《関東編》
秩父連山と荒川の清流に癒される別荘のような宿が、「小さなホテル セラヴィ」だ。アンティークを配した館内には、趣の異なる5つの客室があり、湯浴みが愉しめる露天風呂付きの部屋も。マイナスイオンを放出する天然鉱石「ブラックシリカ」を温泉に投入した効能豊かな湯は、貸切の大浴場と家族風呂でも満喫できる。食事は、朝・夕食で65種類以上の野菜が摂れるよう敏腕の板前が調理。地場野菜を中心としたヘルシーな会席料理が味わえると評判だ。貴重な古伊万里などを使った器にもこだわりが。
近年では、湯処にさまざまな趣向を凝らした施設も増えてきています。貸切風呂を複数備え、檜の風呂や壺風呂、岩風呂などと、それぞれ趣の異なる湯船を取り揃えている湯宿もあるので、宿の中で湯めぐりするのもまた楽しそうですね。また、サウナやジャグジー、岩盤浴といったスパ施設や、専用の湯上がりラウンジを設けている施設もあります。興味のある湯宿を探して、“命の洗濯”をする湯浴み三昧の旅に出かけましょう。