Plan No.828

日帰り

大分・杵築で歴史散策旅　サンドイッチ型城下町へ

杵築（大分県）
予算：12,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2022/02/25

歴史散策が好きなご夫婦におすすめなのがこちら。大分県杵築市は、今でも多くの武家屋敷や石畳が残り、凹凸のある坂が有名な「サンドイッチ城下町」。「酢屋の坂」などの代表的な坂や武家屋敷を巡り、「杵築城」からの絶景も満喫します。江戸時代にタイムスリップした気分で日帰り旅をお楽しみください！

こんな旅気分の人におすすめ

START 魚市魚座杵築ふるさと産業館　番所の坂酢屋の坂塩屋の坂御菓子処松山堂きつき城下町資料館大原邸磯矢邸勘定場の坂杵築城創作懐石竹贅

スタートはここ！

魚市魚座

杵築ふるさと産業館　

番所の坂

酢屋の坂

塩屋の坂

御菓子処松山堂

きつき城下町資料館

大原邸

磯矢邸

勘定場の坂

杵築城

創作懐石竹贅

Spot.1魚市魚座
Spot.2杵築ふるさと産業館　
Spot.3番所の坂
Spot.4酢屋の坂
Spot.5塩屋の坂
Spot.6御菓子処松山堂
Spot.7きつき城下町資料館
Spot.8大原邸
Spot.9磯矢邸
Spot.10勘定場の坂
Spot.11杵築城
Spot.12創作懐石竹贅

中津市

車約1時間

SPOT1

海鮮で豪快ランチ

魚市魚座

外観

守江湾に沿ったロケーションの良い場所に建つ食事処。牡蠣やホタテ、サザエといった海の幸を使った海鮮丼や炭火焼、寿司、定食など豊富なメニューがそろう。隣接する土産処は、自家製豆腐や魚みそなど充実した品ぞろえも魅力。

DATA

【住所】大分県杵築市大字守江4775-9
【TEL】 0978-63-9100
【営業時間】売店・テイクアウト10:00～18:00、＜食事＞11月～3月：11:00～21:00（LO20:00）、4～10月：11:00～18:00（LO17:00）※営業時間は変更がある場合もあり
【定休日】不定休

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 魚介類を中心とした海の幸を豪快に味わえるお食事処がこちら。新鮮なお刺身、お刺身がはみ出すほど盛り付けられた海鮮丼、お寿司、炭火焼など、漁師料理を手頃な価格で堪能できると好評です
★ 一年を通して牡蠣を味わるのが、うれしいポイント。また、水を一滴も使わずに自家製豆乳で作る海鮮お好み焼きや、大分牛などもあります。二人でシェアしながら存分に味わってみて

2スポットめ駐車場まで車約10分

車を停め、徒歩すぐ

SPOT2

杵築のお土産はこちらでゲット！

杵築ふるさと産業館　

土産品

杵築の銘茶

杵築の特産品がそろう場所。名産の菓子やお茶、地酒に水産加工品と豊富な品ぞろえが魅力なので、土産品の購入に最適。レストランと喫茶コーナーが隣接しており、特産の魚介を中心とした郷土料理が味わえる。

DATA

【住所】大分県杵築市大字杵築665番地172
【TEL】 0978-62-2000
【営業時間】 9:30～17:30
【定休日】 12月31日～1月2日

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 杵築の観光拠点であり、杵築の特産品が購入できるスポット。ちりめんなどの海産物や佃煮などの加工品、椎茸などの農産物、きつき茶やきつき紅茶、地元造り酒屋の日本酒や焼酎など、数多くそろっています
★ 観光案内所も併設しているので、観光パンフレットを手に入れて、帰りがけに特産品を購入するのもよいかもしれませんね

徒歩約3分

SPOT3

坂めぐりをスタート！

番所の坂

下から見た番所の坂

江戸時代、城下町に入るために設けられていた番所6カ所のうちの一つ。生茂る竹林に続く坂で、上り詰めた所に門や番屋（番人の詰所）がある。人や物資、情報や文化までもが行き交い、治安を守った坂として知られる。

