉球ガラス専門店。約300種類以上のガラス製品が購入できるほか、体験コーナーではグラスやアクセサリー、フォトフレームなどの製作体験ができます。一番人気は、吹き竿を使ってガラスに息を吹き込んで形を造る、オリジナル琉球グラス作り体験。熟練の職人の丁寧な指導を受けられるので初心者でも安心です。世界に一つの涼やかな作品は、きっと旅の思い出になるはずです。
森のガラス館
個々のレベルやペースに合わせたダイビング体験ができる、「ティーラ スクーバ ベンチャーズ」。店名は沖縄の方言で太陽を意味する「てぃーら」から名付けられました。ツアーは完全プライベート。個人やグループごとの VIPプライベートツアーとなり、ほかのグループと一緒になることはありません。経験豊富なツアーガイドとともに、忘れられない思い出を作りましょう。
ティーラ スクーバ ベンチャーズ
各メニュー1グループ完全貸切の沖縄マリンスポーツ専門店。バナナボートやマーブル、ジェットスキーなら3歳から、ボートシュノーケルは5歳から参加できるので、家族旅行でマリンスポーツを思う存分楽しみたい人にもぴったり。体験中の様子を撮影した動画や写真の無料プレゼントもあり、旅行後も思い出が色鮮やかに残ります。
Lana Marine m's
沖縄屈指の観光スポットでもある、沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館。見どころは、沖縄の沖合の海流を再現した巨大水槽「黒潮の海」。ジンベエザメやナンヨウマンタなど大型の海の生き物が悠々と泳ぎ回る姿を間近に眺められ、「給餌プログラム」では生き物たちが餌を食べる迫力満点の様子が見られます。その他ほかショーや体験プログラムも充実。自然の美しさと生き物たちの神秘的な世界が堪能できます。
沖縄美ら海水族館
瀬底島(せそこじま)は、本部町にある周囲わずか8kmの島。沖縄本島からは瀬底大橋で繋がっています。小さな島でありながら、白砂ビーチやおしゃれなカフェ、リゾートホテルもあり、気軽に離島旅を楽しみたい方におすすめの、穴場感のある島です。島の西側にある瀬底ビーチは、大海原に沈む美しい夕日が見られるスポットとしても知られています。今度の沖縄旅は、こちらの離島でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
瀬底島
フクギ並木で有名な備瀬(びせ)の森の中で、1日1グループ限定のリラックスキャンプが体験できる「備瀬のあそびば」。室内デイキャンプなので、「天候が悪くて遊ぶところがない!」という心配も無用です。プランは、ショート・ロング・フルデイから選択可能。手作り体験も充実していて、シーサー作りや海のフォトフレーム作り、アグー豚のハンバーガーランチ作りといった11種以上の豊富な体験メニューから選べるので、子連れ旅行にもぴったりのスポットです。
備瀬のあそびば
瀬底島でマリンスポーツをするなら「瀬底ビーチマリンクラブ」へ。沖縄のなか中でも高い透明度で知られる瀬底島の海を、思う存分堪能できます。パラセーリングでは、心地よい風を感じながら海と島が見渡せる感動体験が待っています。透明なボードを使うクリアSUPやシーウォーカーでは、海の美しさを間近に感じられるはず。海の中から空の上まで、思う存分マリンスポーツを楽しんでみてくださいね。
県北部・やんばるの海で、中・上級者向けのファンダイビングや体験ダイビング、ライセンス講習などを提供しているダイビングショップです。集合場所は美ら海水族館から車で約10分と、アクセスも良好。初心者から上級者まで、経験豊富なインストラクターの丁寧なレクチャーが受けられます。水中プロポーズ、水中バースデーなど幅広いニーズに対応しているので、特別な思い出作りがしたいカップルにもおすすめです。
ダイビングサービス ジャミング
かつての琉球国王・尚敬(しょうけい)が「万人が座するに足る毛(野原)」と称えたことからその名が付いたといわれる万座毛(まんざもう)。岬一帯は沖縄海岸国定公園に指定されています。天然芝が広がり、遊歩道が整備されているのでコバルトブルーの海が広がる岬の先端まで散策してみるのもおすすめ。海にせり出した琉球石灰岩の断崖からは、サンゴ礁の海から見事な水平線が見渡せます。
万座毛
リゾートエリア・恩納村(おんなそん)にある市民ビーチ。海水浴をはじめ、バナナボートやシーカヤック、シュノーケルといったマリンレジャー、ビーチサイドでは季節を問わずバーベキューが楽しめます。ビーチ内にあるテラス席を備えた食事処「海人料理 亀ぬ浜」で、新鮮な海の幸や沖縄料理を堪能するのもおすすめ。万座毛を海から臨むロケーションで、南国リゾート気分を満喫してみませんか?
