Plan No.2012

佐藤颯竜Hayata Satou

1泊2日
2日目

岡山城や後楽園へ歴史旅　岡山観光1泊2日モデルコース

岡山（岡山県）
予算：20,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2023/12/11

「城びと」アンバサダー佐藤颯竜

生まれ変わった漆黒の天守と、日本三名園のひとつを楽しむ

令和の大改修を終え、リニューアルオープンした「岡山城」。日本三名園のひとつに数えられる「岡山後楽園」。岡山を代表する2つの観光スポットを思う存分満喫します。さらに地元の新名物「岡山カレー」や、ミシュラン・グリーンガイドに掲載の「林原美術館」も楽しむ、1泊2日の歴史旅です。

こんな旅気分の人におすすめ

START 岡山城西の丸西手櫓林原美術館カフェモヤウ岡山後楽園

1日目 2日目

2日目のスタートはここ！

岡山城西の丸西手櫓

林原美術館

カフェモヤウ

岡山後楽園

Spot.1岡山城西の丸西手櫓
Spot.2林原美術館
Spot.3カフェモヤウ
Spot.4岡山後楽園

チェックアウト／ザ・ワンファイブ岡山

徒歩すぐ

SPOT1

“重箱”の名をもつ現存二重櫓

岡山城西の丸西手櫓

重箱櫓の名をもつ現存二重櫓。姫路藩主池田輝政の子、利隆が岡山に入城した1603年頃に建築され、二重二階、大棟の両端に瓦製のしゃちほこを飾っている。岡山城西の丸に立つ旧内山下小学校の敷地内にあり、月見櫓とともに重要文化財に指定されている。

DATA

【住所】岡山県岡山市北区後楽園1-5
【TEL】 086-803-1611
【営業時間】・＜3月20日～9月30日＞7:30〜18:00（入園は17:45まで）、＜10月1日～3月19日＞8:00〜17:00（入園は16:45まで）※行事開催により開・閉園時間を変更することあり
【定休日】年中無休
【料金】無料

佐藤颯竜のおすすめポイント

★ 西手櫓は「重箱櫓」ともいわれます。その由来は、おせち料理やお花見などで用いられる「重箱」に見た目が似ているから。多くの場合、櫓の平面は下階より上階が大きく造られます。しかし、下階の規模が小さかったり、上階の規模を減らすことができない場合などには、このような造りになります。量産にも適した造りの重箱櫓は、多くの城で築かれましたが、現在ではなかなかお目にかかれない稀有な櫓です

徒歩約5分

SPOT2

ミシュラン・グリーンガイド掲載の美術館

林原美術館

長屋門

展示室

坪庭

館内ロビー

「岡山城二の丸屋敷対面所」があった場所に立つ美術館。岡山の実業家だった故林原一郎氏が収集した絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家の大名調度品を中心とするコレクションによって生まれた。

DATA

【住所】岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
【TEL】 086-223-1733
【営業時間】 10:00〜17:00（入館受付は16:30まで）
【定休日】毎週月曜日（祝日など休日の場合は翌日）、展示替期間（不定期）、年末年始
【料金】一般：500円、高校生：300円、共通入場券あり、小・中学生・友の会会員・障害者手帳を提示の方・付添者・引率者は無料 ※特別展は料金が異なります

佐藤颯竜のおすすめポイント

★ ミシュラン・グリーンガイドに掲載されている美術館。館全体と能装束は一つ星、「洛中洛外図屏風」は二つ星で評価を得ています
★ 独自の企画展または特別展において、収蔵品を順次入れ替えて展示公開しているので、訪れる度に違った楽しさを味わえます
★ 収蔵品は、岡山の実業家だった故林原一郎氏が収集したもの。日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家の大名調度品が中心です。収蔵品は、刀剣・武具・甲冑・絵画・書跡・能面・能装束・彫漆・螺鈿・蒔絵・陶磁・金工など、広範にわたります
★ 常設展示はなく、企画・特別展のみになります

徒歩約10分

SPOT3

風情ある古民家カフェ

カフェモヤウ

日替りランチ

内観①

内観②

外観

旭川の川沿いにある古民家をリノベーションしたカフェ。ランチメニューは日替わりごはんをはじめ、オムライスやガパオなどもある。木造建築ならではの風情とアンティーク家具が、居心地の良い落ち着いた空間を生み出している。

DATA

【住所】岡山県岡山市北区出石町1丁目10-2
【TEL】なし
【営業時間】朝9:00〜11:00（水・土曜日のみ）、
昼11:30〜18:00（LO17:30）、日曜日 11:30〜16:00（LO15:00）
【定休日】木曜日、不定休（Instagram告知）
【料金】 1,100円〜

佐藤颯竜のおすすめポイント

★ 古民家をリノベーションした店内は、風情ある落ち着いた空間。木造建築ならではの木の温もりを感じながら、のんびりとランチタイムをお過ごしください
★ 1階には「本のお部屋」という、おしゃべり厳禁のお部屋があります。たくさんの本に囲まれた空間は、ひとりでゆったりしたいときにおすすめ
★ 事前に席の予約をされることを推奨します

徒歩約3分

SPOT4

日本三名園のひとつ

岡山後楽園

茶畑と井田（せいでん：備前藩主池田光政が中国周代の土地制度とされる井田法を現実に再現したもの）

延養亭（えんようてい）

流店からの眺め

曲水

日本三名園のひとつ、岡山後楽園。江戸時代を代表する大名庭園のひとつで、岡山藩主、池田綱政が家臣の津田永忠に命じて1687年に着工、1700年に一応の完成をみた。その後も歴代藩主の好みで手が加えられたが、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられている。

DATA

【住所】岡山県岡山市北区後楽園1-5
【TEL】 086-272-1148
【営業時間】＜3月20日～9月30日＞7:30〜18:00（入園は17:45まで）、＜10月1日～3月19日＞8:00〜17:00（入園は16:45まで）※行事開催により開・閉園時間を変更する場合あり
【定休日】年中無休
【料金】個人：410円、団体：328円、高校生以下無料、共通入場券：640円（岡山後楽園と岡山城天守）※障害者手帳を提示の方・付添者・引率者は無料 ※高校生は生徒手帳の提出が必要

佐藤颯竜のおすすめポイント

★ 岡山藩歴代藩主の安らぎの場であった岡山後楽園。日本三名園のひとつに数えられ、歴史的文化遺産として特別名勝に指定される庭園です。藩主になった気分で園内を散策してみてください
★ 戦災をまぬがれた建物のひとつ「流店（りゅうてん）」は、かつて、賓客の接待や休憩所として使われていました。中央に水路を通し、色彩に富んだ奇石を配した、全国的にも稀有な建物です。奇石は全部で6つあるので探してみてください
★ 回遊式庭園の園内は、広い芝地や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺められるよう工夫されています