《東海編》
静岡の奥地・梅ヶ島温泉で、自然に抱かれて佇む「湯の島館」。自慢は、武田信玄に愛された名湯・梅ヶ島温泉をたたえる4つの無料貸切風呂で、五右衛門風呂、檜風呂、囲炉裏のある風呂、洞窟風呂と、それぞれ違った表情を持つ。夕食は、地場食材にこだわった創作料理で、駿河軍鶏や安倍山葵など、山の宿ならではの美味を堪能できる。2023年にリニューアルした客室は、和モダンなテイストで統一され、自然を望む寛ぎの空間。心地良い静寂と澄んだ空気のなか、極上の休日を愉しみたい。
近年では、湯処にさまざまな趣向を凝らした施設も増えてきています。貸切風呂を複数備え、檜の風呂や壺風呂、岩風呂などと、それぞれ趣の異なる湯船を取り揃えている湯宿もあるので、宿の中で湯めぐりするのもまた楽しそうですね。また、サウナやジャグジー、岩盤浴といったスパ施設や、専用の湯上がりラウンジを設けている施設もあります。興味のある湯宿を探して、“命の洗濯”をする湯浴み三昧の旅に出かけましょう。