恩納村海浜公園ナビービーチ
恩納村で琉球ガラスの製造販売を行う「てぃだ工房」。工房では、職人が製造したガラス製品の購入や、事前の予約で製作体験ができます。人気の「吹きガラス体験」では、熱したガラスに息を吹き込み形を整え、オリジナルのグラスやお皿に仕上げる製作体験ができます。お好みでつぶつぶ模様や大波模様をつけることも可能。「簡単コース」なら、子どもでも体験でき、約10分で製作できるので、観光のちょっとした隙間時間に訪れるのもいいですね。
琉球ガラス てぃだ工房
「海とヨガのある暮らし」をコンセプトに活動している、Calmly Okinawa(カームリーオキナワ)。海やプールでのSUPヨガやビーチヨガ、世界遺産に登録されている勝連城跡でのヨガなどのプログラムを提供しています。沖縄在住のヨガインストラクターが丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心。沖縄の眩しい太陽の下で、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。
Calmly Okinawa カームリーオキナワ
恩納村でサーフィンやSUPを、名護市でダイビングやシュノーケリングを中心としたプログラムを開催している「ピナクルマリン」。透き通った海を舞台に全身で沖縄の海を満喫し、魚たちとたわむれるなど非日常のひとときが過ごせます。キッズプログラムも充実しているので、お子さんのマリンアクティビティの第一歩としてもおすすめです。
ピナクルマリン
黒砂糖作りやシーサー色付けなどの沖縄の文化体験や伝統衣装体験が楽しめるテーマパーク。敷地内には沖縄各地から移築された赤瓦の古民家が立ち並び、三線の音色が聞こえる空間は、どこか懐かしい雰囲気に包まれています。一日数回行われる迫力満点のエイサーショーは必見。入場料不要のエリアでも、食事や民謡ショーなどが楽しめるので、気軽に立ち寄ることができます。
琉球村
真栄田岬(まえだみさき)は海岸国定公園にも指定されている県屈指のビュースポット。残波岬や万座毛、東シナ海を一望でき、冬にはクジラやイルカが見られることもあるのだとか。目の前に広がるサンゴ礁の海はダイビングやシュノーケリングを目的に訪れる人も多く、海水の侵食で生まれた「青の洞窟」は、岬の崖の下に位置しています。青く輝く幻想的な海の世界は、一度は訪れてみたい絶景です。
真栄田岬
名護市の屋我地島(やがじしま)と国頭村の古宇利島(こうりじま)を結ぶ、全長1,960mの「古宇利大橋」。古宇利島へアクセスするための唯一の橋です。通行無料なので、車で一気に駆け抜けるのもいいですが、景色をゆっくり眺めながら歩いて渡るのもおすすめ。古宇利島のオーシャンタワーに上れば、青い海に浮かぶ古宇利大橋を一望できますよ。
古宇利大橋(古宇利島)
沖縄本島から車で行ける離島の一つ、古宇利島。沖縄では、琉球人の祖が生まれた島という逸話が語り継がれており、「恋の島」ともいわれています。美しい大自然に囲まれた小さな島は、どこを切り取ってもフォトジェニック。島の北部にあるティーヌ浜の「ハートロック」は恋愛成就のパワースポットなのだとか。岩の付け根が波に浸食され、このようなハート型になったといわれています。浜に降りるまでは少し足場が悪いところもありますが、足を伸ばしてぜひ訪れたいスポットです。
古宇利島
世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つ。「今帰仁城(なきじんじょう)」は、かつて沖縄本島北部を統治した北山(ほくざん)が暮らしていた城です。やんばるを守る要の城として13世紀頃に築城され、石灰岩を積み上げて造られた城壁の長さは約1.5km。首里城にも匹敵するスケールです。薩摩藩の琉球侵攻にともない1665年に廃城されましたが、祭礼を執り行う場所として残され、現在も人々の心の拠り所としての役割を果たしています。