DATA

【住所】大分県杵築市杵築
【TEL】 0978-63-0100（杵築市観光協会）

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 杵築城下町は、南北の高台に武家屋敷群があり、その谷間に商人の町が作られたことで、全国的にも珍しい凹凸のある「サンドイッチ型城下町」と呼ばれています
★ 当時は坂の下に番屋があり、常に番人が見張り関所の役割を果たしていました。時間になると大戸を閉めて人や物資の出入りを厳しく取り締まり、治安を守っていたんだとか
★ 現在は坂の上に番所が復元されています。かつては坂の下に海が広がり、大阪や四国などから物や情報、文化までもが運び込まれたそうです

徒歩約3分

SPOT4

杵築の代表的な坂

酢屋の坂

坂下（酢屋があった場所）

着物をレンタルして町歩きも可

杵築を代表する坂の一つ。北台の武家屋敷と商人の町をつないでおり、上のエリアは土壁と石垣で囲まれているため格調高い雰囲気が漂う。江戸時代から現代まで変わらず、市民の主要な道路として利用されてきた、石畳の景観が美しい坂。

DATA

【住所】大分県杵築市杵築
【TEL】 0978-63-0100（杵築市観光協会）

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ こちらは、「サンドイッチ型城下町」の形がよくわかる、代表的な坂。土塀と石垣が印象的です。坂を下りたところに酢屋があったことから、「酢屋の坂」と呼ばれるようになりました
★ 坂の上が広く、下が狭くなっているのは、上からは攻めやすく下からは攻めにくくするための工夫だそう

徒歩すぐ

SPOT5

杵築で一番美しい景観が望める坂

塩屋の坂

酢屋の坂と一直線に向かい合うように結ばれた、対照的なつくりの坂。南台の武家屋敷と商人の町をつなぐ場所に位置し、坂上から酢屋の坂を眺めた時の凸凹のある形状が、「サンドイッチ型城下町」と呼ばれる所以となっている。

DATA

【住所】大分県杵築市大字杵築
【TEL】 0978-63-0100（杵築市観光協会）

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 「酢屋の坂」と同じく杵築の代表的な坂。谷町から南台へと続く坂で、谷町通りを挟み、一直線で酢屋の坂と結ばれています。二つの坂は、北台と南台をつなぐ重要な役割を果たしていて、杵築で一番美しい景観が望める人気スポットです
★ 坂の上から眺む景色は壮大。武家屋敷やその茅葺屋根、町家の家並みと白壁、石垣、竹林などの風景は、映画やドラマのロケ地にもたびたび使われています

徒歩すぐ

SPOT6

地元味噌を使った「みそまんじゅう」が人気

御菓子処松山堂

どら焼き

店舗外観

自家製餡を使ったこだわりの和菓子が自慢。地元味噌店の「綾部味噌」を使った「みそまんじゅう」をはじめ、お茶席にも使われる上生菓子や、洋菓子など、上品な甘さで体にやさしいお菓子が魅力となっている。

DATA

【住所】大分県杵築市大字杵築173-1
【TEL】 0978-62-2223
【営業時間】 9:00～18:00
【定休日】水曜日

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 創業昭和16年の老舗和菓子店。お店自慢のみそまんじゅうや、どら焼き、わらびもち、和菓子、洋菓子などが購入でき、気候の良い時期は屋外のお席でいただけます
★ すぐ近くの「きいろいビートcoffee」でも、こちらのスイーツやランチを味わえます。少しゆっくりしていきたい場合は、そちらもおすすめ

徒歩約5分

SPOT7

杵築について学んでみよう

きつき城下町資料館

御所車

城下町杵築の中核的な施設として魅力を紹介するべく、平成5年に開館した。本館では、杵築城下町の立体模型、武士や町人にまつわる資料、七島藺（しちとうい：大分県の国東半島でしか収穫できない希少な植物）や杵築歌舞伎の資料を展示。周辺には武家屋敷と展望公園も有している。