今帰仁城跡
沖縄本島・本部町からフェリーで北西へ約30分の場所にある伊江島。帽子のような城山(ぐすくやま)、通称「タッチュー」が目印です。子宝祈願のパワースポット、また沖縄戦で防空壕として使われた「ニャティヤ洞」や断崖絶壁の波打ち際から湧き出る水「湧出(ワジー)」など、訪れたいスポットが数多くあります。毎年4月下旬にはリリーフィールド公園で100万輪のテッポウユリが甘い香りとともに開花。「ゆり祭り」も開催され、多くの人で賑わいにぎわいます。
伊江島
沖縄北部は、「やんばる(山原)」とも呼ばれ、文字通り山や原っぱなどが多く残されており、沖縄らしい文化や自然が感じられるエリアです。点在する観光スポットは、どこも魅力的。ドライブで絶景スポットを巡るもよし、マリンアクティビティを楽しむのもよし、大自然に囲まれて過ごしたい人にぴったりです。ぜひ那覇から少し足を延ばして、とっておきのひとときを過ごしてくださいね。
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記事を読む▸参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:OKumura SHiho
茅打バンタ
沖縄自動車道許田ICから国道58号を国頭方面へ車で57km
辺戸岬
那覇市街地から車で150分
オリオンハッピーパーク
沖縄自動車道「許田IC」から10分
ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園
那覇バスターミナルから琉球バス交通または沖縄バス111番高速バス名護バスターミナル行きで1時間45分、終点下車、タクシーで10分
手作りシーサー体験 Enjoy工房
[車]沖縄自動車道許田ICより約15分、ナゴパイナップルパーク・OKINAWAフルーツらんどより約2分、古宇利島より約18分
森のガラス館
[車]沖縄自動車道許田ICより車で約20分、沖縄美ら海水族館より約30分
ティーラ スクーバ ベンチャーズ
プラン・天候により体験場所が異なるため要問い合わせ
Lana Marine m's
[車]沖縄自動車道許田ICより約15分
沖縄美ら海水族館
[車]那覇空港より約2時間 [バス] 記念公園前より徒歩約10分
瀬底島
沖縄自動車道許田ICから国道58・449号、県道172号を本部方面へ車で22km
備瀬のあそびば
[車]沖縄自動車道許田ICより約41分
ダイビングサービス ジャミング
[車]沖縄自動車道許田ICより約33分
万座毛
那覇市街地から車で50分
恩納村海浜公園ナビービーチ
[車]沖縄自動車道屋嘉ICより約9分、那覇空港より約60分
琉球ガラス てぃだ工房
[車]沖縄自動車道屋嘉ICより約11分
Calmly Okinawa カームリーオキナワ
プランにより開催場所が異なる※詳細は公式HPまたは電話で要問合せ
ピナクルマリン
[車]沖縄自動車道石川ICより約5分
琉球村
・沖縄自動車道「石川IC」から15分 ・「琉球村」バス停から徒歩で2分(乗車バス:20番、120番)
真栄田岬
・那覇空港から車で70分 ・沖縄自動車道「沖縄北IC」から30分
古宇利大橋(古宇利島)
沖縄自動車道「許田IC」から40分
古宇利島
沖縄自動車道許田ICから国道58号、県道110・247号を古宇利方面へ車で28km
今帰仁城跡
沖縄自動車道「許田IC」から60分
伊江島
本部港から村営フェリーで30分、伊江港下船すぐ