DATA

【住所】大分県杵築市南杵築193番地1
【TEL】 0978-62-5750
【営業時間】 10:00～17:00（入場は16:30まで）
【定休日】毎週水曜、12月29日～1月3日
【料金】個人：一般300円、小中学生150円

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 城下町、杵築の魅力や歴史をわかりやすく展示する資料館。杵築城下の立体模型や、先人たちの残した貴重な文化財を収集保管、調査、研究し、展示することで広く紹介しています
★ 1階には、天神祭りに使われる御所車（ごしょぐるま）や、昔の地図をもとに再現した江戸時代の城下町の立体模型が展示されています

徒歩約5分

SPOT8

上級武士の暮らしを垣間見る

大原邸

外観

庭園の様子

杵築藩の武士たちの屋敷の中でも、家老などの要職を務めていた上級武士の屋敷。杵築を代表する武家屋敷である。開放的な広さの回遊式庭園を備えているが、屋敷内の随所に質素で落ち着きのある数々の知恵が感じられる工夫が残されている。

DATA

【住所】大分県杵築市杵築207
【TEL】 0978-63-4554
【営業時間】 10:00～17:00（入場は16:30まで）
【定休日】なし
【料金】一般300円、小中学生150円

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 上級武士たちの屋敷跡が並ぶ北台（きただい）武家屋敷通りにある、上級武士の屋敷。立派な観音開きの長屋門をくぐると、堂々たる茅葺屋根をはじめ、樹齢約200年の大きな蘇鉄（そてつ：ソテツ科の常緑低木）や、広い玄関から放たれる威厳さに格式の高さが感じられます。広い庭には美しい回遊式庭園があり、散策できますよ

徒歩約3分

SPOT9

藩主の休憩所に見るもてなしの文化

磯矢邸

琴が置いてある「主人の間」

勘定場の坂を上った北台に残る、武家屋敷の一つ。江戸時代後期、藩主の休息所として設けられた御用屋敷で、のちに加藤与五右衛門の屋敷となった。屋敷のすべての部屋から見える庭の風景に、景観美を感じられる。

DATA

【住所】大分県杵築市杵築211-1
【TEL】 0978-63-1488
【営業時間】 10:00～17:00（入場は16:30まで）
【定休日】 12月29日～1月3日
【料金】一般300円、小中学生150円

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 藩主の休息所として設けられた御用屋敷の「楽寿亭（らくじゅてい）」。その一部、玄関の間、客間の座敷、茶室の三部屋が磯矢邸として現在も残っています
★ 「楽寿亭」の役割が“休息”だったので、屋敷のいたる所には癒やしを感じられる設計が。屋敷中のどの部屋からも庭の風景を眺めることができ、それぞれ違った庭の景色が見られるのが魅力です

徒歩すぐ

SPOT10

富士山の石段に注目！

勘定場の坂

石畳（富士山の姿）

坂下からの眺め

杵築城と北台の武家屋敷を結ぶ、石段53段でつくられた坂。広くゆるやかな傾斜のある石段は、家老たちを運ぶ馬や駕籠（かご）担ぎの歩幅を計算して作られたものだそう。坂の上からは杵築城が見られる。

DATA

【住所】大分県杵築市杵築
【TEL】 0978-63-0100（杵築市観光協会）

旅色コンシェルジュ・和田のおすすめポイント

★ 杵築城から北台武家屋敷を結ぶ坂。江戸時代、坂の下に収税や金銭出納の役所があったことがその名の由来です
★ 北台武家屋敷からお城に向かって下りて行く24段目の石段中央に、「富士山」の姿が描かれています。24段目にあることから「西（二四）の富士」と呼ばれ、もう一段下には湖に映る逆さ富士まで描かれるという凝りよう。江戸時代の職人の技と、しゃれた遊び心に触れてみるのも楽しそうです

徒歩約10分

SPOT11

天守からのパノラマビューを堪能！